【Web制作者向け基礎知識】メディアサイトでよく使う広告の呼称[2017年版]

【Web制作者向け基礎知識】メディアサイトでよく使う広告の呼称[2017年版]

エリカ

エリカ

こんにちは、エリカです。

LIG ブログのようなメディアサイトには広告が付きものなんですが、広告の「名称」って意外と知られていないように思います。

「右上のアレ」「ヘッダーの大きいやつ」みたいな伝え方でも何とかなるとは思うのですが、広告の名称を覚えてスマートに制作できるよう、Web 制作者向けにまとめてみました。

Web 制作者の目線でまとめているので、サイズや挙動といった見た目を主軸に説明しています。収益や技術には言及しませんので、ご了承くださいませ。

 

よく使われる広告の呼称

レクタングル

広告といえばレクタングルというくらい基本中の基本。もっともよく使用されるバナー広告で、基本サイズは 300 × 250 となっています。
サイドメニューの上下に配置したり、記事の下に横並びで 2 個並べて表示したりするケースが多いです。2 個並べたレクタングルをダブルレクタングルと呼んだりします。

 

ビッグバナー

PC サイトでロゴの右横に横長のバナーが表示されていることがあると思いますが、これをビッグバナーと言います。
バナー広告の一種で、基本サイズは 728 × 90 となっています。

 

ビルボード、ゲート

ヘッダーのあたりにすごく目立つ大きな広告があったらビルボードと呼んでいいと思います。基本サイズは 970 × 250 となっており、最近は動画が埋め込まれるパターンが多い印象ですね。

ビルボード+左右のエリアを使って、門のようにコンテンツを囲んだ広告になるとゲート型と呼ばれます。LIG ブログでは「背景ジャック」という名称で呼んでいます。

 

スカイスクレイパー、ハーフページ

サイドカラムに縦長の広告があったら、スカイスクレイパーです。日本人には発音しにくい・覚えにくい用語ですが、和訳が「摩天楼」だと思えば少し覚えやすいかも? LIG ブログでは特に横幅の広い 300 × 600 を使用していますが、このサイズはラージスカイスクレイパーもしくはハーフページと呼ばれます。

 

インフィード、インリード

記事一覧の中に普通の記事と同じ体裁で広告が並んでいたら、インフィードです。コンテンツとコンテンツに挟まれて表示される広告全般のことを言うのですが、2017 年にもっともよく見かけるのは記事一覧中のインフィードかと思います。

また、基本はインフィードと同じ構造ですが、広告が画面内に入ると動き始めるタイプをインリードと言います。スマホ広告はこのタイプがかなり増えていますね。

 

レコメンドウィジェット

これもインフィード広告の一種で、記事下の関連記事・おすすめ記事のように見えるものをレコメンドウィジェットと言います。この特徴は、広告代理店が発行するタグを埋め込むだけで、記事本文を解析して自動で関連記事を抽出し、そこにインフィード広告を含めて表示するというものです。

多くのメディアサイトは、精度の高い関連記事を抽出することに苦労しているはずなので、タグを埋め込むだけで自動化してくれるレコメンドウィジェットは人気が高く、2016 年頃から導入するサイトが一気に増えた印象です。

 

オーバーレイ、アンカー

スマホサイトで、画面上端もしくは下端に固定された広告を見かけると思いますが、これをオーバーレイまたはアンカーと言います。よくあるサイズは 300 × 50 くらいでしょうか。

画面にずっと表示されるためユーザーに嫌がられがちな広告ですが、かなり強く印象づけられるため、キャンペーンの告知などにもよく使われています。

 

インタースティシャル

スマホサイトの閲覧中に、画面全体がグレーになって広告が表示され、× を押すまで操作できない場面を思い浮かべてください。これをインタースティシャルと言います。ユーザーの操作を遮るためユーザーに嫌われがちな広告ですが、確実に広告を見てもらえるため人気の手法でもあります。

 

補足:覚えておくとよい広告用語

ネイティブアド

こちらは広告の型ではなく概念的な用語で、コンテンツに自然と馴染んでいて、まるで広告に見えない広告のことを言います。本記事で紹介したインフィードやレコメンドウィジェットのほとんどは、ネイティブアドとして導入されています。

 

リッチメディア

テキスト・画像以外を使った、データ量の大きい広告のことを言います。今は動画広告が主流ですが、ユーザーがなにかしら操作できるタイプの広告も見かけますね。ユーザーが操作して楽しめる広告になっていれば、広告に対する好感度も上がりますし、印象も強く残るので、今後いろいろと発展する可能性が高い広告です。本記事で紹介した中では、ビルボードやインリードに使用されることが多いです。

 

まとめ

Web 制作者にとって「美しいデザインに水を差す広告なんて無い方がいい!」と感じる気持ちはよく分かります。私自身も広告を導入するとき、デザイナーやエンジニアへの罪悪感を感じることがままあります。

ですが、広告収益はメディアサイトの運営者にとって非常に重要なことで、さらに言えば Web のマーケットの牽引役でもあることを忘れてはいけないと思います。

理想論としては、表示された広告がユーザーにとっても望ましいものであれば「広告は邪魔」「見たくないのに見せられている」という印象は変わるはずです。
LIG ブログ広告の多くが、自社社員を使った「クスッ」と笑えるクリエイティブになっているのも そうした考え方によるもの。ユーザーが広告を楽しんでくれたらハッピーですよね。

広告を理解して、広告収益とユーザー体験を最適化する Web サイトを考えてゆきましょう!
この記事が、広告が嫌いな Web 制作者の一助になれば幸いです。

 

参考サイト
Google AdSense 広告サイズに関するガイド
https://support.google.com/adsense/answer/6002621?hl=ja

IAB ディスプレイ広告ガイドライン(英語)
https://www.iab.com/guidelines/iab-display-advertising-guidelines/

 

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ディレクターのエリカです。趣味は美術鑑賞で、絵画や展示などたくさんの作品を眺めるのが好きです。得意料理は「鍋」です。よろしくお願いします。

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