経験から感じるWebディレクターとプロジェクトマネージャーの違いについて考えてみた

ともぞう


経験から感じるWebディレクターとプロジェクトマネージャーの違いについて考えてみた

こんにちは! ディレクターのともぞうです!
いつの間にか春が過ぎましたね! ツーリングが気持ちいい季節になって、キャンプもしたい気持ちが仕上がりつつあります。

今回はディレクターとPM(プロジェクトマネージャー)の違いについて想いを書いてみました。経験から感じたふたつの違いとプロジェクトマネジメントの一環で取り入れていることについてまとめました。

※ここでの話は8〜15人程度の小〜中規模のプロジェクトでのプロジェクトマネージャーについて考えたものです。大規模なシステム開発になると役割は異なってくると思います

ディレクターとPM(プロジェクトマネージャー)の違い

違いを考えたきっかけ

ここ最近サービス開発や少し大きめなコーポレートサイトの制作といった大きめな案件をお手伝いさせていただくことがありました。そこで体制としてディレクターとPMの2人体制になることが多く、どちらも役割として被る部分が多そうだなと思ったのがきっかけでした。役割を明確に分担するうえでも自問自答を繰り返していました。

プロダクトマネージャーもPMと略しますが、全くの別物です。

単語から見た違い

まずは単語から違いを見てみましょう。

プロジェクトマネージャーの動詞はマネージメント – Management、ディレクターの動詞はディレクション – Directionとして、それぞれgoo辞書を見てみます。

ディレクション – Direction

  1. 指導。管理。監督。演出。指揮。「本の―を手がける」
  2. 方角。方向。
  3. 傾向。また、目的。

引用元:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/150517/meaning/m0u/

マネージメント – Management

  1. 経営などの管理をすること。
  2. 経営者。管理者。「トップ―」

引用元:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/209300/meaning/m0u/

共に管理という意味が含まれていますが、ディレクションには演出や指揮、方向といったより導く役割があるように思えます。PMはプロジェクトの管理をおこない、ディレクターは指揮を執っていくイメージが浮かびます。

経験から得たPMとディレクターの違い

個人的にディレクターは作業が発生するが、PMは作業自体はあまり発生しない気がしています。

ディレクターとPMでそれぞれ自分がおこなっていたことを思い返してみると…

ディレクターのとき

  1. コンセプト策定
  2. WF作成
  3. クオリティチェック
  4. クライアントとの折衝
  5. 詳細スケジュールの管理

プロジェクトマネージャーのとき

  1. 予算管理
  2. 会議の調整・ファシリテーター
  3. クライアントとの契約・請求書のやりとり
  4. マイルストーンの管理

といった具合でPMのときはプロジェクト全体を管理し、ディレクターのときは細かなタスク自体の管理をおこなっていました。

前述の単語からの違いでもPMは主にプロジェクトの管理をメインにおこない、ディレクターはプロジェクトの指揮を執っていくイメージにも合致したので個人的に得心いく結果になりました!

総括してみると

ディレクター
プロジェクトへのコミットが、コンセプト設計やWFなどが具体的なタスクで低レイヤーになることが多い
プロジェクトマネージャー
プロジェクトへのコミットが、リソース(予算)管理など高レイヤーになることが多い

という結論(持論)にいきつきました!

プロジェクトマネジメントで取り入れていること

最近、PMとして稼働するときに取り入れていることをご紹介します。

ここでご紹介するものは主にアジャイル開発の手法の1つのスクラムで用いられる手法です。しかし、実際はウォーターフォール型での開発が多いので、私は完全にアジャイル開発で進めるのではなく、活用できそうなところをピックアップしてプロジェクトに取り入れています。

デイリースタンドアップ(朝会)

毎朝15分チームメンバーが下記の3つを発表するミーティングのことです。

  • 昨日やったこと
  • 今日やること
  • ブロック(つまずいている)になっていること

これを1人あたり1〜2分程度で発表していきます。そして、ブロックになっていることはミーティングが終了後、解決できる人が別途集まって議論をおこなうようにします。

ポイントは下記の3つです。

  • 名前の通り立って実施する
  • PCは使わない
  • スパッと15分以内で解散する

このポイントを意識することで15分以内にスパッと終わらせるようにします。座りながらPCもいじりながらで、やってしまうと雑談や他人の発表を集中して聞けない状況が生まれるので注意してください。また、初めて実施したときはドキュメントに残る方がいいかなと思ってGoogle Docsに各自入力してもらっていましたが、入力すること自体がハードル高めで結果的には非効率でした。

ここでのPMの役割は会のファシリテーターと共有事項の発表をおこなっています。流れとしてはPMから共有事項の発表をし、各メンバーが発表していきます。会話が雑談や議論に発展しそうになったら上手く軌道修正するように努めます。(雑談は楽しいので難しい…!)

スプリントバックログ

本来は今回のスプリント(1週間の作業)で実施するものをまとめたリスト的なものです。アジャイル開発の現場だと2週間か1ヶ月程度でスプリントを区切ることが多いみたいです。そのスプリントの概念をスケジュールの組み方でこれを活用しています。

例えば、デザイン制作でよく1ページずつ期限を切ってスケジュールを組むことがあります。それを1ページ単位でスケジュールを切っていくのではなくこの期間に3ページあげるようにする! みたいに活用しています。また、毎週月曜に自動で「今週やることを発表してください!」とつぶやくbotを入れてメンバーに発表してもらっています。

これを導入して感じるメリットは下記の3つでした。

  1. 着手するページやタスクは作業者が選択することができる
  2. 期限を一括で管理することが可能
  3. 1つずつ期限を切ると、1つスケジュールがズレたら後続のものも変更する必要があったりと、更新が面倒だった
  4. 今週の目標をセットすることでデイリースクラム時に進捗を把握しやすくなる

先にクライアントに優先度の高いタスクを聞いておくとより組みやすくなります。

まとめ

結構エモい話になった気がしますが…プロジェクトマネージャーとディレクターの違いと、プロジェクトを進めるうえで最近取り入れていることをご紹介しました。

これまでディレクター系が複数になるプロジェクトを経験したことがなかったので、そういったときの住み分けに苦悩することがありました。形式的にPMとディレクターとして分けてはいたが、どう作業分担したらいいのか…プロジェクトメンバーもどっちに確認依頼をしたらいいのか…と判断つかなかったり…

もしディレクターが2名体制のプロジェクトへアサインされたり、PMへの転向であったり、ディレクターしかやったことなかったがPMになるなどの人の参考になれば幸いです!

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