こんにちは、バックエンドエンジニアのTKです。
突然ですが、今回は僕の武器庫(つまりロッカー)に潜ませてある武器(キーボードともいう)を紹介(自慢)しようと思います。
一部のエンジニアなら、思わずニヤリとしてしまうネタですよね。少なくとも僕は人の開発環境(ハード・ソフト問わず)を見てはニヤニヤするタイプのエンジニアです。
目次
武器庫を覗く
ふふふ、今日はよくきてくれましたね。
これが僕の武器庫です……かっこういいでしょう?
戦場におもむく戦士のような武器庫ではないでしょうか。
まだ自宅にもいくつかあるのですが、今回は会社に置いている6台(プラス番外編1台)のキーボードを紹介します。
武器(キーボード)紹介
各製品の詳しい情報については画像下のリンクにてご確認ください。
TKKB-001 : HappyHackingKeyboard Professional2
https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/20th/index.html
まずはこちら。弊社エンジニアも複数使っている不動の人気キーボードです。
その至高の打鍵感はまさに高級機。ピアノの鍵盤を叩くかのようなリズミカルなタイピングができます。
個人的にはじめて購入した外付けキーボードでもあり、思い入れの強い相棒です。
僕は、一部のキーキャップを交換し吸振マットを装着しています。吸振マットを装着することでデスクへの共振がおさえられ、打鍵感にマイルドさがプラスされました。
TKKB-002 : Majestech MiniraAir
https://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=1467
HHKB(=HappyHackingKeyboard)を購入したものの、「メカニカルスイッチも使ってみたい」と思う気持ちをおさえきれずに購入したキーボードです。HHKBとの用途をわけるため、Bluetoothモデルであるこのキーボードをチョイスしました。
メカニカルスイッチの中でも信頼性が高く、多くのキーボードで採用されている「CHERRY MX」スイッチが使用されています。「CHERRY MX」スイッチにはいくつかのタイプが存在しており、僕は赤軸をチョイスしました。赤軸の特徴は、軽すぎず重すぎず適度な打鍵感と静音性に優れているところです。このキーボードの特徴である「コンパクトなサイズ」と「Bluetooth対応」を活かしていろいろな場所で使うことを想定した場合、静音性の高さに優れた赤軸は非情に相性がいいといえるでしょう。
TKKB-003 : ErgoDoxEZ
人間工学に基づきデザインされたこのキーボードは、左手用と右手用に分割されています。この分割機構によって、肩や手首への負担を軽減してくれるんですね。
このキーボードにもメカニカルスイッチが採用されており、こちらは「CHERRY MX」互換の青軸をチョイスしています。青軸の特徴は、軽い打鍵感と「カチッ」というスイッチらしい打鍵音でしょうか。
このキーボードの特性である「人体への疲労軽減」に合わせ、軽い打鍵感の青軸スイッチによってさらに快適なタイピングを目指しました……しかし、残念ながら自分のタイピングのクセに合わず、出番が少ないキーボードとなってしまいました。
TKKB-004 : Typematrix
ネットサーフィンしていたときにたまたま見かけて、その風貌に一目惚れして購入したキーボードです。美しく格子状に配列された真っ白なキーが、現代アートのオブジェクトのような魅力を感じさせてくれます。
打鍵感に特徴はほとんどありません。格子状の配列に慣れることができず、メインで使用する機会はありませんでした。その美しさを活かして、デジタルアート作品やサイネージと組み合わせて使用したいなと妄想を膨らませています。
ちなみに、理論上では格子状の配列の方が人間工学的には向いているので、慣れることができれば快適なタイピングができるのかもしれません。
TKKB-005 : Thinkpad Trackpoint keyboard BT
プライベートでThinkpad X60にLinuxを載せて使っているのですが、はじめは嫌いだったTrackpoint(Thinkpadの特徴の一つである赤いポッチ)の魅力にハマってしまい、こちらの外付けキーボードを購入しました。
Bluetoothに対応しているので、主にWindowsタブレットやスティックPCなどと組み合わせて使用することが多いです。本体が薄くて軽く、また別途マウスなどのポインティングデバイスを準備する必要がないので、持ち歩き用にとても重宝しています。
TKKB-006 : TexYoda2
Trackpoint付きのメカニカルキーボードがあったら最強じゃないだろうか……と考え調べていたとき、このTexYodaというキーボードに出会いました。最初に僕が存在を知ったときは販売が終了してしまっており購入できなかったのですが、後継機が発表され、無事に発売決定したときは狂喜しました。
TexYodaはキット販売されており、自分でハンダ付けをして組み立てる必要があります(お金を積めば完成品を送ってくれる)。
もちろんスイッチを選択する事ができるので、まだ所有していなかった「CHERRY MX」の茶軸をチョイスしました。あまり特徴らしい特徴は無いのですが、癖がなく使いやすいバランスのとれたスイッチです。
しかし、組み立て時に手順を間違えていくつかのスイッチをダメにしてしまったため、「せっかくならば」と配置に合わせて特徴を活かせそうなスイッチを選んで組み立てました。余計なお金と手間はかかってしまいましたが、結果的に自分の理想通りの組み合わせにすることができたので非常に満足しています。
TKKB-EX01 : SUN type7
ほとんど使わないので番外扱いですが、SUNのキーボードです。アキバのジャンクショップにて500円くらいで購入しました。
Solaris自体はVMで触った事があるのですが、SUNは使ったことないです。すみません完全にミーハーです。いや、でもSUNのロゴってとても格好良いですよね。紫色がクールです。
Solaris用のキーボードですがmacOSで使用しています(Solaris向けの特殊キーは機能しないものの、普通に使えます)。
打鍵感は可もなく不可もなくですが、なにせフルサイズなので場所をとります。僕はコンパクトサイズが好きなのでめったに出番はないのですが、テンキーが必要になったときに活躍してくれるのではないかと期待しています。
どうですか?
そんなにキーボードあっても使わないだろとよく言われますが、スナイパーライフルは接近戦で使わないですよね? つまりそういうことです。
……すみません盛りすぎました。しかし、それぞれのキーボードの特徴があるので用途や気分に合わせて使い分けているのは事実です。
道具に縛られずにどんな環境でも最高のパフォーマンスを発揮できることが重要なのですが、「道具にこだわる」のもまた大事なことだと考えています。もしも、あなたの隣に座っているエンジニアのキーボードが毎週変わっていたとしても、疑問に思わず優しく見守ってあげてください。
そして、時には「このキーボードはどんな特徴があるの?」と話題を振ってあげましょう。
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