こんにちは、ディレクターのむむです。
Web サイトを運用していくと 「なんかサイト開くのが遅いなー」「もっと早く開いてよー」と、イライラしてしまうときってありませんか?
私はすごくあります。そして、見たくて開いたはずのそのサイトがなかなか開かないから、
もういいよ!
と、ブラウザを閉じた経験がなんども。
これ、運用している側からしたらすごく怖いですよね。
「なんかこのサイト重たいな」
を放置していると、PV 数や UU 数の低下につながりかねません。
少し前のデータにはなりますが、アドビ システムズ 株式会社が 2015 年 12 月に発表した消費者のコンテンツに関する意識調査によると、
ユーザーの 45% が「読み込みに時間がかかる」ことをコンテンツ離脱時の理由に挙げている
のです。
せっかくクリックしてくれたのに、表示されないから離脱されるなんて、そんな悔しいし悲しい!
では、Web 担当者はそんなときに何をどうしたらいいのでしょうか。
確認するべきポイントをまとめてみました。
確認したい5つのこと
- 準備:現在のサイトの表示スピードを知る
- 1:契約しているサーバーのプラン内容把握する
- 2:サイトに使用している画像の大きさを見直す
- 3:容量が大きい MP4 ファイルを埋め込んでいるないか確認する
- 4:使用しているプラグインを見直す
- 5:CDN サービスを導入する
準備:現在のサイトの表示スピードを知る
表示スピードが知りたい!
でも、どこで見たらいいのかわからない。
そんな Web 担当者さんへ朗報です。
なんと、サイトの表示スピードを下記サイトで簡単に知ることができるのです。
どのサイトも検索したい URL を入力して、決定ボタンを押すだけのカンタンな仕様になっています。
なにコレやだ便利。
1:契約しているサーバーのプラン内容把握する
現在契約しているサーバー容量が 10GB なのか 200GB なのか、プラン内容の把握をまず行いましょう。
また、いくつもの Web サイトを保有している場合はその「サイト数や規模」「メールサーバーも同じサーバーを使用しているのか」「共用サーバーまたは専用サーバーなのか」など、改善したいサイトの利用状況をまとめるところから始めましょう。
プランを確認した結果、必要だと判断したら、スペックアップを行いましょう。
2:サイトに使用している画像の大きさを見直す
最近のケータイ電話は、画素数の高いキレイな写真を手軽に撮影することが可能ですよね。
その写真をそのまま使用すると、実際の表示に必要なサイズより多くのデータを送ることになるので、リサイズするなどの配慮が必要となります。
サイトで使用している画像が不必要に大きなデータ(メガ px サイズなど)になっていないか、確認しましょう。もし大きすぎるデータになっていたら、サイトにとって適正なサイズや容量に修正するようにしましょう。
3:容量が大きい MP4 ファイルを埋め込んでいないか確認する
動画を背景やメインビジュアル、記事コンテンツに埋め込む場合、MP4 のデータをそのまま埋め込んでしまうと、サイトを一気に重くしてしまう可能性があります。
効果的なのは、YouTube など動画配信サービスに一旦アップロードし、共有 URL を埋め込むことです。MP4 などをダイレクトに埋め込むよりはるかに負担が軽くなるので、こういった方法も取り入れてみましょう。
4:使用しているプラグインを見直す
サイトを作ったときは最新だったプラグインも、時が経つにつれて次世代モデルが登場していることも。他に比べて異様に処理時間を要しているプラグインがないか確認してみましょう。なかにはそれぞれの処理時間の割合を表示してくれる便利なプラグインもあるので、WordPress を遅くしている原因となるプラグインを特定すると良いでしょう。
処理速度が遅すぎるプラグインを発見したら、類似プラグインへの変更やプラグインのバージョンアップを行い、軽量化を図りましょう。
5:CDNサービスを導入する
CDN とは、ネット上に Web コンテンツのキャッシュを蓄えたサーバーを配置し、ユーザーを最寄のサーバーにアクセスさせることでオリジナルの Web サーバーに代わって配信する仕組を活用し、コンテンツ配信を効率化・高速化するサービスのことです。
Amazon CloudFront や Akamai、Azure CDN などがあります。
メディアサイトの場合、サーバーの負荷を軽減するために導入を検討するのもアリかもしれませんね。
まとめ
せっかく作った Web サイトなのでどうせなら、気持ち良くユーザーに届けたいですよね!
Google から PageSpeed Insights という携帯端末やデスクトップ端末向けのページのパフォーマンスを測定するツールも無料提供されています。こちらも参考にしてみてください。
トライアンドエラーを繰り返しながら、一緒にいい Web 作っていきましょう!
以上、むむでしたっ。
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