こんにちは。
野田クラクションベベーです。
以前、トラックメイカーの観音クリエイションさんがブログでお伝えしたとおり、『森、道、市場 2018』にライブペイント集団『COLORS』として出演してきました。今回は、今さらですがそのときのことを振り返ってみたいと思います。
※以下に出てくる「SKY」は社長のゴウさん、「WHITE」は観音さん、「EARTH」は僕です。
簡単に『COLORS』の説明をすると、発案者はSKY(写真中)とEARTH(右)で、ぼくたちがニューヨークで本場のライブペイントを見て「想いを色で伝える」という手法に感銘を受けて「ライブペイントをやってみたい」という思いに共感したWHITEが加入して、今のかたちになりました。
詳しくは、こちらのインタビューをご覧ください。
ぶっつけ本番の気持ちで試行錯誤した2ヶ月間
僕たちがライブペイントをすることになったのは、『森、道、市場 2018』の主催である岩瀬さんから、「LIGとしてなにかやってほしい」と声を掛けてもらったことがきっかけでした。
メンバーで話し合い、「ライブペイントならぶっつけ本番、何ができるかわからないし、俺たち自身もやったことないから面白そう」というフランクな理由で決定。
実際にSKYとWHITEと打ち合わせをしたのは、本番前の15分。SKYから「それっぽいフリをするかもしれないからそれっぽく答えてね」とだけ言われて臨みました。
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気づいたらなぜか、最後は絵の具まみれになっていました。
それでも見てくれているお客さんは喜んでくれていたので、「あぁ、これが想いを色で伝えるってことか……」と新たな気付きになりましたね。
当日は、みんなでお揃いのつなぎを着て出演しよう! という話を一切無視した格好でSKYはステージに挑みました。何のイメージなんだろう。
「何を書くか何も決めてないんですけど……」
「何でライブペイントしているかわからないですけど……」
「この絵は10年後、20年後にすごい価値になる……」
「完成したら、ここにいる人の誰かにプレゼントしようと思っている……」
みたいなことを言いつつ、指に絵の具をつけてひたすら横になぞる動きをなんとなくそれっぽくやっていました。
僕自身も、テーマを「アフリカ」とし、力強く、かつ、繊細なタッチで表現してみました。やってみると意外とそれっぽくなるので絵ってすごいです。
完成した絵は、つぶらな瞳の少年にプレゼントしました。きっと、お母さんに怒られると思います。ごめんね。
その後、僕がLIVEをしながらSKYが絵を描くというライブペイントではありがちな流れになりました。
この絵がどう見えるかは十人十色で、だからこそアートは面白いですよね。
フェスのときに邪魔になるものランキング上位に食い込むであろう「ライブペイント後でベタベタな絵」を貰ってくれた好青年な方。どうやって持って帰ったかが気になってしょうがないですが、喜んでもらえて何よりです。
途中、LIGメンバーの蔵人(くらんど)も乱入して踊り出すし、会場中が「この時間は一体なんなんだろう?」という空気感のなか、最初で最後になるかもしれないステージが幕を下ろしました。
『COLORS』だけじゃない。ゲストハウスLAMPも大盛況!
今回、LIGからはゲストハウス「LAMP野尻湖」も出店していました。「軽井沢のブリュワリーココノホップさんのホワイトエール」や広島県産、無農薬レモンを使ったレモンサワーやフードなど、フェスに合わせたチョイスで会場を盛り上げていました。
京都のイタリアンバール「IL LAGO」からは株式会社HOTTAの堀田社長がお手伝いにきていました。久しぶりにお会いしたのですが、髪型や口元がすごい清潔で、社長ってかっこいいなと思いましたね。
京都に行けば堀田さんに会えるので、ぜひ「IL LAGO」も遊びに行ってみてくださいね〜。
最後に
「今回、ライブペイントをなんのためにやったのか?」と聞かれたら、「単純に面白そうだから」という答えが『COLORS』なりの回答になります。
もちろん「目的」があってそこに向かうことは一番真っ当だし、大事なことです。ただ、そういう人が100人集まるだけでなく、少しぐらいは寄り道をする人がいてもいい。それが、『COLORS』であり、LIGという会社のいいところなのかもしれません。
どんなこともそうですが、 “実際にやってみないとわからないこと”って多いと思います。だったら、やってから考えるという「やってこ精神」でチャレンジした方がいいわけですね。
現在、LIGでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています。(デザイナー、エンジニア、飲食、編集者、ライター……など。色々と。)
ということで、少しでも興味を持ってくれた人がいたら一緒に事業を作っていきましょう!
ご応募、お待ちしています。