【高校生ラズパイ奮闘記シリーズ】#1 – Raspberry Piとは何かを高校生が解説してみた

【高校生ラズパイ奮闘記シリーズ】#1 – Raspberry Piとは何かを高校生が解説してみた

ちゃちゃまる

ちゃちゃまる

初めまして! 11月からLIGのDevRelチームにジョインした見習いデザインエンジニアのちゃちゃまる@chachmaru)と申します。前職ではデザイナーだったのですが、LIGでエンジニアリングも勉強してどっちもできる人間になりたいなぁと思い日々勉強中です。

そういった日々の勉強のアウトプットも兼ねて、これから「ラズパイ奮闘記シリーズ」たるものを連載していこうと思います。

ラズパイ奮闘記シリーズについて

今国内外で人気急上昇中のガジェット「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」というものをご存知でしょうか。後々詳しく解説しますが、イメージは「めちゃくちゃ安くてカスタマイズできるミニコンピューター」です。

今まで一般的にはコンピューターってできあがったものを買うイメージが強かったですよね? 自作PCを作った!なんて人を見ると「すげえ、絶対俺にはできねえ!!」って思っちゃいます。でも、Raspberry Piならそれができちゃうんです。

Raspberry Pi(以下、本記事ではラズパイとします)の人気の秘密は、少し勉強するだけで簡単に自分専用のコンピューターが作れて、自分の思い通りに制御することができる、という点です。そこで、プログラミング経験がほとんどない僕にもできるんじゃないか!と思ってネットで調べてみました。

結果から言うと、惨敗。ネット上のHowTo記事には、当たり前のように専門用語がたくさん載っていて、まったくの初心者にはとても理解しがたいものでした。高校生でもわかるようなラズパイの記事が欲しいなー……。

……

あ、ないなら作っちゃうか!

ということで、プログラミング未経験の高校生ちゃちゃまるが高校生目線で高校生でもわかるラズパイ解説書を奮闘しながら作っていく「ラズパイ奮闘記」、始まります!

本記事チャプター1はまず、「ラズパイとはなにか」。ミニコンピューターってどういうことか、どうやって使うのか、何ができるのか……。僕が持った疑問点をひたすら解決していきました。

そもそもラズパイとは?

ラズパイって、こんなにちっちゃくてかわいい(?)んです。

Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピューター。
Wikipedia

……? もうちょっと噛み砕いてみます。

ARMプロセッサ

ARMプロセッサって、たまに聞くことがありますよね。iPhoneの説明書なんかにも “ARMなんたら〜” って書いてあるのを見た記憶が……。

ARMとは組み込みシステムを制御しているCPU(マイクロプロセッサやマイクロコントローラ、単にプロセッサという言い方もしますが、ここではPCや組み込み機器の中で、コアとなって演算処理を司るチップのことをCPUという呼称で統一します)アーキテクチャの一つです。
EIPC

組み込みシステム(またはエンベッドシステム・Embed System)とは、家電やデジタル製品に組み込まれ、特定に機能を持っているコンピュータ・システムのことです。

CPU(=プロセッサ)は、Central Processing Unit(中央処理装置)の略。コンピューターの頭脳にあたる部分ですね。

ARMというのは、実は特定のプロセッサを指す単語ではありません。というのも、いわゆるARMプロセッサには、Intel社のCore i7やApple社のPowerPCなど、さまざまな種類があるのです。ARMとはプロセッサのアーキテクチャのことで、Core i7やPowerPCはARM系プロセッサです。ラズパイもARMプロセッサを搭載しています。

ARMという単語はAcorn RISC Machineの略。ARMアーキテクチャは消費電力が少ないのが特徴で、バッテリーで動くモバイル機器において支配的に普及しています。

英語の意味
Embed(エンベッド):埋め込まれた
Architecture(アーキテクチャ):構造、構成

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ちゃちゃまるです。 見習いデザインエンジニアです。 パソコンと英語が得意です。 世界史が苦手です。 よろしくおねがいします。

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