撮影スタジオの手配ってどうやるの?手配の仕方と選ぶポイントを教えます!

撮影スタジオの手配ってどうやるの?手配の仕方と選ぶポイントを教えます!

やぎ

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みなさんこんにちは。外部メディアコンテンツ制作チームで編集者をしているやぎです。

編集者にとって、撮影スタジオの手配は仕事の一部。とはいえ、はじめはどうしたらいいかわからないですよね。そこで今回は、駆け出しの編集者など制作物のディレクションをしている方に向けて、撮影スタジオを選ぶポイントと手配の仕方をお教えします。

スタジオでの撮影というと、スチールの場合、大きく分けて商品などのモノをカメラに収める「ブツ撮り」と、モデルや著名人などを撮る「人物撮影」があります。

ここでは主に、人物撮影の場合を想定してお話しします。

そもそも撮影スタジオにはどんな種類があるの?

撮影スタジオには、主に「白ホリゾントスタジオ」と「ハウススタジオ」があります。

白ホリゾントスタジオ、通称「白ホリ」は一般に壁と床が白く塗られていて遮光された、家具などもない極めてシンプルな空間のスタジオです。そのため基本的にどんな撮影にも適していて、人物撮影においてはその人が持つ本来の魅力を引き出すような撮影が可能です。いろいろな色のペーパーバックを使えば、写真の印象を大きく変えることもできます。

一方でハウススタジオは、何らかのテーマをもとに内装やインテリアが考えられていて、住居のような雰囲気を持っています。そのため写真の印象に、スタジオの持つ雰囲気が大きく影響します。ハウススタジオは、同じ部屋の中でも場所によって家具の種類や配置、壁紙のデザインを変えてあるところも多いので、さまざまなシチュエーションで撮ることができるのが利点です。

どんな手順で手配をするの?

1. 撮影日時とエリアを決める

まずは撮影対象者と日時を決めます。先方が前後に別の仕事の予定を入れている可能性もあるので、移動がしやすいよう、希望のエリアを聞いておくと親切です。

2. スタジオの候補をピックアップする

撮影対象者が希望するエリア付近で、企画のテーマや人物に合っていて、かつコストなどのさまざまな条件にも合致するスタジオをピックアップします。選ぶ際のポイントについては、このあとで説明します。

よほど条件にぴったりな所がある場合は1ヶ所でも問題ありませんが、大部分が条件に合っているけれど、希望地から少し離れた場所にあるなど懸念点もあるような場合は、2、3ヶ所を候補として探しましょう。

3. スタジオをキープする

スタジオの候補が見つかったら、先方に提案するより先にスタジオに仮予約、キープの連絡をします。その際、自分が「第1キープ」かどうかを必ず確認しましょう。

第1キープとは1番目にキープしている状態なので、確実に予約できるものと考えてください。第2キープや第3キープはキャンセル待ちの状態と同じなので、必ずしも確定の予約が入れられるとは限りません。キープできる期間はスタジオによって異なり、期日を過ぎるとキープを外されてしまうので、期間内に撮影対象者に候補の中からスタジオを選んでもらうようにしましょう。

4. スタジオに確定連絡をする

使用するスタジオが決まったら、本命のスタジオには確定連絡を入れます。その際、改めて日時や条件などの確認をしておくと安心です。その他のスタジオには、キープのキャンセル連絡をします。

5. 撮影申請書を提出する

スタジオによっては、撮影内容などの詳細を記入する必要があるので、書いて提出します。その際、撮影時の注意事項にも目を通しておきましょう。

撮影スタジオを選ぶときのポイント

スタジオを選ぶときは、主に下記の項目を考慮しておくといいと思います。

撮影テーマと内装の雰囲気が合っているか

あらかじめ媒体や企画のテーマを捉え、撮影対象者をどんな雰囲気で撮ってどんな顔を引き出したいのかイメージを固めておきます。そのうえでスタジオHPのフォトギャラリーを見て、企画内容にマッチする絵が撮れそうか想像しましょう。

使用するスタジオが確定したら、そのイメージはスタイリストさんやヘアメイクさんにも共有します。

使用料

スタジオは予算に合わせて選んでください。私の感覚だと、だいたい1時間20,000円前後のスタジオが多い気がします。最低でも3時間、あるいは4時間からしか借りられないところも多いので、その点は注意が必要です。

白ホリの場合は、1時間10,000円以内で借りられる所も多々あります。費用をもっと抑えたい場合は、カフェやシェアオフィス、店舗などでスペースを貸し出しているところを探しても良いと思います。また、早朝・夜間の料金や延長料金、キャンセル料金、機材のレンタル・持ち込み料金なども確認しておきましょう。

メイク・フィッティングルームの有無

撮影現場でヘアメイクをする場合、メイクルームは必須です。また撮影対象者に現場で着替えをしてもらう場合、メイクルームが個室かどうかも確認しておく必要があります。

まれに仕切りがないタイプのメイクルームもあるので、写真や図面を見てもわからない場合は電話で確認を取ると良いと思います。撮影対象が女性の場合、この点にはとくに気を遣いましょう。

取材スペースの有無

撮影だけでなく取材もする場合は、スタジオ内にテーブルとイスがあるかどうかも確認しておきましょう。白ホリにはたいていありますが、ハウスにはない場合もあります。

駐車場の有無

撮影対象者が車でスタジオまで来る場合は、スタジオに駐車場があるかどうかも確認しておきます。車種や車の高さなども伝えておくと安心です。

もし駐車場がない場合は、周辺のコインパーキングを探して撮影対象者に案内しましょう。

まとめ

場合にもよりますが、ここに挙げた手順とポイントをおさえれば、はじめての方もおおよそ問題なくスタジオを手配することができると思います。撮影用スタジオのHPには通常、内装写真がたくさん掲載されているので様子はわかるはずですが、不安な方は事前に下見に行くのもいいと思います。

また、撮影が長時間になる場合は、撮影対象者や撮影関係者のために飲みものや食べものを買って用意しておくと親切です。

さいごに、実はLIGが運営するコワーキングスペース・シェアオフィスの「いいオフィス上野」でも、スチールと動画の撮影が可能です。カフェのような雰囲気で広くて使い勝手も良いので、ぜひ検討してみてくださいね!

いいオフィス上野の雰囲気と条件を見てみる

また前回、オススメのハウススタジオを紹介する記事も書いたので、よかったらこちらも参考にどうぞ!

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以前は、〆切前で切羽詰まって原稿を書いてるのに、 目の前でギターを掻き鳴らしながらオリジナルソングを聞かせてくる、 社員思いの社長のもとでライターをしていました。 その後は経営者向けのWebマガジンで編集者をして、 2018年にLIGにジョイン。 (ジョインって言ってみたかっただけです)。 金曜の夜にドラマや映画を見まくったり、 本や雑誌を読みまくったりして夜ふかししまくることが得意です。 私はこれを堕落の時間、もとい“インプットの時間”と呼んでいます。 翌日はもちろん、時間を忘れて寝まくっています。 朝活に憧れた時期もありましたが、私には無理だったので諦めます。 ちなみに今これも、真夜中のテンションで書いてます。 夜ふかしストです。夜ふかし最高。

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