田舎暮らしに興味ある方必見!田舎に移住する前に確認しておくべき10のこと

田舎暮らしに興味ある方必見!田舎に移住する前に確認しておくべき10のこと

Masashi Naito

Masashi Naito

こんにちは! ディレクターのまさしです。
突然ですが、僕はいま長野県の野尻湖にいます。

というのも、LIGのサテライトオフィスである野尻湖オフィスが先日オープンしまして。


 
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LIGでは理念でもあるLife Is Goodを社員一人ひとりが実現するために、「場所にとらわれない働き方」というのを始めました。今回のサテライトオフィスでも、リモートワークの実践や地方ならではの新規事業展開などを実践していきます。
ただ、念願の田舎暮らしではありましたが、いざ始めてみたら「え?嘘でしょ?」と思うこともしばしば。

そこで今回は、僕が実際に田舎に移住してみて感じた、田舎に移住する前に確認しておくべきことをご紹介したいと思います。田舎に移住予定のある方や、田舎暮らしに興味のある方の参考になれば嬉しいです。

田舎に移住する前に確認しておくべき10のこと

1. 都会とは違う!その地域の仕事環境を確認しよう

仕事内容にもよりますが、都会と田舎とではインフラの状況が全然違うので、通信環境をはじめとする仕事環境は、事前に確認しておきましょう!

田舎の場合、都会のように通信速度が速くなかったり、電話の電波が入りにくかったりする場合があります。また、夜はすごく寒い地域だったり、虫対策が必然であったりと、その地域の特徴によってとるべき対策もありますので、働く環境については事前に調査が必要です。

野尻湖オフィスの場合……

なんといっても、虫! 虫! 虫!

野尻湖オフィスは湖の上にあるので、夜はどうしても部屋の光に虫が集まってしまいます。先日、どこから入ったのか、Macのディスプレーの中に蟻が入りこんで出れなくなっていました。

他にも湖面からの照り返しが眩しかったり、観光客がオフィスのそばで遊んでいたりと、想像もしていなかった労働環境が待ち受けていました。一方で、野尻湖オフィスではWi-Fiが室外でも使えるので、桟橋や外のベンチで仕事できるというナイスな一面もあります。

2. 田舎暮らしならではの必需品を把握しておこう

生活環境が変わることで、日々の生活に必要なものも変わってきます。僕の場合は、懐中電灯でした(笑)

夜はとにかく真っ暗です。
晴れている日は満点の星空と月明かりで明るかったりしますが、それでも街灯なんてありませんから、カギを落としたりなんかしたら見つかりません。

そこで移住する前に実際に住居を訪れ、必要なものをリスト化しておくことをおすすめいたします。田舎では近くのスーパーやホームセンターで手に入らないものもあるので、生活に最低限必要なものは移住前に確保しておきましょう!

3. 役所や各機関への手続きは忘れずに

分かってはいても、意外と後回しにしがちなのが諸々の手続きまわり。いまの居住地を離れる前に、役場や各機関への手続きは残さずに行いましょう。

手続き一つひとつは、そこまで手間はかかりません。
しかし、ひとたび田舎に移ってしまうと都市に戻るにも時間や交通費がかかってしまうので、移住前に抜け漏れなく必要な手続きを終わらせておくべきです。

僕の場合は、移住する前日一日ですべて終わらせました。
事前に手続きが必要なリストさえ作っておけば、ちゃちゃっと終わりますよ!

4. 田舎での交通手段を確認しておこう

電車は1時間に1本。
バスも1時間に1本。
駅まで車で15分(歩いたら40分)
東京まで車で3時間半。

場所にもよりますが、これが田舎の現実です

過度の期待はしてはいけません。この現実を受け入れることから田舎暮らしが始まります。移住する先の交通情報は絶対に確認しておきましょう!

5. その地域での遊び方は知っておこう

田舎暮らしは都市の生活と比べて、「便利さ」は圧倒的に劣るかもしれません。

そんな暮らしを都市の生活以上に楽しくするには、その地域を最大限に楽しむ遊びを知ることから始まります。
雪の多い地域や、海の綺麗な地域、お祭りの多い地域など、それぞれに魅力的な遊び方があるはず。

僕のいる野尻湖周辺では、ウィンタースポーツや野尻湖のマリンスポーツ、登山やキャンプ、マウンテンバイクなどの山のスポーツ、そして新潟の海まで1時間弱という距離なのでサーフィンも楽しめます。田舎だからこそ楽しめるアウトドアスポーツを満喫しましょう!

6. 自然をなめたら痛い目をみる

田舎暮らしは、自然と共存しながら生きなければなりません。
冬に何メートルも雪の積もる地域や、夏に何度も台風が直撃する地域など、普通に生活することすら厳しい季節がある地域もあります。

ちなみに野尻湖周辺は、豪雪地帯。冬になると3メートル、4メートルの雪が降り積もります。毎朝雪かきをしてからの出社となるでしょう(笑)
それでも、スキー場まで15分と、ウィンタースポーツを満喫できる環境なので、楽しみ半分、恐怖半分といった気持ちでいます。

田舎に移住するのであれば、その地域の四季の情報を知っておき、心の準備をしておくと移住後も焦らず対処できますよ。

7. 地域特有の習わしや行事が存在する

どこの田舎にも小さなお祭りや都市では聞いたこともない習わしなどがあったりします。
ご近所づきあいから教えてもらったり、役場や駅の掲示板に案内があったりと、リアルなところからの情報取得が基本。僕らの場合、野尻湖オフィスの近くに、ゲストハウスLAMPがあるおかげで、地域の情報やイベントについてはいち早く知ることができています。

「郷に入っては郷に従え」

田舎暮らしではオンラインの情報よりも、リアルな口コミや回覧板、チラシや掲示板の情報などのほうがメジャーだったりしますので、積極的に動いて地域に関する情報収集をしっかりと行いましょう!

8. 近くの町や都市との位置関係を知ろう

隣県や周辺の都市との位置関係、高速道路のインターチェンジや駅の位置など、居住地域だけではなく少し広い範囲で地理を把握しておくことをおすすめします。

なぜなら田舎の道は田んぼや畑や山道など、とにかく似た道ばかり。慣れないうちは、同じ道に見えて迷ってしまうこともあるからです。(特に夜は注意!)

また僕のいる長野県信濃町にはすぐ近くにインターチェンンジがありますが、実は長野市までは高速道路を使わなくても下道でも時間は変わらなかったりします。田舎では、車での移動が多いので、地理を知っていることで得することがありますよ!

9. ゴミ捨ては盲点なので絶対に把握すべし

僕が長野に移住して一番驚いたのは、このゴミ捨てです。
地域のゴミ捨て場は、地区の自治会に入らないと使用することができません。自治会に入っていない場合、車で15分の山の中にあるゴミ処理場まで持っていく必要があります。
さらに驚いたのは、野尻湖周辺は豪雪地帯のため12月から春先まで、ゴミ処理場が休止します。

「え?ゴミはどうするの?」

と誰もが疑問に思うと思いますが……春までの数ヶ月間は、家にゴミを貯めておかなければならないという衝撃的な事実を聞かされました。正直、まだ驚いております(笑)

田舎は都市とは違い、ゴミ収集車の数も多くありません。自分でゴミ処理場まで持って行って捨てるという場所も多々あります。
ゴミの捨て方は、その地域ごとに違ってきますので絶対に調べておきましょう。

10. 田舎の夜は早い

スーパーやホームセンターなどは基本19〜20時には閉まります。これは都市とそこまで変わりませんが、飲食店も20〜21時に閉まってしまいます。
田舎の夜は早いので、都市にいたころの生活リズムだと夕食難民になります。

また、絶対に確認しておいたほうがいいのは、ガソリンスタンドの位置と閉店時間です。
24時間のセルフガソリンスタンドなんて、田舎にはありません。出かけようにもガソリンが無く、翌朝のガソリンスタンド開店まで身動きが取れないなんてこともありえるので、注意が必要ですよ。

まとめ

移住後の暮らしを楽しくスタートするために、色々と事前に準備や調べが必要です。移住となると、単なる引っ越し感覚ではいかない部分があるので、地域に詳しい人とつながっておくといいでしょう。

ゴミ捨てもそうですが、実際に移住をしてみて不便に感じる部分もあるかもしれません。しかし自然の豊かさを肌で感じたり、人との距離が近かったりと、想像していた以上に田舎の良さを感じています。

少しでも興味を持たれた方は、ぜひ長野に遊びに来てみてくださいね! LIGが運営するゲストハウスLAMPに泊まれますし、実際に移住をしたメンバーが、いろいろと実体験をお話させていただきます。

最後に、LIGの野尻湖サテライトオフィスでは一緒に働くメンバーを募集中! Webのお仕事をされていて、田舎暮らしや地方の活性などに興味のある方は、ぜひご応募ください! ※現在この募集は終了しています。

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野尻湖オフィスに遊びに来ていただけるのを待ってま〜す!

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Masashi Naito
Masashi Naito Agency / Web Director / Manager / 内藤 昌史

LIG入社後、観光CtoCサービスの立ち上げから事業譲渡、コワーキングスペース事業の立ち上げからグロース、地方創生事業の立ち上げ、サテライトオフィス立ち上げなど、様々な事業をゼロから立ち上げて成長させるまでのプロセスを経験。現在は、いいオフィス広島 by LIG の運営をしながらWebディレクターを担当。

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