ブンブン! ハローユーチューブ!
どうも、メディアディレクターの岩(ガン)です。
みなさん、YouTubeは好きですか?
僕はこの2年間、毎日平均2時間観るほどYouTube大好きっ子です。
誰でも気軽にYouTubeチャンネルを開設できるので、最近ではたくさんのYouTuberが出てきており、まさにレッドオーシャンになりました。周りと差別化を図り、オリジナリティを出していかなければファンを獲得することは難しくなってきています。
僕は仕事上、YouTubeを娯楽としてただ楽しむだけではなく、コンテンツの作り手がどんな意図で作ったのかを考えるようにしています。そこで今回は、大好きなYouTuberたちから学んだ、コンテンツをファンに届けるために必要なことをまとめました。
- YouTubeを見て感じた4つのこと
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- 諦めずに定期的にコンテンツを上げること
- 好きなことをやり続ける情熱
- 視聴者が気になる、普段できないことをやってみる
- 人気ジャンルをいくつか組み合わせる
諦めずに定期的に動画を上げること
多くのチャンネル登録者数を持つYouTuberも、最初はチャンネル登録者0からスタートしています。まずはチャンネルが軌道に乗るまで、ひたむきに熱意を込めたコンテンツを上げ続けることが重要です。
たいていのYouTuberはグループでやっていたり、動画制作スタッフを雇い、撮影と編集作業を分担しています。
私たちが子供のころ、毎晩テレビを楽しみに見ていたように、YouTuberのファンも毎晩動画が投稿されることを楽しみにしています。決して毎日上げることがすべてではないのですが、ファンのためにも定期的に動画投稿することは大切です。
MEGWIN TV
まさに、MEGWIN TVはYouTube界の大御所。
YouTuberが市民権を得たのもここ数年の話ですが、MEGWIN TVはYouTubeが設立された2005年の2月から動画を毎日上げています。
YouTuberは若い人たちがやってるイメージがありますが、MEGWIN TVは主に30代で構成されています。
最近は株式会社MEGWIN TVとして、YouTube運営代行サービスも展開しているようです。
グループの核であるMEGWINさんが社長業で忙しいのものあり、動画にまったく登場しない回も多いですが、他のメンバーも1人1人キャラが濃いので安定して面白いのが魅力のひとつです。
好きなことをやり続ける情熱
私たちはYouTuberに対して、自由で楽しくお金を稼いでいるというイメージを持ちますが、実際は大変な仕事だと思います。
ファンのために毎日動画投稿をしているYouTuberもいますし、常にコンテンツを企画し制作していかなければなりません。
ファンからの期待と自分のやりたいことが乖離していると、途中でモチベーションコントロールが難しくなるので、「好きなことをコンテンツにし、やり続ける」という情熱を持つことが重要です。
SUSHI RAMEN【Riku】
高校1年生から動画投稿をし続け、今ではチャンネル登録者200万人を超えるYouTuberになりました。
「1500℃の塩をスイカに流し込んだら大爆発した!!」
「BB弾30,000発をバズーカに詰めたら部屋が崩壊した」
などの代表作があります。
彼の特徴といえば、常人には想像できないようなぶっ飛んだ実験を行うことです。男性なら誰もが小さい頃にやっていた実験や遊びのスケールをお金をかけて大きくしたような企画ばかり。実験好きな彼の好奇心が、YouTuberとしての活動の原動力に繋がっているのかもしれませんね。
SUSURU TV.
毎日ラーメン健康生活を実行しているYouTuber。ラーメンを食べている動画にアフレコで実況を入れている動画スタイルです。好きなことを毎日続ければ多くの人に見られるコンテンツになることを証明してくれたYouTuberです。ただ、毎日ラーメンを食べることによって健康に影響がないか心配ですね。
視聴者が気になる、普段できないことをやってみる
YouTuberコンテンツの王道は「やってみた系」の企画。
視聴者が普段できないようなことをやってみた企画が、YouTube上でも数字が跳ねやすい。
「どうなるんだろう? 内容が気になる!」と視聴者に思ってもらえるような、共感してもらえる内容が支持されます。
ヒカル(Hikaru)
元々ゲーム実況をやっていましたが、2016年に顔出しのYouTubeチャンネルを開設。その後1年半も経たずして、チャンネル登録者200万人を突破しました。
とにかく多額のお金を使った企画が多く、1つの企画に100万円使うことも珍しくありません。また、プレゼント企画を行い、多くの登録者数を稼ぎました。
カードゲームやゲームセンターの動画が全国のキッズの心を鷲掴みにしたんですね。
多くのビジネス同様、資金力があればまずはユーザーを獲得するために多額の資金を投入することはある意味で正攻法。影響力を持てばそのあとに資金を回収できる算段があったから、攻めた企画作りができたのでしょう。
三納物語
ジャンルで言えば過激系YouTuberです。
「何日ファミレスで同じオーダーを頼めば『いつもの』で出てくるようになるのか?」
「24時間営業のマクドナルドに何時間居座ったら追い出されるのか?」
など、常人だったらモラルや恥ずかしさを気にしてできないことを、彼は平気でやってのける鋼のハートを持っています。一見、炎上しそうな企画ばかりですが、ほとんど炎上したことがないのは彼の無邪気なキャラのおかげかもしれません。
レペゼン地球
わずか1年で100万人の登録者数を獲得した、勢いのあるYouTuber。
企画自体はかなり過激な内容で、僕が注目していることは広告をつけていないことです。
彼らはそもそも広告収入を目的とせず、自身が行なっているアーティスト活動の広報が目的。広告を付けないことにより内容が制限されないので、自由な企画が多いのが特徴です。ちなみに、YouTubeから支払われる広告費よりも、企業からPR依頼があって制作する企業案件の方が単価が高いので、それで稼いでいるYouTuberも多いです。
親和性の高いジャンルをいくつか組み合わせる
他とは違う新しいことを考えるのは難しいですが、それは既存のものを2個掛け合わせることでできます。
1つのジャンルだけで他人と競争するのはライバルが多くなりますが、2個の得意ジャンルで戦えば一気に勝率が上がります。
JunsKitchen
軽快なBGMに合わせてリズムよく料理をしつつ、画面に見切れるペットの猫が愛おしくなるYouTuber。
注目するところは、非言語であることと、ペットと料理の親和性が高いことです。
料理動画は言語を必要としないため、仮に英語ができなくても海外の視聴者を得ることができます。(この方は英語めちゃくちゃ上手いです)事実、海外からのファンが多く、コメント欄は英語だらけ……。
ただの料理動画はありふれていますが、可愛いネコたちのおかげで他にはない魅力を持ったコンテンツになっています。
ペットも料理も室内なので相性が良く、両方の属性の読者層を獲得できるチャンネルです。
チャンネルあさぎーにょ
彼女の特徴は何といっても、視聴者を惹きつける独特な話し方やセンスの良いカメラワークや編集です。ファッション、メイク、歌など多彩やジャンルで才能を発揮しており、彼女の出す独特な世界観に思わずクセになります。もちろん10代女性にとっては憧れの的ですが、男性が見ても楽しめる動画だと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。皆さんの好みのYouTuberが1人でもいたら嬉しいです。
常日頃から、作り手の意図を考えてコンテンツを見ることは、コンテンツ制作に携わる人にとってはすごく重要ですよね。
ちなみに、LIGでもLife Is Good TVというYouTubeチャンネルがあるのを知ってましたか?
これから面白い動画を上げていくので、よかったら登録してみてくだいね!