【LINE BOT AWARDS】賞金1,000万円を獲得したグランプリは&HAND(アンドハンド)に決定! #botaward

せぶや


【LINE BOT AWARDS】賞金1,000万円を獲得したグランプリは&HAND(アンドハンド)に決定! #botaward

「我々は、日本人の深刻な妹不足を解消するために『いもうとbot』を開発しました。いもうとbotは、毎日の単調な作業をいもうとに置き換えることができ、妹のいない日本人の生活に潤いを与えてくれる画期的なbot。我々はこれをこう呼びます」

「いもうとエクスペリエンス!!」

3月18日(土)、日本マイクロソフト株式会社で行われた「LINE BOT AWARDS FINEAL STAGE」のライトニングトークは、会場内の「なに言ってるんだこいつ」という空気からスタートした。

LINE BOT AWARDSとは
昨年の9月29日に一般公開されたLINEのMessaging APIを使い、LINE上で動作するchatbotのアワード。昨年12月9日からエントリーを開始し、応募を締め切る2月28日までに個人・法人含め、815もの作品がエントリーされた。FINALでは、運営事務局の審査を通過した24作品でプレゼンテーションが行われる。見事審査でグランプリに選ばれたチームには賞金の1,000万円が与えられる。

FINALは8名のライト二ングトークからスタート

ライトニングトークは、最終審査には届かなかったが、面白いbotなのでぜひ発表してほしいと打診を受けた8名が登壇する。冒頭の「いもうとbot」は、ライトニングトークのトップバッターである。この他のチームのライトニングトークも面白かったが、個人的に印象に残った「TechStylist」を紹介したい。

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「生存競争が激化するヘアサロン業界で、客単価の減少を食い止めたい」「誰もがモテモテになる社会を目指す」「男性には対応していません」。TechStylistの開発者、株式会社ベアシーズの會田(あいだ)さんはこう語る。このbotは、自分の自撮り画像を送ると、自分に似合う髪型を提案してくれる画期的なbotだ。しかし、つい先週、ホットペッパービューティーのAPIが使えなくなりサービスを止めることになってしまったという。會田さんは最後に、「次はアイドルを救うサービスをやりたいです」と力強く語っていた。男性には厳しいようだ。

LIGはメディア協賛パートナーという形で参戦

今回LIGは、AWARDSのメディア協賛パートナーという形で参加させていただいた。特にbotの開発はしていないのに心の広い運営事務局である。しかも、LIG賞まで用意していただいたので、LIGブログのバナーを賞品にさせてもらった。

実は、目録とかなにも用意していなかったので、表彰式の前に、づやが慌てて目録を作っていたのはここだけの話である。目録を持ってきてくれたのびすけには頭が上がらない。というか我々のことをよく理解していると思う。

さて、そんなLIG賞は「SENSY BOT」に送らせていただいた。SENSY BOTは、AIの学習が進むと、ユーザーの趣味趣向に合わせたレストランなどを提案してくれるようになるbotだ。

LIG賞は「SENSY BOT」に

正直、botの完成度という面で見れば、他にも素晴らしいbotがあったが、一番botらしさを感じたのがこのSENSY BOTだった。

ぼくは、「なにか食べたいものある?」と聞かれても何も出てこないタイプの人間だ。そのくせ、「これはどう?」と提案されると、「そんな気分じゃない」とか言ってしまう面倒なやつなのだ。今後このbotが、ぼくの趣味・趣向や、過去の食べたもののなかから、提案してくれるようになると非常にありがたいなと思い、づやと話し合い、SENSY BOTにLIG賞を送らせていただいた。

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▲おめでとうございます!

最終プレゼン開始! グランプリは…&HAND(アンドハンド) に決定!

決勝のプレゼンは全24チームから行われる。グランプリの選出方法は、10名の審査員による審査、そして会場にいる参加者の投票だ。

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筆の早い記者たちによって、すでにニュースになっているので、先に結果から言うと、グランプリを獲得したのは、「&HAND(アンドハンド)」だ。

「日本には、ハンディキャップをお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。そして、サポートをするためのマークをみなさんすべて理解できていますか? 自身がそういう状況に出くわしたら正しく行動することはできますか?」と語り始めたのは、池之上さん。

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&HAND(アンドハンド)は、LINEのBeaconを使って、例えば耳や目が不自由で手助けを必要としている人と、手助けしたい人をつなぐためのサービスだ。利用者には自分に合ったBeaconを使い、Beaconのスイッチを入れると、周囲のサポーターにメッセージが届く仕組みになっている。チャットbotを等して、手助けを必要としている方の具体的な状況がわかる。「LINEのタイムラインでは、障害に応じた介護情報を定期的に流し、サポーターとなる人たちを育てていきたい」と語っていた。

全受賞者はこちら

各賞の受賞は以下の通り。学生部門賞以外は、すべて50万円の賞金が与えられる。

マイクロソフト賞 NAVITIME
エンターテイメント部門賞 該当なし
ライフスタイル部門賞 ヤマト運輸
ゲーム部門賞 ワンナイト人狼BOT
GEEK部門賞 シャクレ
ローカライズ部門賞 Teman Jalan
対話エンジン部門賞 Botnoi
グループトーク部門賞 グループ精算bot-Checkun-
IoT/Beacon部門賞 雪山Bot with LINE Beacon
スタートアップ部門賞 声でつくるオーダーメイドアクセサリー bot
学生部門賞(100万円) ミッチー

さすがグランプリを決める決勝プレゼンということもあり、どのチームのプレゼンも非常に熱がこもっていた。グランプリの獲得には届かなかったが、個人的には、声でオーダーメイドリングを作れる「声でつくるオーダーメイドアクセサリー bot」、ゲレンデでの会えないを解決する「雪山Bot with LINE Beacon」なども印象的だった。

閉会のあいさつ

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閉会の挨拶では、砂金さんより今回LINE BOT AWARDSに応募いただいた個人の方には、引き続きPush APIを無償に続ける方針であると発表。また、「クローズな部分があって今後はデベロッパーに広く多くのAPIを提供して、デベロッパーリレーションを深くはかっていきたい。次回は、音声コミュニケーションにもチャレンジしてもらうかもしれない。今後もこういった活動を続けていきたいので、引き続きLINEユーザーとしてのご利用、ビジネス面でのご契約などお付き合いください」と締めくくった。

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