こんにちは。カメラマンのたわ吉です!
突然ですが僕はNikonが大好きです。仕事で使っている一眼レフも趣味で使っているフィルムカメラもNikonを愛用しています。
近年の一眼レフ(フルサイズ)は高解像度で機能性も高い。ですが一番のデメリットとして挙げられる問題、それは……。
本体が重い!!! 長時間撮影していると腕がちぎれそうになるぅぅぅう!!!
ですが、その問題をいち早く解決したのがSONYのフルサイズミラーレスカメラ……!
カメラ界に衝撃を与え、たくさんのユーザーがSONYに乗り換えました。
確かにフルサイズの高解像度と機能性を兼ね備えておきながら軽いとは、とても魅力的すぎる。
でも僕はNikonを裏切れなかった……。
なぜならNikonを愛していたから!!!
それにせっかく買い集めたNikon用のレンズを無駄にして、新たにSONY用のレンズを買い直す費用と余裕もありません。
カメラ仲間たちが次々と軽量化したミラーレスカメラで撮影していくなかで、僕は重たい一眼レフで撮影をしながら腕を痛める日々でした。
2018年8月23日。Nikon初、フルサイズミラーレスカメラZ7/Z6が公式発表
なんと、そこに舞い降りた一筋の希望。
ついにNikonにもフルサイズミラーレスが来たぁぁぁあ!!!
Nikonを信じていてよかった……! 僕は興奮を押さえながらNikonの公式発表のライブ映像を見ましたね。
Nikonは同時にZ7とZ6の2機種を発表。それではスペックを紹介しましょう。
Z7 | Z6 | |
---|---|---|
発売日/価格 | 9月下旬/約44万円 | 11月下旬/約27万円 |
レンズマウント | Zマウント | Zマウント |
有効画素数 | 4,575万画素 | 2,450万画素 |
AF測距点 | 493点 | 273点 |
ISO感度 | 64-25600 | 100-51200 |
ボディ手ブレ補正 | 有 | 有 |
連写速度 | 9コマ/秒 | 12コマ/秒 |
画像処理エンジン | EXPEED6 | EXPEED6 |
EVF | 約369万ドット0.5型OLED | 約369万ドット0.5型OLED |
背面モニター | チルト式3.2型約210万ドット | チルト式3.2型約210万ドット |
タッチパネル | 有 | 有 |
バッテリー | EN-EL15b | EN-EL15b |
外形寸法 | 約134×100.5×67.5mm | 約134×100.5×67.5mm |
質量(本体のみ) | 約585g | 約585g |
Wi-Fi、Bluetooth | 有 | 有 |
動画機能 | 4K撮影、タイムラプス、動画Log出力 | 4K撮影、タイムラプス、動画Log出力 |
記録媒体 | XQDカード1スロットのみ | XQDカード1スロットのみ |
スペックから考察
機能性や軽量化は素晴らしい。グリップもフルサイズ一眼レフのような太さで握りやすい。
チルト式のタッチパネル、Wi-Fi、Bluetoothも付いている。動画も4K対応。
新マウントであるZマウント。旧マウントより大口径な内径55mmで明るいレンズが楽しめ、画面の中心から周辺までシャープで均質な描写力。
動画撮影にも適していて繊細な映像表現ができる。
ん……? マウント変わるの!?
Nikonの大きなメリットである、どのカメラにも同じレンズが装着できることでお財布的にも優しくて便利だったのに……!
今まで使っていたレンズ達はもう使えないのかい? そうなのかい?
そう思っていましたが、9月下旬に発売されるZ7と同時期にマウントアダプターも発売されるみたい。
アダプターを挟むことによってAF・AE性能、画質には影響されないそうです。
良かった……。今までのレンズも使えるようなので安心です。
Zレンズの今後のロードマップ
仕事で使えそうなレンズは2019~2020年頃に発売予定。
それまではマウントアダプターを挟んで今あるFレンズを使わなけらばならない。
58mm/F0.95のレンズはすごく気になりますね。
そして見逃してはならない、まさかのXQDカード1スロットのみ。仕事で使うのでダブルスロットではないことが痛いですね。
そして僕は気づいてしまった
あれ、今買うならフルサイズ一眼レフのD850で良くない?
重さを我慢すれば、ほぼ同じスペックでZ7よりちょっとだけ安い。しかもダブルスロット。
Z7 | D850 | |
---|---|---|
価格 | 約44万円 | 約32万円 |
レンズマウント | Zマウント | Fマウント |
有効画素数 | 4,575万画素 | 4,575万画素 |
AF測距点 | 493点 | 153点 |
ISO感度 | 64-25600 | 64-25600 |
ボディ手ブレ補正 | 有 | 無 |
連写速度 | 9コマ/秒 | 9コマ/秒 |
画像処理エンジン | EXPEED6 | EXPEED5 |
EVF | 約369万ドット0.5型OLED | 無 |
背面モニター | チルト式3.2型約210万ドット | チルト式3.2型約236万ドット |
タッチパネル | 有 | 有 |
バッテリー | EN-EL15b | EN-EL18b、EN-EL15b |
外形寸法 | 約134×100.5×67.5mm | 約146×124×78.5mm |
質量(本体のみ) | 約585g | 約915g |
Wi-Fi、Bluetooth | 有 | 有 |
動画機能 | 4K撮影、タイムラプス、動画Log出力 | 4K撮影、タイムラプス |
記録媒体 | XQDカード1スロットのみ | XQD、SDカードなどダブルスロット |
まとめ
Nikonからフルサイズミラーレスが発表されたことは、めちゃくちゃ嬉しかったのですが、今はまだ買うべきではないと判断しました。
今まで使用していたD800の寿命もそろそろ来そうだったので、今回はD850を購入。
今後、Nikonは絶対に良いミラーレスフルサイズ機を出してくれると信じています!
僕の予想では2020年頃に発売される即戦力Zレンズと共に実戦用フルサイズミラーレスが発売されるんじゃないかと!
お金に余裕があれば11月下旬に発売されるZ6をサブ機にして試してみるのもアリですね!
これからもずっとNikonを愛用していくのでNikonの進化が楽しみです!
それでは、また。たわ吉でした!