2014年:レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』
2014年には1,000枚くらい送るということだったので、せっかく送るなら印象に残るものがいいと『最後の晩餐』をLIGメンバーで再現することに。
こちらもゴウくんのアイデア。新年の挨拶に『最後の晩餐』は尖りすぎなんじゃないか、と少し心配したのですが、杞憂だったようです。取引先や読者の方から「面白い」という反響をたくさんいただきました。
実は、イエス・キリスト役をしているのが、前年の年賀状にも登場したエンジニアの小林。2013年は彼に助けられたことが多々あったので、救世主という意味で彼を抜擢しました。そういったLIGの歴史も含まれる1枚なので、いま見ても感慨深いです。
2015年:『HUNTER×HUNTER』幻影旅団
2015年には1,400〜1,500枚ほど送っています。テーマは、わかる人にはわかる、『HUNTER×HUNTER』の「幻影旅団」です。LIGらしさを発信しようとしたときに、社内でもファンがたくさんいる漫画『HUNTER×HUNTER』の一場面を制作しました。
LIGらしさを常に発信することには意味があります。ふとしたときに「あ、そういえば……」と思い出してもらうことができるんです。思い出してもらえれば、「こういう仕事はLIGに頼もうかな」と思ってもらえるかもしれないですから。
また、LIGらしさというのは個性豊かなLIGの社員がいてこそ発揮されるので、メンバーをたくさん出演させられるこの場面を起用したのも理由の1つ。真ん中より少し右側の包帯でぐるぐる巻かれているのはCTOのづやくん。「俺じゃなくてもよかったんじゃない?」と言っていたのが印象的です。
なぜ年賀状にこだわるか?
「LIGが考える年賀状」について、ご紹介したいと思います。
企業理念にも通じる「こだわり」
なぜここまで年賀状1つ1つにこだわっているのか。理由は簡単で、制作会社として「年賀状もWebサイトも同じクリエイティブでやりたい」と思っているからです。
LIGは「イケてるものを作り続けること」にこだわっています。しかし、ただ自分たちがこだわっているだけでは意味がなくて「発信し続ける」必要があるんですよね。特に、年賀状は「年に一度」のものですし、誰がもらってもうれしいものですよね。取引先などに毎年、年賀状として「LIGらしさ」を発信することで「やっぱりLIGさんはおもしろいね」と思っていただけるようにこだわっています。
また、LIGの企業理念である「Life is Good 〜わくわくをつくり、みんなを笑顔にする〜」にあるように、年賀状1つをとってもわくわくしてもらったり、取引してラッキーと思ってもらえるようなプレミアム感を感じてもらいたいんですね。