こんにちは! マーケターのすみーです。
先日、個人で飲食店を経営している知人から、お店のサイトを作るために既存の無料ブログサービスを利用しようとしたもののブログサービスはどうしてもデザイン性に欠ける上に記事以外の機能を追加することがほとんどできないため、ブログの導入を諦めたという話を聞きました。
だからと言って、1からWebサイトを作るための技術や費用はないとのこと。
同じように個人で店舗を経営している人たちはどうしているんだろう? と調べてみたところ、WordPress(ワードプレス)で制作されているサイトが多いことが分かりました。
サイトの外観となる重要な部分がWordPressのテンプレート(=テーマ)と呼ばれるものですが、これには有料版と無料版が存在します。「無料版があるなら無料でいいんじゃない?」と思いがちですが、有料にはそれなりの理由があります。(もちろん、無料でも十分なケースもありますよ!)
そこで今回は、WordPressの有料テンプレートの特徴についてまとめてみました! WordPressの導入や移行を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
そもそもWordPressとは?
WordPressとは、簡単に説明すると「ブログサイトを無料で作成できるシステム」です。「世の中に存在する3割近くのWebサイトがWordPressを利用している」とも言われており、誰でも自由に使うことができます。
また、Web制作の知識がほとんどなくても導入・利用することができます。
基本的には無料で利用することができるのですが、サーバーレンタルやドメイン取得、またはテンプレートの選択によって費用が発生します。そのため、デザインやシステムに特にこだわりがない場合は無料のブログサービスを選択する人もたくさんいます。
しかし、Googleの検索エンジン開発部門が「WordPressは検索結果の上位表示に必要な構造に優れている」と公式に認めています。そのため、ブログやサイトを制作する際にWordPressを選択する人は非常に多いです。
せっかく作るブログやサイトは、SEOに強く集客や購買に結びついてくれたほうが良いですよね。
1.ブランディングも可能な高いデザイン性
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テンプレートの選択が明確に影響するWebサイトの外観部分は、有料テンプレートを利用するべきかどうか最も重要な判断基準になるポイントです。
そして、Webサイトのデザインは、その企業や店舗のイメージや認知に直結します。つまり、長期的な利益を見据えたブランディングそのものとも言えるでしょう。
特に、個人で店舗(実店舗・ネットショップ)や中小企業を経営している場合は、Webサイトによるブランディングが重要です。
スマートフォンが普及してから、消費者は今まで以上に企業や店舗のサイトなどで事前に調査・検討をした上で購入に至るケースが非常に増えたと言われているためです。
そのときに競合の中から自社を選択してもらうためには、自社のブランディングを明確にした上でそれをサイトに反映させる必要があります。
たとえば、シックなバーを営んでいるのに、シンプルすぎるデザインのテンプレートをサイトに使用してしまうと、もともと見込んでいる顧客層がお店に対して正しいイメージを持ってくれず、競合の中から選ばれない可能性が高くなってしまいます。
しかし、有料テンプレートを導入の選択肢に入れることで、デザインの幅が一気に広がります。
このテンプレートは、スマートフォン版も独自にデザインされていますので、スマートフォンでの訪問者が多い場合でもイメージを崩さずに対応することが可能です。
シックで落ち着いたこのデザインは、大人向けの飲食店などに非常に向いていますね。
女性的な雰囲気を重視したいなら、このようなデザインのテンプレートがオススメです。美容室やスパ、またはヨガなど、女性の美容に関連したジャンルでのブランディングが可能なデザインです。
トップは洗練されたデザインながら、店名やメニューなどの情報をすぐに訪問者に提供することができる作りになっています。美しいデザインと、顧客に対する親切な情報提供を同時に叶えることができます。
ベーシックなコーポレートサイト向けのテンプレートは多くありますが、この「ORION」のようなテンプレートを使用することで、訪問者に安定感のある企業イメージを持たせることが可能です。
トップの表示方法は、Youtube、MP4動画、スライド静止画の3パターンから選択することができます。映像を使用したインパクトのあるサイトを制作したいときにオススメのテンプレートです。
無料のテンプレートは、WordPressの公式サイトからも入手可能ですが、シンプルなデザインものやスマートフォン版に独自のデザインが採用されていないケースが多く見受けられます。
しかし、ここで紹介したようなテンプレートであれば、すでにデザインやスマートフォン対応は完成されているに等しいため制作時間やコストも大幅に削減することが可能です。
こだわったサイトデザインを望むなら、有料テンプレートも視野に入れるとイメージ通りのデザインと出会えるかもしれません。
無料テンプレートの抱える「デザイン性が高くない」という問題点は、有料テンプレートを選択肢に入れることで解消できる可能性が高くなりそうです。
2.理想のサイトに近づける、手軽で優れたカスタマイズ性
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有料テンプレートはデザイン性が高いものが多いですが、「Wordpressテンプレートのデフォルト機能だけじゃ物足りない」と感じることもあると思います。
たとえば、文字のデザインや間隔、画像や背景のレイアウトなどを変更したい場合には、見栄えを整える役割をする言語・CSS(スタイルシート)を追記したりすることで問題が解決する場合があります。
しかし、無料のテンプレートではCSSを編集したいときにテーマファイルを直接編集しなくて済む機能が実装されておらず、サイトが理想のデザインや性能から遠いものになってしまう可能性があります。
つまりHTMLやCSSの知識がないと、結果的に時間や手間がかかってしまうということになりかねません。
一方で有料のテンプレートは、はじめからカスタムを想定した設計になっていることがほとんどなので、比較的容易にサイトの細かいデザインやUI(サイトの表現や操作感)を変更することができます。
カスタマイズ性に優れたこのテンプレートは、「サイトを開いた瞬間にどのようなアクションで表示するか選択する」、「スライドバーに好きなメニューや機能を追加する」などの編集作業を簡単に実行することができます。
このようなテンプレートであれば、HTMLやCSSなどの言語を習得していなくても、無料のテンプレートより簡単に管理画面からカスタムをおこなうことが可能です。
無料版ではなし得ないカスタム性に加え、直感的に機能の追加や修正を行える作りになっていることが多いということが有料テンプレートの大きな特徴です。
3.不明点があってもすぐに頼れるサポート制度
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Webサイトを1から作るよりはずっと簡単に導入できるWordPressですが、それでもWeb制作初心者には難しいことも多々あります。
そんなとき、無料のテンプレートには基本的にサポート制度がありませんが、有料のテンプレートは開発・販売者がサポートに応じてくれることが多いです。
「そもそも導入前に準備するものが分からない」、「カスタムをしたくてもどこをどのように編集するのか分からない」、「こういうエラーが出てしまったけど、どうすれば解消されるのか分からない」……など、さまざまな技術面に関するサポートに対応してくれると、安心して導入できますよね。
WordPressテンプレートを販売しているTCDでは、「TCD LABO」というカスタマイズに関する研究サイトも用意しています。
こちらのサイトは、テンプレートを購入する前にもアクセス・閲覧が可能ですので、導入を検討しているテンプレートについて詳細な情報を確認することができます。
導入後に不具合が発生してしまうケースを考慮すると、購入後にもサポート制度が万全な有料テンプレートを選択した方が安心感があります。
無料テンプレートは、ほとんどの場合がテンプレート配布者による導入後サポート制度がないためです。不具合や修正したいことが出てしまった場合、自分では対応できず制作会社などに依頼をして、結果的にコストがかさんでしまうことも十分に有り得ます。
WordPressのテンプレートなら【TCD】
デザイン性とカスタマイズ性の高いテンプレートを販売していることで有名なのが「TCD」です。
無料のブログサービスや無料のWordPressテンプレートではサイト制作の目的が達成できないと感じたら、TCDのWordPressテンプレートを検討することをオススメします。
上のリンクから、業種や用途、ほしい機能によって、どのテンプレートが適しているのかを知ることができるので参考にしてみてください。
今回は有料のWordPressテンプレートについて特徴をまとめてみました。
しかし、企業・店舗の業種や規模によっては、無料のブログサービスや無料のWordPressテンプレートでも目的を達成できることもあるでしょう。
それでも有料WordPressテンプレートを選ぶ価値があることは間違いありません。ブログやサイトを導入する際の選択肢の1つとして、ぜひTCDのテンプレートを検討してみてくださいね!