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2016.04.07
第4回
×(かける)テクノロジー

細胞をスキャンして3Dデータにし、病気の究明に役立てる「3Scan」インタビュー

シュン

こんにちは、DevRelライターのシュンです。僕は設立10年以内で企業価値が10億ドルを突破する「ユニコーン企業」を探すべく、ITのメッカ・シリコンバレーとサンフランシスコのスタートアップ企業にインタビューをして回っています。今後、LIGブログでも記事で紹介していきます!

さて、今回訪れたのは、体の組織や細胞などをスキャンして3Dデータにする機械「3Scan(スリースキャン)」を作っているスタートアップ。一昨年には、6.7ミリオン(日本円で約8億円)を調達し、アメリカで有名なベンチャーメディア『VENTURE BEAT』で「2016年のホットなスタートアップ」の1つとして取り上げられている企業です。

サービスを立ち上げたTodd Huffman氏にお話を伺ってみました。

細胞を3Dデータ化して、細部まで分析する

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ー早速ですが、3Scanについて教えてください。

3Scanは、最先端の技術を取り入れたマイクロスコープ(顕微鏡)だよ。このマイクロスコープは、とても肉眼では見えない、研究なんてできっこないくらい小さな細胞や体の組織をコンピュータに取り込んで、分析できるデータにしているんだ。

 

こちらは腎臓の血管をデータ化したものです。かなり細かいところまでデータ化されているのがわかります。KESM(Knife-edge Scanning Machine)と呼ばれる細かなスキャンができる技術を使っているそうです。

「病気を解明して、治したいんです」

ーなぜ3Scanを作り始めたのですか?

病気で悩む人たちや、治そうとする人たちを助けたいからだよ。私はもともと生物学者で、研究が仕事だった。どのようにすればものごとを理解できるのか、どのようにそれが作用しているのか。「分からないこと」の追求に関心があったんだ。何かを治すためには、理解しないといけないからね。

だんだんと、どうすれば病気を治せるか、健康であり続けられるかを考えるようになった。3Scanが主に扱っているのは、腫瘍やガンの分析だけど、ほかにも心臓病やアルツハイマー症候群などいろいろな病気を調査してるんだ。3Scanは、これらに悩む全ての人たちや、治そうと努力する人たちを助けることに全身全霊を捧げているよ。

 
ーどのようなところ3Scanを使ってもらっているんですか?

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医療業界だよ。大学の研究室から、民間の医療機関までさまざまさ。これらの方々が調べたい細胞や組織のサンプルを3Scanがデータ化することで、解析に役立ててもらっているよ。

 
ーなるほど。最後に、あなたが今後やりたいことを聞かせてくれませんか?

3Scanのような機械をたくさん作って、いかなる医療場面でも役に立てて、人々を助けたい。今まで生物学で分からなかったことを理解し、解明していきたいよ。

 
ーありがとうございました!

 
※今回おこなったインタビュー動画はこちらから閲覧できます。

これからも、病気の原因解明に尽力し続ける

今回は、現実世界にあるものをコンピュータにスキャンし、3Dデータにするスタートアップ「3Scan」をご紹介しました。生物学の道を歩みながらも、一転してスタートアップへ参加したTodd氏と「3Scan」。彼の信念そのものはフィールドを変えて、より一層、夢に近づいています。

彼の揺るぎない夢は、「病気を治す」こと。途方もないように思えることでも、Todd氏は確実に前へ進んできています。今後も3Scanの動向に注目です。

・3Scan公式サイト
http://www.3scan.com/