こんにちは、英語チャンネル『Plluto』担当のうらら(@uraranbon)です。実は、社内に英語が喋れなかったけれどアメリカへ1ヶ月横断したツワモノがいるので話を聞いてみました。
アメリカを1ヶ月横断するのに最低限必要な英会話フレーズを聞いてみた
今回話を聞いたのは、こちらの方です。
野田クラクションベベー(以下べべ) 2014年冬よりLIGにジョイン。スマホゲームアプリ『TOWER RISING』の特別企画「ベベ旅ひとりぼっちのアメリカ編」にて、アメリカを1ヶ月かけて横断した。現在は『LIG LIKE』の担当で「OUKY Tシャツ」を販売している。当時の様子を実況していたTwitterアカウントはこちら。 |
企画の特性上、ときには野宿をしたり、車内泊をしたりしていたとのこと。英語をよく使ったのは「レストランやスーパーマーケットなどのお店、もしくは道や観光名所」だったそうです。そこで、役に立った旅の英語フレーズを聞いてみました。
This one.「これください。」
ほしいものを指でさしながら言えば、だいたい伝わる簡単な英語。たった2単語しかないので覚えやすいですね。
- べべのコメント
- 何かほしいときも、ひとまずこれで通じました。名前がわかるときは、”xxx one, please.” と言っていました。
I’d like to 〜「〜をしたいです」
“I’d like to〜” の後に動詞をつなげることで、「〜をしたいです」という意味になる、とても便利なフレーズです。”I want to〜”よりも丁寧な表現になります。
▼ 例文
- I’d like to go to New York.
「ニューヨークへ行きたいです。」
- べべのコメント
- 少し丁寧に言いたいとき、このフレーズで乗り切りました。
Uh-huh.「なるほど」
相手にもよりますが、 “Yes” や “OK” といったような相槌ばかり繰り返していては、すこし不自然に聞こえてしまうことも。より使われている相槌の “Uh-huh” を使うと、会話がスムーズに進むようです。
- べべのコメント
- 郵便局で説明を受けているとき、ずっとこのフレーズを言っていました。
to A from B.「BからAへ」
切符を買うときによく使うフレーズです。例えば東京から大阪までのチケットがほしいときは、 “I’d like a ticket to Osaka from Tokyo.” となります。
- べべのコメント
- 切符を買うときや、道がわからないときなどに使いました。
Cheers!「乾杯」
英語で「乾杯!」といえばこのフレーズ。イギリスでもアメリカでも “Cheers!” といいます。
- べべのコメント
- 向こうで縁があり新たに知り合う人が多く、そういった人たちのパーティーに招待してもらいました。 “Cheers!” と片言でドリンクをかかげたら、知らない外国人も乾杯してくれて嬉しかったです。
How much?「いくらですか?」
「これ、いくらですか?」と聞きたいとき、正確には “How much is this?” という表現になりますが、簡単に「いくら?」と聞きたいときは “How much?” で十分です。
- べべのコメント
- 値段を知りたいときはかなりあったので、頻出フレーズでした。
I don’t know.「わからないです」
「知らない」「わからない」ということを伝えるには、このフレーズです。「わからない」ということを伝えていかないと、相手には自分がどこで問題を抱えているかも伝わりません。
- べべのコメント
- これは必須です。
Tastes good.「おいしい」
“It tastes good.” で「これの味いいね」「おいしい」という意味となり、口語では”it”を省略して “Tastes good” で表現します。”Delicious” や “Yummy” といったようなフレーズもありますが、”Tastes good.” はカジュアルに使える便利な表現です。
- べべのコメント
- レストランや招待してもらったパーティーで。便利なひとことです。
びっくりするくらい、2〜3つの単語で成り立つ文章がほとんどでした。
英語ができないとハンバーガーしか食べられない
せっかくなので、英語ができない中でのアメリカ横断はどうだったのか、聞いてみました。
自己紹介はどのようにしていたのでしょう。
「ジャパニーズコメディアン」とか「シンガー」って言っていました。実は僕、YouTubeに毎日、映画『アナと雪の女王』のテーマソングを歌った動画を投稿していたので。ウケは良かったですね。
英語がわからなかったときはどうしていましたか。
Wifiをもっていっていたので、翻訳アプリを使っていました。1度、Wifiを落として壊してしまったのですが、そのときは本当に大変でしたね。身振り手振りを交えながら、つたない英語でなんとか伝えて・・・という感じです。
あと、ネット環境がない場所にはそもそも人がいないことが多いので、英語が必要なかったです。
「英語が喋れたら・・・」と思ったことはありましたか。
2つのシチュエーションでありました。
1つは「切符を買うとき」です。窓口で買うと値引き交渉ができたり、割引がきくと聞いていたのですが、英語で伝えることもできないので券売機で買っていました・・・。旅費を下げられるチャンスだったのに、もったいないと思いました。
2つめは食事のとき。「どんな味なの? どんな料理なの?」というのも聞けなくて。なので、「This one.」とずっと言っていました。そうなると、毎回ハンバーガーになっちゃったんですよね。
結論:最低限の英語では限度がある
今回べべに話を聞いて印象に残ったひとことは、「英語がわからなくても旅はできるけれど、英語がわかるほうがより楽しくなる」ということ。
わたしも大学生のころに1年間アメリカの大学へ通ったことがあるのですが、もっと英語力があれば図書館にある本をスラスラと読んで、知識を増やせたのに・・・と悔しかった経験を思い出しました。
海外の訪問をより楽しく、よりたくさんのことに挑戦したい人は、ぜひ語学を身につけていきましょう!
▼告知
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