永久保存版!デジタル一眼レフ初心者のためのカメラ用語辞典


永久保存版!デジタル一眼レフ初心者のためのカメラ用語辞典
(編集部注*2014年5月16日に公開された記事を再編集したものです。)

こんにちは。みなさま、連休はどこかにお出掛けしましたか?
7年振りの海外旅行で張り切り、自前のデジタル一眼レフを持って行ったのに、バッテリーを忘れて結局iPhoneで撮影していたライターのemiです。

iPhoneでも充分キレイな写真が撮れるけど、最近流行りのデジタル一眼レフも使ってみたい!という方のお役に立つように、今回はよく使うカメラ用語をまとめてみました。「これ、どういう意味だっけ?」と思ったとき、ぜひ参考にしてください。

それでは、はじめます。

▼目次

  • ア行
    • アウトフォーカス
    • 赤目現象(あかめげんしょう)
    • アスペクト比
    • 圧縮
    • 後ピン(あとぴん)
    • ISO感度(いそかんど)
    • 色合い(色相)
    • 色かぶり
    • F値(えふち)
    • オートフォーカス(AF)
  • カ行
    • 画素数
    • 逆光
    • 黒つぶれ(くろつぶれ)
    • 構図
    • ゴースト
    • コントラスト
  • サ行
    • 順光
    • 白とび(しろとび)
    • ズーム
    • 全押し(ぜんおし)
    • 測光モード(そくこうモード)
  • タ行
    • トーン
  • ナ行
    • ノイズ
  • ハ行
    • 半押し(はんおし)
    • パンフォーカス
    • ヒストグラム
    • ピント
    • フォーカスロック撮影
    • フラッシュモード
    • フリッカー現象
    • ポートレート
  • マ行
    • マニュアルフォーカス(MF)
  • ヤ行
    • 指がかり
  • ラ行
    • レフ板
    • 露出
    • RAW画像(ろーがぞう)
  • まとめ

【こちらもおすすめ】
カメラ初心者にオススメな12の構図でデジタル一眼レフで撮影した写真を魅力的に見せよう

ア行

アウトフォーカス

絞りを調節することで、画面の中にあえてピントを外してぼかした部分を入れること。ピンぼけとは違います。

例えば、人物の撮影でバックをぼかして際立たせるなどは、LIGブログでもよく取り入れている手法だと思います。

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こういうことですね。

赤目現象(あかめげんしょう)

フラッシュを使って写真を撮影したとき、人物などの目が赤く写る現象を指します。これはフラッシュの光が高速であるため、瞳孔を閉じる時間に間に合わず、光が血管の多い網膜に直接届いて赤く写るというメカニズムらしいです。
日本人だと、瞳孔を閉じる時間がそもそも遅い子どもなどが赤目になりやすいのだそう。小さい子を撮影するときは注意しましょう。

ほとんどのカメラには、赤目になるのを弱めるため「赤目軽減モード」(たいてい目玉のマーク)があります。これは、本発光の前に予備発光させる仕組みで、周囲が暗い場所での撮影に使うと効果があります。

アスペクト比

画面の縦横比のこと。デジタル一眼レフカメラで一般的に使われる規格は3:2。

圧縮

一定の方式を使って画像データなどのファイルサイズを小さくすることです。

ちょっと前に私もこんな記事「WEBサイト制作に使える画像ファイル形式の基礎とその特徴」を書きました。
ファイル形式と圧縮時の特徴について知りたい方はこちらもぜひ。

後ピン(あとぴん)

ピントが甘く、合っていなければならないところより後ろでピントが合ってしまった状態。
AF(オートフォーカス)の風景やスナップ、人物の撮影で、目的の被写体の後方になにか重なるものがあると、後ピンになりやすく、注意が必要です。

ISO感度(いそかんど)

デジタルカメラが光を捉える能力を表す値。国際標準化機構(ISO)で策定された規格なのでISOと呼ばれますが、イソでもアイソでも呼び方はどっちでもいいみたいです。

ISO感度を上げると光を捉える能力が上がるので、暗い場所でも被写体を明るく写すことができます。これはフラッシュと異なり、画像の一部だけではなく、全体が明るくなります。
また、暗い場所でもシャッタースピードが速くなるので、手ブレや被写体ブレを防ぐことができます。

ただし、ISO感度を上げると写真にざらつきが発生することがあるので、どうしても必要な場合以外は上げ過ぎないほうがいいでしょう。

色合い(色相)

赤、黄、緑、青、紫のような色味の違いのことです。色の濃さ(彩度)、色の明るさ(明度)とあわせて、色の三属性と言います。

とくに写真においては色合い(色相)を調整することで、肌色の黄色みが増えたり、赤みが増えたりします。

色かぶり

撮影現場の光源に影響されて、余計な色が写真に写ってしまうこと。
太陽光、蛍光灯、白熱電球など、撮影時の光源にはいろいろな種類があり、例えば蛍光灯なら緑、白熱電球なら赤といったように、それぞれの色があります。

人間の目は優秀で、見えるものの色を脳で調整する機能を持つため、光源に色があっても、被写体の色をかなり正確に判断することができます。
しかし、機械であるデジタルカメラは、光源の色をそのまま写真に反映してしまうため、色かぶりという現象が起きてしまうのです。

F値(えふち)

絞り値のこと。絞りとは、レンズを通過する光の量を調節するもので、その結果レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさを絞り値(F値)と言います。
F値が小さい(絞りが少ない)ほどレンズは明るく(レンズを通る光量が多く)、シャッター速度を速くすることができます。

また、F値が大きいと被写界深度が深くなり、背景を含む画面全体にピントが合った写真になるでしょう。一方、F値が小さいと被写界深度が浅くなるので、背景のみぼかしたいときに最適です。

オートフォーカス(AF)

カメラのピントを自動的に合わせる機能のことです。AFとも。

主に以下の2つのメカニズムがあります。

  • 位相差AF

レンズから入った光を2つに分けて、専用のセンサーへ誘導し、結像した2つの画像の間隔からピントの方向と量を判断する方式。一眼レフカメラでの採用がほとんど。

  • コントラストAF

ピントレンズを動かしながら、明暗差(コントラスト)が大きなところを探してピントを合わせる方式。主にコンパクトデジタルカメラで用いられる。

カ行

画素数

なんとなく多いほうが嬉しい感じはしますが、これはデジタルカメラでフィルムの役割をする撮像素子がどれくらいの数の画素で構成されているかを表す値です。

逆光

被写体の背後からカメラに向かって光が当たっている状態のことです。

上手に利用すれば、人物の輪郭など、縁の光り(ラインライト)が綺麗に写り、立体感や透明感などを表現することもできます。

黒つぶれ(くろつぶれ)

画像の中で、暗すぎて真っ黒になっている部分のこと。

つぶれてしまうと補正のしようもないですが、後述する白とびと比べると、暗いほうがあとで加工はしやすいです。

構図

表現したい被写体を画面のどの部分にどう配置するかという作画上の考え方のこと。

なかなか難しいものですが、過去にこんな記事「写真がもっと上手くなる!構図の基本テクニック12選」もありました。勉強になる……。

ゴースト

太陽や車のヘッドライトなどの強い光が形を作り、思わぬ場所にできる像のことです。形を作らず広い範囲に拡がったものはフレアーと言って、ゴーストと区別しています。

コントラスト

明るさの変化の度合いのこと。

コントラストを高く(プラス側に)すると、明暗や濃淡の差が大きく、低く(マイナス側に)すると、明暗や濃淡の差が小さくなります。

サ行

順光

カメラの後ろから被写体に向かって光が当たっている状態のこと。
被写体に対して均一に光が当たるため、撮影対象物の形や色など鮮明に表現できます。普通はこの状態で撮影すると思います。

白とび(しろとび)

画像の中で、明るすぎて真っ白になっている部分のこと。
あとで画像加工しようとしたときに、白とび部分は修正のしようがないので、この状態は極力避けたいものです。

ズーム

焦点距離を連続的に変えること。ちなみにズームレンズであれば、焦点距離を連続的に変えられるレンズのことです。
被写体を大きく写したり、写す範囲を広くしたりできますね。ただし、手ブレが大きくなるので随時三脚を用意するなどの対応を。

全押し(ぜんおし)

シャッターボタンを軽く押す「半押し」に対して、シャッターボタンを完全に押し込むこと。
全押しすると写真が撮れます。

測光モード(そくこうモード)

被写体の明るさを測るものです。デジタル一眼レフカメラは、測光センサーで測定した被写体の明るさに応じて、シャッタースピードやF値、ISO感度を自動でコントロールして適正露出にしています。
このとき、画面内のどの部分の明るさを基準に測定するかを自分で決められるのが測光モードです。

撮影シーンや撮影意図によって、これらの測光モードを切り換えることで、撮影者の狙いにより近い露出を得ることができます。
例えば以下の写真は、夜、屋外のネオンに適正露出を合わせることによって、看板の白とびを防ぎ、文字まで読めるようになっているいい例です。その分、隣の人物はやや暗めに写っています。

看板 のコピー

光源と上手く付き合うためにも、かなり大事な項目ですね。

タ行

トーン

被写体や画像の明暗の調子、濃淡の調子を指す言葉です。
画像の明部(ハイライト)から暗部(シャドー)までの明るさの変化がどのくらいかを評価する用語で、明暗差が大きい写真は硬調、明暗差が少ない写真は軟調と言います。

ナ行

ノイズ

撮影した写真に見られる画像上のざらつきのこと。
高感度で撮影を行ったときや、シャッタースピードを遅く設定したときに発生しやすくなります。注意。

ハ行

半押し(はんおし)

シャッターボタンを深く押し込む全押しに対して、シャッターボタンを軽く押し込むことです。
フォーカスモードをAFに設定しているとき、シャッターボタンを半押しすると、カメラがオートフォーカスでピント合わせを行ってくれます。便利。

パンフォーカス

近距離から遠距離の被写体までピントを合わせる方法。対義語はアウトフォーカス。

「広角レンズを使う」「F値を絞る」「ピントの中心を被写界深度から最適の距離に合わせる」ことによりパンフォーカスで撮影できます。

ヒストグラム

カメラ用語で言うヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのこと。

屋外などでは周囲が明るすぎて、液晶モニターで画像を見ただけでは明るさがわかりにくいことがあります。そのような場合には、ヒストグラムを確認することにより、画像の明るさの情報を確認できます。

ピント

普段あまり意味を考えることは少ないですが、レンズの焦点のことです。被写体に焦点を合わせることを、「ピントを合わせる」と言います。
被写体にピントが合っていると、被写体は鮮明に写りますが、合っていないと、ぼやけて写ります。

フォーカスロック撮影

撮影範囲の特定の部分でピントを合わせて、そのままピントを変えずに(フォーカスロックをしながら)構図を変えて撮影する方法です。

同じような被写体が並んでいるときに特定の対象にピントを合わせたいとき、または、動きが速い被写体にピントを合わせたいときなど、あらかじめ特定の部分でピントを合わせておくと、効果的です。

フラッシュモード

フラッシュを使わないと、暗い場所ではシャッタースピードが遅くなり、被写体がブレてしまうことや、逆光で被写体が暗くなってしまうことがあります。
フラッシュを使うことで、暗い場所でも被写体のブレを防ぎ、もし逆光でも被写体を明るく撮影できます。

フラッシュの撮影モードは以下の2つに分類されます。

  • 先幕発光(さきまくはっこう)

先幕シンクロとも。シャッターが開くと同時にフラッシュが光る発光方式。通常のフラッシュ撮影に用いられます。

  • 後幕発光(あとまくはっこう)

後幕シンクロとも。シャッターが閉じる直前にフラッシュが光る発光方式。このため、走っている車のライトの軌跡などを自然に見せることができます。

  • スローシャッター(スローシンクロ)

メインの被写体をフラッシュの光で明るく写すだけだと、背景の夜景などはフラッシュの光だけでは明るく写すことができません。
スローシンクロは、通常発光に加えてシャッタースピードを遅くすることによって適正露出にする機能です。

フリッカー現象

蛍光灯を光源とするときに発生する、色や明るさの変化。
蛍光灯は家庭用電源の周波数に大きく関係し、東日本では1秒間に100回、西日本では1秒間に120回点滅をしています。

このとき点滅している蛍光灯の「光っているとき」「消えているとき」の間を縫って撮影してしまうと、室内、同じ設定で撮影していても、突然写真の色や明るさが変化することがあります。
ちなみに、シャッタースピードと点滅数の関係で、東日本でのみ確認される現象でもあるようです。

ポートレート

人物をメインにした写真(肖像写真)のこと。

ポートレートの撮り方についてはこちらの記事「ポートレート・人物写真をワンランク綺麗に撮るコツ・テク12選」がとても参考になります!かわいい!

マ行

マニュアルフォーカス(MF)

オートフォーカスの対義語で、自分でレンズのフォーカスリングを回し、被写体がはっきり見えるまでピントを合わせることです。
自動露出機能を使わずに、F値やシャッタースピードを任意の数値に設定して撮影ができます。

構図や場所が変わっても明るさが変わらないメリットがあるため、同じ明るさの場所で撮影する場合などに役に立ちます。

ヤ行

指がかり

構えた手の指がレンズにかかって、大きくぼけて写真に写り込むあの失敗のこと。デジタル一眼レフはレンズまでの距離が遠いのでなかなか起こりませんが。
それにしてもあれ、指がかりって言うんですね。そのままだ……。

ラ行

レフ板

反射板のこと。直射日光のもとで人物を撮影するときなどに、銀紙などを張った大型の反射板を用意して、陰の暗い部分に反射で光を入れ、全体の明るさを補い整えるのに使います。
大袈裟なと思うことなかれ、光源の位置や種類によっては、白い画用紙を一枚顔の下に置いてあげることで、ぐっといい写真が撮れることもあるのです。

露出

デジタルカメラで写真を撮るときは、外部の光をフィルムの代わりの撮像素子へ当てることで撮影が行われます。そのときに光を「どれくらいの量」「どのくらいの時間」当てるかで写真の明るさ、つまり露出が決定されます。
当てた光の量を露出値(EV値)と言いますが、それらを総称して露出と呼ぶこともあります。

露出を調整することで、明るい場所でも暗い写真を撮ったり、暗い場所でも明るい写真を撮ったりすることもできます。
デジタル一眼レフカメラでは、写真の明るさが適正となるように、露出をコントロールする自動露出(AE)機能が搭載されています。このためいつでも適正な明るさの写真を撮影することができ、これを適正露出と言います。

RAW画像(ろーがぞう)

デジタル一眼レフカメラなど、上位のデジタルカメラではじめて記録可能な画像形式。デジタルカメラでは一般的に「写真」としてJPEG画像を生成しますが、RAW画像はJPEG画像を生成する元となる「生」の画像データです。
つまり現像前のフィルムのようなもので、ある程度の写真知識があるユーザなら、露出、コントラスト、ホワイトバランス、カラーバランス、明度、彩度などを、撮影したあとからでも補正や加工、さらにはノイズや歪曲などの除去もできるのです。

基本的に大事な写真はRAWで撮影しておくと安全ですが、ひとつひとつのデータサイズはかなり大きくなってしまうので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
ISOとかF値とか、なにかと身構えてしまう用語の多いデジタル一眼レフカメラですが、慣れてしまえば表現の幅はかなり広がるはず。
意味が思い出せなくて詰まったときは、ぜひこちらの記事を参照してくださいね。

また、用語だけ覚えていても、実際のカメラの使用方法が分からなければ写真は撮影できません。
各メーカーがそれを丁寧に説明するサイトを作っているので、いくつか勉強になるサイトを載せておきます。

参考:デジタル一眼レフカメラの基礎知識 – Nikon

参考:写真撮影テクニック – FUJIFILM

それでは、みなさまのカメラライフが素敵なものになりますように!

 

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この記事を書いた人

emi
emi 外部ライター 東京
Javaのプログラマーから転職して、
現在はウェブのディレクターとして勤務中。

宇宙と数学と地下を愛する猫好きです。

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