日本で手に入る「最も深いグラス」で勤務中にビールを回し飲みしたら、社員一同、至福の深みを感じた。

日本で手に入る「最も深いグラス」で勤務中にビールを回し飲みしたら、社員一同、至福の深みを感じた。

紳さん

紳さん

こんにちは! 元LIG社員、現在はフリーライターの紳さんです。

みなさん、10月2日より全国のファミリーマートで、「至福の深み」という新作のビールが発売されることをご存知でしょうか?

「至福の深み」は「至福の苦味」と「至福のコク」を表現した、とても深みがある味わいのビールです。「黒ラベル」などで有名なサッポロビールが開発しました。サッポロ好きも、そうでない方も、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

ところで皆さん、お酒といえば盃事(さかずきこと)という風習についてご存知ですか?

 

盃事とは?
古来より日本では酒はハレの飲み物として認知されてきました。もともと酒は「神様の食事」として捧げられるもので、神様に供えた酒をお下がりとしていただくことで、我々人間は神様との結びつきを強めてきたという歴史があります。それにちなんでか、新たな人間関係を結ぶ際や、人間同士が絆を強める際にも酒は重宝されてきました。約束事を固める儀式として、1つの盃を大勢で飲みまわすという風習があります。

例えば、婚礼の際には「夫婦盃」といって、夫婦が取り交わす盃があります。これは室町時代の武家の間で流行った儀式で、現代でも神前式では三々九度という固めの儀式として残っています。他にも、正月の際には家族の皆で、「お屠蘇(とそ)」を1つの盃で飲んだりしますよね。元々は平安時代の宮中儀式として行われていたものですが、江戸時代になると庶民の間にも広がった風習なのだそうです。

こういった、酒を1つの盃(器)に入れて取り交わす風習のことを盃事と呼ぶのです。

 

そこで今回はPRがてら、日本の古き良き伝統に習い、LIGの社員達に新作ビール「至福の深み」で盃事を行ってもらいます!

今回の盃事のルール
・ビールを飲む人は次に飲む人を指名し、その方への感謝のメッセージと共に至福の深みを届ける。
・お酒が飲めない人、苦手な人には無理に飲ませたりしない。
・衛生面を考慮し。グラスに口をつけた部分はアルコール消毒を行う。

早い話が、感謝のメッセージとビールをバトンにして、人から人へとつなげていく飲酒リレーです。なんてハートフルな企画なんでしょう! これぞ幸せの連鎖ですね

勤務中に堂々と酒を飲める、それもまた至福なり。

 

え、でも、待って!?

そんな大量のビールを注げる盃なんてあるの!?

 

 

 

あるんだな〜 これが。

このやたらと長いグラスは「ヤードグラス」というシロモノで、その名の通り深さが1ヤード(0.9144m)あります。

 

17世紀頃にイングランドで発明された「ビールを飲むためのグラス」なのですが、このヤードグラス一杯に注がれたビールをどれだけ早く一気飲みできるかという、イかれたデスゲームが、酒場で伝統的に行われていたそうです。

つまり、本来は一気飲み専用グラスということ!

 

もちろん、我々は海賊ではないので、こんなバケモノで酒を一気飲みしません。

なぜ、このヤードグラスを用意したのか、もうお分かりですね?

今回ご紹介するビールの商品名「至福の深み」にちなんで、日本で手に入る最も深いグラスでビールを飲んでみようと思ったからですよ。

さらに、LIGの社員達が飲むであろう大量のビールを余裕で注ぐことができる、盃事にうってつけのグラスでもありますからね!

 

余談ですが、このヤードグラス、日本中を探したけれどなかなか見つかりませんでした。日本ではほとんど売っているところが見つからず、売っていたとしても「ハーフヤード」という半分のサイズのものがほとんどで、今回はたまたま鹿児島に本物のヤードグラスをお持ちの方がいたのでお借りすることができました。

 

空輸が禁止されているため、スタッフが陸路(新幹線)で鹿児島から東京まで運びました。もちろん、この企画が終わったら、同じルートを辿って返しに行きます。東京〜鹿児島は往復2600kmなので、ものすごい距離を移動しますね。グラスが。

我々が「この企画に懸けている」ということがお分かりいただければ幸いです。

 

感謝を伝える盃事(飲酒リレー)、スタート!

第一走者 べべ(旅人)

まずはべべこと、旅人の野田クラクションべべーからスタートです。

企画の趣旨は伝えましたが、それよりもグラスに興味津々。

 

「これ、どうやって飲んだらいいんですかね?」

と、ヤードグラスに注がれたビールの飲み方については疑問を抱いたものの、勤務中に酒を飲むということに関してはまったく気にしていなかったところがすごいなって思いました。

 

ングッ!! ングッ!!

 

プッハーーーーー!!!!

べべの最高の顔を見て、思わず僕も笑っちゃいました。いいなぁ、仕事中にビールが飲めて。


どう? 飲んでみた感想は。

グラスがでかくて飲みづらいですけど、ビールはまろやかな味わいで最高でした!! 麦芽本来の深みを感じるって言うのかな。この秋にふさわしいマストアイテムかなって思いましたね。

良かった。じゃあ、このビールを感謝の気持ちと共に、次の仲間の元へ届けよう! 普段、なかなか口に出して言えない感謝の言葉も。

これ、冷静に考えるとめちゃくちゃ良い企画じゃないですか?

そうなんだよ。勤務中に酒を飲むっていう、コンプライアンスのことだけが気がかりだけどね。

あ、盲点でしたね。コンプライアンスについては。

 

べべ → 花ちゃん(デザイナー)


花ちゃん、僕が始める新事業の公式Webサイトのデザイン、頑張って考えてくれてありがとう。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

花ちゃん → バンビ(アシスタントメディアディレクター)


バンビさん、いつも廊下ですれ違う時にどいてくれてありがとう。

 

「どういたしまして。」

 

バンビ → バズー(エディター)


バズーさん。僕が疲れているとき、いつもお菓子を差し入れてくれてありがとう。

 

ンゴフッ!! ンゴフッ!!

 

「お返し、期待しとるで!」

 

バズー → ガン(メディアディレクター)


ガンさん。私が大変なとき、フォローしてくれてありがとう!! これからもお互いに助け合おうね。

 

「とはいえ大変にならないように、あらかじめ調整することが大事なんだけどね。」

 

 

 


※衛生面に考慮し、口をつけたところは都度、アルコール消毒をしています。

 

 

 

ガン → いなみ(経理)


いなみさん。いつも経費申請の提出とか、早めにアラート出してくれてありがとうございます。これ、感謝のビールです。

なんなの、そのバカでかいグラスは!?

気になりますか?

気になるところしかないよ! だいたい、仕事中にビールなんて飲…

 

ングッ!! ングッ!!

 


いつも飲んでいるビールと違うね。このグラス、女子会にいいなぁ… めちゃくちゃ飲みづらかったけど。

普段、どんな女子会やってるんだ。

 

いなみ → 織田丸(管理室)


いつも、仕事が早くてすごく助かってる。さっきも請求書の対応をすぐしてくれてありがとう。

 

コクン… コクン…

 

「いなみさんに褒められて嬉しい。」

 

 

 

順調に飲酒リレーは続いていますが、この会社、ちょっとおかしいですね。

社員たちが色々なことに無関心すぎる。

普通は

「え〜!? なんですか、そのグラス〜!?」 とか、

「あ〜! 仕事中にお酒飲んでる〜?」 とか、リアクションしません?

なぜ、淡々と仕事を続けられる?

 

 

 

織田丸 → あきと(人事)


あきとさん、お疲れ様です! 一杯、いかがですか?

 


こういうのは、俺じゃなくないですか?

社員同士で感謝の気持ちを伝える企画なんですって。ハートフルですよね♪

どうみてもビールの宣伝ですよね(笑)。

人事の仕事は大変だけど、いつも採用とか頑張ってくれてサンキュです。

肝心の「感謝のメッセージ」が薄い気がするんですよね……。

 

ゴクッ!! ゴクッ!!

 

「良質の麦芽を丁寧にさばき、麦芽本来の旨味を上手に引き出した至高のビールですね。深いコクと味わいを感じます。このドッシリとした飲みごたえは、肉料理との相性が非常に良さそうです。早く買って、家で試してみたいですね!」

 

 

 


……紳さ〜ん、マズいですよ、この企画は。人事担当者が仕事中にビールを飲み、その様子をWebで公開する会社がありますか? この後も面接とかあるのに。

この会社のコンプライアンスは、どうなってやがる?

こっちのセリフですよ〜!(笑)

僕がこの会社にいた時には確か、「勤務中の飲酒は失恋期間中を除き、原則的に禁ずるが、飲酒する場合は、テキーラ7杯までOK」っていうルールがあったはずですが。

ウソですよ、それ。かつて、「ランチビールなど仕事に支障をきたさない範囲で少量の酒を飲むことはOK」という暗黙のルールがあっただけです。

それなら今回の企画は仕事に支障をきたさない程度なので、良いんじゃないですか?

う~ん……。では今回だけ!

賢明な判断です。これでしばらく、この会社も安泰ですね。

 

あきと → ちゃんれみ(Webディレクター)


ちゃんれみ。イベント登壇とか、いつもLIGの顔役として頑張ってくれてありがとう。社員の皆が頑張ってくれるおかげで、採用もしやすいよ。

え?

 


ヤダァ! なんですか、そのグラス!?

すっごく、大きいよぉ……

※LIGで長く働き、ブログなどにも頻繁に登場するようになったベテランは、カメラを向けるとこのように「ワザとらしい演技」をするようになります。本人に悪気はなく、撮影に協力的なのは良いことですが、この状態になってしまうと今後は演者として使うことはできません。事実上の引退となります。

 

ゴクッ!! ゴクッ!!

 


勤務中なのに、たくさんビール飲んじゃった〜!! こんな会社で良いの〜? アハハハ!!

それにしてもこのビール、美味しいですね〜! 喉ごしも良くて、とにかく何杯も飲みたくなる旨さ。いつ発売なんですか? 私、絶対に買っちゃうな〜!!

(今までありがとう、ちゃんれみ。 さようなら。)

 

盃事、終了。

ということで、無事にLIG社内で盃事をすることができました。

ヤードグラスに注いだ大量のビールもほぼ完飲。照れ臭いながら、感謝の気持ちをしっかり伝えることができたのではないでしょうか?

社員たちの絆も深まったようで、なによりでしたね!

 

さて、ヤードグラスの底に少しだけビールが残っているので、それは僕が美味しくいただくことにしましょう。

LIGにはお世話になっているので、僕にも絆を分けて欲しい!

 

 


ンゴフッ!! ンゴフッ!!(・・・あれ!? なんだか、体がおかしいぞ・・・!?)

 

 

(・・・これは、まさか!? LIG社員達の絆が、僕の体に集まってきているのか!?)

 

 

(・・・僕の体が何かに生まれ変わろうとしている!? 一体、どうなるんだ!?)

 

 

やったー!! 至福の深みだー!!

 

今秋、サッポロビールより新しく発売される「至福の深み」は、10月2日より全国のファミリーマートで販売されます!

実際にこのビールを飲んでいただいたLIG社員の方々からは

  • 飲みやすいのに、しっかりとしたコクがある
  • 奥深い味わいで、何度も飲みたくなる
  • ビール独特の味わいがありながらも、華やかな香りがいい
  • ドイツっぽい感じのビール
  • 他のビールに比べて、香りとコクに深みがある
  • 普段あまりビールは飲まないけど、これなら飲むかも!

という感想が寄せられています。

僕も少しいただきましたが、舌に残る独特の苦味と、鼻をスッと抜けるフルーティーな香りが特徴のビールだと思いました。ゆっくりと長く味わいを楽しめる、秋の雰囲気にピッタリの一品ですね!

 

今回の発売を記念し、サッポロビールより「至福の深み」1ケース(350ml缶×24本)がもらえるキャンペーンが実施されています!

応募方法など、詳しい情報はこちらの公式ホームページをご覧くださいね!

以上、紳さん(至福の深み)からのお知らせでした。 それでは、また。

この記事のシェア数

メディアクリエイターの紳さんです。 商品やサービスの宣伝、PRの為の効果的な企画、マーケティング手法を0ベースから考え、最良な予算の使い方をご提案するような人物に憧れています。 最近、Twitterを始めました。 クライアントに寄り添い、抱える悩みを自分ごとのように消化できるような、そんなクリエイターを目指しなさい、と母に言われて育ちました。

このメンバーの記事をもっと読む