こんにちは。長野チームライターののっち(@nocci_84)です♩
人物紹介:のっち 2015年9月からLIG長野チームでライターをしているアラサー。変な物と変な人と牛乳がだいすき。 |
わたしはライターという仕事柄、普段から一眼レフを扱う機会が多いのですが、数字にとてもとても弱いため、設定等が分からずいつも感覚でシャッターを切っていました。
その結果、せっかくの大事な写真がこんな風にぶれてしまったり……。
「そろそろ何とかしなきゃなぁ」と思ってはいたものの、ひとりで勉強を始める気は全くおきません。
そこで今回はわたしと同じように「いつも写真思い通りに撮れないな〜」と悩んでいる方を巻き込んで、一眼レフ初心者が基本を学ぶためのイベント「門前パシャパシャ会」を開催してみることにしてみました♩
一緒に主催してくれた人
今回一緒にイベント主催をしてくれたのは、今長野県で話題のこのお2人。
人物紹介:ワカバヤシさん(左) 長野県で話題を集める「長野ウラドオリ」のブロガー。ブログ歴はかなり長いはずなのに、写真のクオリティは恐ろしいほど向上がみられない。 |
人物紹介:ナカノちゃん(右) 「休日提供プロジェクト」で人気を集めているライター。何度かイベントで遭遇しているが、ふと気付くと写真そっちのけでいつも何か食べてる。この日も片手にポテトを抱えていた。 |
声をかけてみたところ、2つ返事で「やろうぜ!」と乗っかってくれました。持つべきものはカメラ下手仲間です。
「門前パシャパシャ会Vol.1」がスタート!
今回イベント会場として場所を提供してくださったのは、イベントスペース&シェアオフィス「torinoco」さん。こっくりとした古民家のぬくもりが伝わってくる、とても魅力的な場所でした。
時間になると、一眼レフを持った10名程の参加者さんたちが続々と集まってきました。
カメラキッズの樹(たつき)くんも来てくれました♩
その1. 一眼レフの基本知識を身につけよう
講師としてこの日立ってくれたのは、先月までLIGで一緒に働いていたフォトグラファーの「あっきー」。なんと東京からわざわざ足を運んでくれるという良い人っぷり。 フットワークの軽さが素敵すぎます。
人物紹介:安芸アキ(あっきー) 商業写真のフォトグラファーを2年経験し、LIGに参画。現在は株式会社SOOLにて自社サービスの開発をしている。 |
まずはカメラの部位の名称・シャッタースピードやF値(絞り)の説明・撮影モードの説明など、初心者がつまずきそうなカメラの基本的なことを教えてくれました。
実際に自分のカメラを触りながら進む講義は、ワイワイ賑やか! 隣の席の人とも距離が縮まります。
講義の詳しい内容は、あっきーが作ってくれたスライドがとても分かりやすかったのでぜひ覗いてみてください♩
その2. お散歩に出かけて撮影してみよう
1時間の座学が終わり、ちょっと体を伸ばしたくなった参加者さんたち。せっかくなので、スライドで学んだことを実践しに門前の町散歩へGO!
……鼻水が凍りつきそうなくらい寒い!!!
この日の気温は氷点下。なかなかポケットから手が出せず、シャッターが切れない!(涙) 結局根性で何枚かシャッターを切りましたが、長野の冬の厳しさをしみじみと体感しました。
ちょこっとお散歩フォト紹介
善光寺へ向かう途中で出会った、猫のアイビー。カメラを向けると「にゃんだよー」とこっちに手を伸ばしてくれました。
こちらはカメラキッズ樹くんのお散歩フォト。ちびっこ目線だとまた大人が撮ったものとは違う魅力があります。
横でずっとぴょんぴょん跳ねていたLIGエンジニアの「ヤスタカ」。こういう浮遊写真を町中で撮って、何枚も繋げてgifにしても面白いかもしれません。
ちなみに主催者のナカノちゃん・ワカバヤシさんの写真も載せたかったのですが「絶対ムリ」と最後まで頑なに見せてくれませんでした。
一体何が撮れたのだろうか。
設定を変えて撮影してみた
ISO感度・F値・シャッタースピードを変えると写真がどう変わるのかを実験してみました。
ISO感度を変えて撮ってみる
左の写真がISO感度6400で撮った樹くん、右がISO感度200で撮ったもの。カメラで見たときはそんなに差がなかったのに、PCに取り込んでみてびっくり! 6400で撮った写真は、昔の写真のようにガッサガサです。 いつもテキトーに設定していたのがおそろしい!
- ISO感度って?
- ISO感度とは、カメラが光をとらえる能力を表す値。ISO感度が高くなると、暗い場所でも明るい撮影が可能になるがその分画質が荒れてしまう。
F値を変えて撮ってみる
今度はF値(絞り)を変えてみます。左がF値2.2で撮ったお花、右が6.3で撮ったお花です。どうでしょうか? 左の写真は背景がふんわりボケて、手前のパンジーが際立ってみえますね。F値を少し変えてあげるだけで、こんなに表情の違う写真が出来上がりました。
- F値って?
- F値(絞り)とは、レンズを通って撮像素子に写る像の明るさのこと。値が小さいほどボケ度が増しふわふわな写真を撮ることができる。
シャッタースピードを変えて撮ってみる
最後はシャッタースピードの実験。左がシャッタースピード1/250で撮ったあっきー、右が1/10で撮ったもの。左の写真は空中で止まり、浮いているようなイメージに。一方右は被写体がぶれ、躍動感がある写真になりました。被写体をどんなイメージで撮影したいのかによって、スピード設定を変えていきたいですね。
- シャッタースピードって?
- シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のこと。シャッタースピードが速いほど、動いている被写体を止めて写してくれる。
比較画像を何枚か撮っていると、だんだんカメラのことがわかるようになってきます。参加者からも「こうやって設定するのかー!」と喜びの声があがっていました!
その3. まったり質問タイム
極寒のお散歩が終わったあとは、torinocoに戻ってあっきーへの質問タイム。お菓子をつまみながら「どうやったら空が綺麗に写るのか」とか「逆光の場合の撮影テクニック」などなど、いろんな話が飛び交います。
参加者からでた質問を、あっきーが「門前パシャパシャ会 vol.1 質問総まとめ」にまとめてくれているので、ぜひ参考にしてみてください♪
そんな感じで、あっという間に3時間が過ぎていきました! 最後はみんなで記念撮影をしてイベント終了!
まとめ
長野での初イベント主催ということでドキドキしていたのですが、今回参加できなかったから「次回は絶対参加させてください!」と反響もあったりで、結果とても良いイベントとなりました。わたし自身もカメラのことがちょこっとだけ、理解できるようになった……気がします♩
運営フローや進行スケジュールの面など、課題もたくさん見つかったので、次回開催時は更にレベルアップしてお届けできればと思います!
次のイベントは「野尻湖Twitter」でお知らせしますので、気になる方はぜひぜひフォローミーしてください♩
それでは、また。
本日お世話になった場所
シェアオフィス&イベントスペースtorinoco
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おまけ ↓
門前自撮りパシャパシャ会。#自撮りの真実 #女子はいつだって頑張ってる #門前パシャパシャ会
— 古性 のっち (@nocci_84) 2016, 1月 20