こんにちは。今回は、ユカイ工学さんの「BOCCO」を紹介したい。
BOCCOとは、“留守番中の子どもの見守りを助けるロボット”だ。このロボットと専用のアプリを使うことで、離れていても親と子どもが連絡をとりあえるようになる。例えるなら、メッセージの機能を持たせた携帯電話のようなものだろうか。
ライターの進捗確認に使えないか
さて、僕は子どもがいない。なので編集者とライターの間でもBOCCOを使えないか考えてみた。
このBOCCOには振動センサーが同梱される。この振動センサーは、名前の通り振動を関知してアプリ側に通知するもので、玄関ドアの開閉などに使われるそうだ。
例えば、この振動センサーをライターの椅子に設置してみる。ライターが家に戻り椅子に座ると編集者のスマートフォンに通知がくる仕組みだ。
スマートフォンに通知が届いたら、専用のアプリでライターに好きなメッセージを送ろう。メッセージを受信するとBOCCOが目が光らせて知らせてくれる。後はBOCCOの再生ボタンを押すだけ。BOCCOの可愛らしい声で進捗を確認してくれる。
知り合いのライターに聞いてみた
せぶや:という使い方を考えたんですが、どう思いますか?
ライターA:いりません。
よく考えてみれば、このBOCCOは29,000円する。1人ひとりにBOCCOを送るのは経済的に考えてなかなか厳しいかもしれない。それに進捗を詰められるのが分かっていて、自発的にBOCCOの再生ボタンを押すとも考えづらい。
やはり無理があったようだ。
BOCCOとは
このまま終わってはユカイ工学さんに怒られそうなので、「BOCCO」の正しい使い方を説明する。BOCCOの対象は、家にいる子どもや高齢者の方たちだ。BOCCOを家に設置しておき、子どもはBOCCOを通じて親にメッセージを、親は外からスマートフォンを通じてBOCCOにメッセージを送る。
スマートフォンを使いこなしている子どもや高齢者は「BOCCO」の対象からは外れるかもしれないが、BOCCOはボタンが3つしかない。スマートフォンを持たせるのが不安だったり、使いこなせなかったりするユーザーにはとても優しいコミュニケーションツールなのだ。
ではBOCCOの使い方を子どもと保護者側の視点で見てみよう
子ども編
- 受信されたメッセージを再生する
使い方はとっても簡単。メッセージを受信するとBOCCOの目が光る。後は左側にある再生ボタンを押すだけだ。ボタンを押すと、録音された相手の声が再生され、メールを受信したときは、BOCCOがメールを読み上げてくれる。鼻にあるつまみは、BOCCOのボリュームをコントロールするためのものだ。
- 相手にメッセージを送る
BOCCO側からメッセージを送りたいときは、右側の録音ボタンを押しながら話しかければいい。例えば、「ただいま!」「暑いからアイス買ってきて!」「お仕事がんばってね。おやすみ!」などだ。親は、スマートフォンのアプリを通じて子どもの声を聞ける。
大人編
- センサーを使うと子どもの帰宅が分かる
前述のしたが、BOCCOにはドアの開閉を知らせるセンサーが付属している。使い道は色々あると思うが、例えば玄関のドアに振動センサーを設置したとしよう。その状態で玄関の扉が開くと、センサーからアプリに通知が届く仕組みだ。通知が届いたら、「おかえり!」などメッセージを送ってもいいだろう。
- やりとりは全てアプリから
メッセージを送る方法は、ボイスメッセージとテキストで送る方法の2種類。メッセージは、すべてアプリを通じてBOCCO側に送信される。アプリはiOSとAndroidに対応。家族間の専用タイムラインには、BOCCO本体に書いてあるPINコードを入力すると入ることができる。
まとめ
やはり、素直に家族間で利用するのが1番いいだろう。BOCCOは決して、最新のテクノロジーがつまったロボットでも、機能が豊富にある訳でもない。しかし、子どもが楽しそうにロボットに声を吹き込む姿を見ていると、必ずしもイノベーティブなものだけが家族間の新しいコミュニケーションに置き換わるものではないことは確かだ。
このBOCCOは、Amazonから29,000円(税抜き)で購入できる。今後、振動センサーの単体販売や、鍵に開け閉めを知らせる鍵センサーが10月に発売を控えているそうだ。
また、10月4日から10月7日に幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN2016に出展予定だ。気になる方はCEATEC JAPANまで足を運んでみてはいかがだろうか。