カメラや携帯充電器、駐車場までシェアできる!? ちょっと意外な「シェアリングエコノミー」をまとめました

カメラや携帯充電器、駐車場までシェアできる!? ちょっと意外な「シェアリングエコノミー」をまとめました

ライダー

ライダー

こんにちは、フロントエンドエンジニアのライダーです。

みなさん、「シェアリングエコノミー」ってご存知ですか? 代表的によく語られるものとして、車の「Uber」、家の「Airbnb」などが有名です。要するに、使ってないものを人に貸したり、使いたいときにだけ借りたりすることができる経済圏やそのサービスなどを「シェアリングエコノミー」と呼ぶようです。

今回は、「こんなサービスもあるんだ!」というちょっと意外性のある(主観)ものをいくつか見つけたので、C to C に限らずいくつかご紹介したいと思います。

「へ〜」って思ったサービス

A4サイズのスペースの「エーヨ!」


https://a-yo.jp/

A4サイズのスペースをシェアするサービスです。

学生時代、主催していた展示会の広報のために、フライヤーやポスターを置かせてくださいとみんなで電話してまわったことがありました。そのときにこのサービスを知っていればもっと効果的に、広く広報ができたかもしれません。

ホスト(場所提供者)は、置くものが場所の雰囲気を損なわないかチェックしてから設置許可を出すことができ、ゲスト(フライヤー提供者)はサービス運営側での審査が通った会場から探すことができます。

直接電話がかかってきても、「クオリティを見てから判断させてください」なんて言いにくいですよね。資産となる場所をもっていないのでそういう電話を受けたことはないですが、そんな気がしました。このサービスを使えば、そうしたストレスもなくスムーズにやりとりできますね。

モバイルバッテリーの「ChargeSPOT」


https://chargespot.jp/

こちらはモバイルバッテリー(=携帯電話の充電器)をシェアできるサービスです。当然ですが、充電スポットではなく、モバイルバッテリーであればどこでも持ち歩けるのでより便利ですよね。

また、

  • 1時間以内100円
  • 48時間以内 +100円
  • 以降返却ない場合デポジット1500円徴収により購入扱い

という料金体系もユニークで面白いです。

たとえばレストランに設置されていれば、「食事中の1時間、100円で充電し、帰る際に返却」とか。「移動中にレンタルし、移動先で返却」とか、いろんな使い方が考えられそうです。

僕は充電されていない空のモバイルバッテリーを持ち歩いていることが多いので、こういうサービスに頼ってしまおうかなと思いました。

カメラの「Rentio[レンティオ]」

https://www.rentio.jp/

カメラをはじめとした家電・ガジェットなどのレンタルサービスです。

カメラって、本体はもちろん、レンズもいろんな種類があるし、欲を出せばキリがなくて大変な趣味ですよね。

そんな僕は半分壊れた一眼レフカメラを持っているだけで、写真を撮りに出かけることはほとんどなくなってしまいました。それでもやっぱり、旅行のときやイベントなど、ちょっと特別なタイミングではしっかりしたカメラで写真を撮りたくなったりします。

そのときに便利なのがこの「Rentio」です。何が便利かって、レンタルした機材を宿泊先に届けてくれるんですよね。移動中の荷物が圧倒的に軽くなるし、少なくなります。カメラでかいですもんね。

旅先でまずチェックインして、いらない荷物を置いて、カウンターでカメラを受け取り、観光へ出かける……。素晴らしいですね。

借り物なぶんカメラ個体への愛着を持つことはできませんが、僕みたいなライトユーザーにはもってこいです。

ちなみにサイトを見ていただければわかりますが、カメラだけではなくめちゃくちゃたくさんの種類が準備されていますよ。

駐車場の「トメレタ(tomereta)」


https://tomereta.jp/

空いているスペースを駐車場として他の人に使ってもらうことで、場所を有効活用することができるサービスです。

僕は大学時代、ナゴヤドーム近辺が生活圏だったのですが、コンサートやイベント、野球がある日はその周辺の住民が 「1000」と書いてあるプラカードを振り回してるんです。初めは「なんだなんだ!?」ってびっくりした覚えがあります。

誰かに聞いたわけでもなくいつのまにか理解していたのですが、それは「駐車場、1000 円で貸すよ」ってことでした。野球の日だとちょっと安くて、アイドルのコンサートだと2000円を超えたりしているのを見かけました。

でもこれ、来る日も来る日も、雨にも負けず風にも負けず炎天下にも負けず必死でやってるんですよね……、辛くない?

そんなときにこのサービスですよ。

貸す方はスマホで予約を受け取るだけで済むので、雨にも風にも炎天下にも負けてしまって大丈夫です。借りる方も、うまくいけばイベント当日の値段が爆上がりしたコインパーキングを使う必要はなくなります。

まあ、僕は「ライダー」なのに今は車もバイクも持ってないので利用する機会はありませんが、ぜひ使って欲しいなと思います。

おわりに

こうやってみると、「使いたい時にちゃんと使って、使わないときは所持していない」という状態、すごくいいなと思いませんか?

僕の行ったことのある国(フィリピンセブ・シンガポール都市部)では、交通系の自転車や配車のサービスを中心にシェア系サービスが盛んだった印象でしたが、日本ではあまり普及していないようにみえます。「使いたいけど渋谷回りにしかない……」「サービス自体の信用度もわからないし、ちょっと抵抗ある……」 とか。

もったいない」の文化がある日本では、ある意味とても「シェアリングエコノミー」の考え方はマッチしそうなものですが……。裏返せば、これからどんどんこの考え方が浸透していくポテンシャルがあるということかもしれません。今後、後発ならでは、日本発ならではのサービスが生まれるかもしれませんね。

それは良きシェアライフを 👋

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

Webサイト制作の実績・料金を見る

この記事のシェア数

ライダー
ライダー フロントエンドエンジニア / 松本 和馬

初めまして、ライダーです。フロントエンドエンジニアです。じっくりひとつの技術極めることが得意ではない一方、サービスの案を考えたり作ったりすることが好きで得意です。

このメンバーの記事をもっと読む
デザイン力×グローバルな開発体制でDXをトータル支援
お問い合わせ 会社概要DL