こんにちは!WebディレクターのRISHです。
ここ数年は以前と比べてますます世界が近くなってきているように思います。日本を訪れる旅行者も増えていて、東京の街を歩くと「日本人と外国人は半々くらいの割合なんじゃないか?」というぐらいのイメージになってきました。
僕は名前がRISHなだけに、イギリスとオーストラリアにけっこうな期間いた、帰国子女です。
もちろん、呼吸するように英語と日本語を操れます。
でも、本当の意味で「グローバリスト」って、言語が話せるだけでは名乗れないですよね。お互い、気持ちの良い意思疎通ができなければなりません。
LIGはフィリピンのセブ島にも拠点を設けていて、今期からは日本のメンバーとフィリピンのメンバーを混ぜて構成するチームも発足しました。「グローバル」という言葉をどんどん身近に感じている今日この頃です。
そこで今回は、自分の所属するチームが国際色豊かになったときに気をつけたいことを3つ紹介したいと思います。
目次
チームメンバー全員の母国語で簡単な挨拶は覚えておこう
外国籍のメンバーがいる日本の会社の場合、一般的には英語で仕事のやりとりをすることになります。そのときに使う英語って、日本人の僕たちにとって外国語なのは当たり前なのですが、英語圏以外の人からしても外国語なんですよね。
仕事で必要な最低限の意思疎通は英語で取れたとしても、やはり良い仕事をするためには、お互いに信頼感や安心感を持った状態のほうがストレスなく仕事ができますよね?
そのために必要なのは、日本語で仕事している場合だとテンション下がる依頼をしなくてはならないときに用いる「ありがとう」や「(めんどくさいお願いをして)ごめんね」、日々のあいさつの「おはようございます」や「お疲れ様でした」など、ちょっとした言葉による声かけだと思います。
例えばメンバーにセブ出身のフィリピン人がいた場合はこういう言葉を用いたりします。例を下記に挙げておきます。
日本語 | ビサヤ語(セブ) |
---|---|
おはようございます | Maayo’ng buntag |
お疲れ様です | Ayo ayo(ちょっとカジュアル) |
ありがとう | salamat |
ごめん! | gikasubo nako |
メンバーの出身国の文化でタブーなことは事前に頭に入れ、気をつけて行動しよう
日本人のみの職場では日本の文化で事が進むので、この点はあまり気にしなくてもいいと思いますが、国が変わればもちろん「タブーな行動」も変わってきます。
代表的なものを下記に挙げておきます。チームにいるメンバーがどこの国の出身かを確認し、事前に調べておくのがよいでしょう。
フィリピンの文化でタブーなこと | 理由 |
---|---|
人前で声を上げて怒ること | つい一昔前の日本の会社では人前で怒る・怒鳴るなど日常茶飯事でしたが、フィリピンの人たちをこれを特に嫌がります。 |
人差し指で人を呼ぶ | 人差し指は犬を呼ぶものと考える人が多く、これをすると失礼に当たります。 |
頭を叩く | 日本だと、お笑いのノリでやってしまいがちですが、キリスト教徒の多い国では絶対にタブーです。人の頭の上には神様がいると信じている方も多く、そこを叩くのはもってのほかです。 |
これらの行動を当該国の人の前ですると、日本人でいうところの「飲み会で食べ物を箸と箸で渡す行為」をされている気分させてしまいますので、やめましょう。
「心配なことない?= Are you alright?」は頻繁に聞こう
文化の違う国の人と仕事をしていると、当然考え方も違えば、心配に思ったりストレスに感じる箇所も違ってきます。
どんな小さな心配事でも気軽に話せるように、How are you? と聞く感覚で「Are you alright?」とちょっとしたタイミングで聞きましょう。
まとめ
基本的に上記の3つのことをどんなときも心がけて仕事をしていれば、「文化の違い」で起きてしまう摩擦も極力減らせるのではないでしょうか。
また、もっとも大切なことは、所属するチーム全員に上記のような気遣いができる環境を作ることです。
例えばリーダーであれば、ここまで述べてきたようなことの、模範となるような行動を常に取っているべきで、さらにはメンバーが無理なく交流できる機会を極力つくることも必要です。
色々なバックグラウンドを持った人と仕事をすると、アイデアの幅もその分だけ広がり、良いアウトプットができる可能性が高まります。
良いチームメンバーと、良いチームビルディングをしていくための参考になれば幸いです!
ではまた!
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