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2016.07.28
#2
べべ旅 〜歩きお遍路1400キロの旅編〜

修行?苦行?最大の難所「焼山寺」を乗り越えた先に待ち受けていたものは……

野田クラクションべべー

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こんにちは。

野田クラクションベベーです。(@nodaklaxonbebe

 

先日からスタートしたお遍路企画ですが、現在は徳島県内を歩いています。

 

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今回ご紹介するのは、12番の「焼山寺」までの道のりです。「まだ12番なの……」「サボっているんじゃないの……」と思う方もいるかもしれませんが、死にものぐるいで歩いているので信じてください

それでは、ハイライトを早速紹介していきます。

 

普段のネット環境のある生活に感謝をした1日目

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先日からスタートしたお遍路旅ですが、電波は入るけどwifiは通らないという地域が多いので、ノマドワーカーには少し辛いと感じています。

 

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また、充電するのもひと苦労です。

現在は主に「おもてなしステーション」というお遍路さんのための交流スペースや、「FamilyMart」のイートインスペースコーナー」などで充電しています。

今までは、どこにでも「電源」「wifi」があったので、改めて今までの環境に感謝をしました。

 

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スタートの1番礼所の霊山寺から歩いていると、次に着くのは2番礼所である「極楽寺」。

当時42歳だった弘法大師空海(こうぼうたいしくうかい)様が37日間「阿弥陀経(あみだきょう)」を読み神様から加護を受けていたんだとか。

 

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一番の見どころは、樹齢1200年あまり、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木「長命杉」。

触れると「家内安全」「長寿」などの効果が得られるというハイスペックな木になります。

 

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紅白の紐を触ることで「長命杉」の霊気を受け取ることができます。これで長寿はほぼ決まったので、老後が楽しみです。

僕が一生懸命にお寺のことを調べている一方で、弟弟子の岸波モンキー・パンチは……

 

 

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ポケモンGOをしていました。

「べべさん〜! 野生のポケモンゲットしました! やった〜!!」と言われたときは持っている杖でメタメタに殴ってやろうかと思いました。

 

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お遍路さんは、弘法大師空海(こうぼうたいしくうかい)様が通った場所を歩いていきます。そんな道沿いには手作りの道標があることもあり、地元の人の優しさを感じることができます。

 

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また、無人農園もたくさんあります。
スイカを買って弟弟子のモンパチに持たせようとしたら……

 

 

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再びポケモンGOをしていました。

スイカをぶつけて来世にGOさせようと思いました。

 

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モンパチに苛立ちを覚えながら続いてやってきた場所は、3番礼所「金泉寺」。

空海さんが訪れたときに村の人たちが苦しんでいるのを見て、井戸を掘ったら湧き水が出たことから「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、「金泉寺」と呼ばれるようになったそうです。

 

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四国八十八ヶ所をまわる際は、納経をします。

納経とは、お遍路さんなどの願いを本尊(寺の中心にある大事な銅像のこと)に伝えるための立派な儀式です。

 

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すべてを集めることで、自分の願いが強く叶うことになるそうです。「歩きお遍路さんですか? がんばってくださいね」とお寺の方が声を掛けてくれるのが、嬉しいです。

 

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道中は歩くこと以外することがないので、「セミの鳴き声」「お米の香り」「美味しい空気」を楽しみながら進んでいきます。

 

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火照った体にキンキンの水を頭からかけて夏を感じます。

 

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「あぁ〜生きてるな〜」と思える瞬間です。

一方、モンパチは……

 

 

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疲れ果てていました。

普段はあまり歩き慣れていない僕らからすると、1番から5番まで約16キロはハードでした。

 

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道中で出会った人にオススメされて来た場所は、「溝渕工務店」という1泊500円で泊まることのできる善根宿です。

善根宿とは

修行僧や遍路、貧しい旅人などを無料で宿泊させる宿。宿泊させることは、自ら巡礼を行うのと同じ功徳があるとされた。

引用元:https://kotobank.jp/word/善根宿-549934

 

 

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電気やコーヒーやお茶など飲み放題で500円なのですから、破格の値段です。

ただ、今の僕からすると500円は高価なので……

 

 

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テントで野宿しました。

国道沿いだったので、トラックが通り過ぎるたびに起こされたため、疲れがまったく取れませんでした。500円を払ってでも宿で寝ることを強くオススメします。

 

股ズレ・マメ・筋肉痛に苦しんだ2日目

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おはようございます。

改めまして、野田クラクションベベーです。隣りにいるのは、モンパチのようでモンパチではない歩きお遍路をしている木村さんです。

 

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東京に住んでいるという木村さん。

久しぶりの東京トークで、地元が一気に恋しくなりました。

 

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4日間の休みを取ってお遍路をしているそうで、普段からバイクでツーリングをしたり、自転車で伊豆半島を一周したりとアクティブなことが好きだそうです。

そんな木村さんとは最終目的地点で会う約束をして、別々で行動することに。

 

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続いてやってきたのは、第6番札所「安楽寺」。

この安楽寺は安土桃山時代、お遍路さんに宿を提供する寺として藩に指定された「駅路寺」8つのうちのひとつで、400年の歴史を誇る宿坊として多くの人に親しまれています。

 

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ここで有名なのが、「厄除けのさか松」と呼ばれる場所です。

どんな逸話かというと、猟師が狩りをしている際に誤って弘法大師様に弓矢を放ったところ、身代わりに守ってくれた松を逆さに植えました。

そうすると、「もしこの松が芽を出し栄えることがあれば、後にこの地を踏む者は厄除けの法によって災厄を逃れるであろう」と言うお話。

 

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そんなことから、厄除けの寺と言われたり、温泉で体を癒やしたりと、多くのお遍路さんに愛されているそうです。

それぞれのお寺に歴史があるので、勉強しながら進んでいくと面白いです。

 

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疲れたら立ち止まって、般若心経を読むのもいいですね。

 

 

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途中にあったお接待所で、「体と心を鍛えることがお遍路」というアドバイスをいただきました。

疲れたら立ち止まって、自然の音に耳を傾けてみる。すると、いろいろな発見があるんだよ、という教えです。

 

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ご夫婦で仲良くやられているとのことで、いつまでも元気でいて欲しいと心の底から思いました! 本当にありがとうございました〜。

 

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帰り際に梅干しの焼酎漬けをいただきました。酸っぱさと苦さがダブルパンチでくるので、忘れられないお味になりました。

 

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途中でいい感じの岩を見つけては修行僧感を出してみたり、

 

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四国らしい川に癒やされたりしつつも、

 

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最終目的地である「鴨の湯」に到着しました。

36キロという長い道のりで、股ズレ、マメ、筋肉痛になった体を天然温泉が癒やしてくれました……。

 

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また鴨の湯では、お遍路さんが無料で泊まれる施設を貸してくれています。

 

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携帯の充電をしたり、

 

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洗濯機と乾燥機を借りられたり(有料)、

 

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買い物に行くための自転車まで貸してくれるというハイスペックな宿なんです。

 

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こちらは、お風呂代金360円を支払えば「無料」で泊まらせてくれるので、歩きお遍路さんをしている人は必ず立ち寄るべきですよ〜!

 

お店情報

2015/11/6時点の情報です

店名 鴨の湯(かものゆ)
URL http://www.city.yoshinogawa.lg.jp/docs/2010100700487/
電話番号 0883-22-1926
住所 徳島県吉野川市鴨島町飯尾415-1 鴨島温泉「鴨の湯」
営業時間 10:00〜22:00
定休日 第3木曜日

 

遍路ころがしに転がされそうになった最難関「焼山寺」への道のり

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第11番礼所の「藤井寺」に行くと、第12番礼所「焼山寺」に向かうための「焼山寺道」が現れます。

 

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焼山寺へ向かう道のりは遍路ころがしと呼ばれ、遍路道の中では最大難所とされています。

 

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何が辛いかというと、10キロ以上ある荷物を背負いながら登ることが想像以上にハードなんです。

 

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道中では、お遍路さんに向けてのメッセージがあり、背中を後押ししてくれます。

 

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この山道は、言葉で表すのが難しいくらい辛いです。とにかく、辛い。

 

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途中で湧き水が飲めるところがあり、本当に美味しかったです。思い出すだけで泣きそうになります。

 

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また、地元のご夫婦からキンキンに冷えたトマトをいただき、おかげで身体の火照りがかなりクールダウンしました。

 

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歩いても歩いてもゴールが見えない山道を歩いているときは、「なんで俺は歩いているんだろう」という答えの見つからない答えを探すこともありました。

 

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弘法大師様も休んだとされる長戸庵で一息をついては、見えないゴールを求めてひたすら登っていきます。

 

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険しいアップダウンや、マムシやスズメバチに襲われる恐怖心から疲れがピークに……。

 

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そんなときに、地元の人が作ってくれた善根宿で休憩を挟みつつ、焼山寺へ向けてひたすら足を動かしていきます。

 

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途中にあった「一本杉弘法大師」の迫力に感動したのですが、残り2キロくらいのところで大雨が降り始めるというアクシデント。

 

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ビチョビチョになりながらも、やっとの思いで「焼山寺」に着くことができました。辛かった。

朝から何も食べていない状況で、コンビニも自動販売機もない、宿も決まってないという絶望のなかで「すだち館」という看板を見つけ、話しかけに行ったところ……

 

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「ご飯」「温かいカップ麺」「パン」「おかず」という食事に涙しそうになりました。

 

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さらにはキンキンに冷えているビールまでご馳走そうになり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうございます!

焼山寺を登り切ったあとは、すだち館でゆっくり休んで次の日の備えることをオススメします。ちなみに、僕らは近くにある「おへんろ駅」という場所で野宿をしました。

 

お店情報

2015/11/6時点の情報です

店名 すだち館(すだちかん)
URL 無し
電話番号 088-677-1180
住所 名西郡神山町下分鍋岩305
営業時間 電話で問い合わせ
定休日 電話で問い合わせ

 

本日の素敵な景色とBASS EGG

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「お遍路して疲れたらBASS EGGを聞いて休もう」という気持ちで作ってみました。山のなかで聞く「世界に一つだけの花」は最高です。

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最後に

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お遍路さんを始めてまだ3日ほどしか経っていないのに、毎日生きることに必死になっています。

これは、今までの環境ではまったく考えられなかった世界なので、ワクワクします。

国道を歩くと、セミの鳴き声と自動車の通り過ぎる音がコラボして素敵な音色を奏でたり、森のなかで立ち止まって思いっきり深呼吸をすると、体全身に空気が澄み渡るような感覚になったりします。

当たり前が当たり前じゃなくなったときに、ちょっとした当たり前に感動することができるので、お遍路は最高の修行です。

1日を大事に生きていきます。

 

リアルな現在地はTwitterで見ることができます!

リアルな位置情報はTwitterで発信しますので、チェックしてください〜! よろしくお願いします!

それでは、以上べべでした。