こんにちは。
アメリカ横断中の野田クラクションベベーです。
旅も終盤に差し掛かり、アメリカの風土にも順応してきました。
アメリカの東側に居たときは雨や湿度の影響で髪型がクルクルパーマになっていたのですが、西側の乾燥している地域に来るとサラサラになり、アメリカの風土ハンパね〜と感じています。
そんな三週間目の記事まとめを、よろしければ見てください。
【これまでの経緯】

入社して3ヶ月で、アメリカ大陸を横断することになりました。本当にありがとうございました。

何もできない僕がアメリカ大陸を一週間横断してみて思ったこと

アメリカという土地に馴染んできてしまった二週間の話
【13日目〜サンタフェ】
サンタフェの街と聞いて、頭の中に宮沢りえが出てきた人には世代を感じますね。
最初にこの街を見たとき、“美しくて華やか”そんな言葉が似合う印象を受けました。どんな所が美しくて華やかなのかと言うと、街全体が統一されていることです。それこそが、一つの芸術なんだなって思いました。
見所は、芸術だけでありません。美食の街としても有名なのです。
日本食、中華、イタリアン、フレンチなど幅広くの美味しい料理を楽しめます。また、インテリアなども可愛かったですね。ターコイズのネックレスや、アクセサリーなどが売っていて欲しくなりました。お金がなかったんで、見つめていただけでしたが……。
ニューメキシコの土はオクラホマの赤土よりもサラサラしていて、西のカラッとした気温になってきたと感じました。今後は世界遺産などの“絶景”と言われる場所を回ります。
そう、グランドサークルと呼ばれる場所です。この地域で、何を感じ、何を想い、何を伝えられるかを考えて歌にしたいと思います。そして、僕の憧れのナオト・インティライミみたいになりたいです。
アメリカ最古級の美しい都市サンタフェで「奇跡の螺旋階段」に出会いました。
【14日目〜チャコキャニオン】
チャコ・キャニオンという場所に向かいました。
道中ではウサギが死んでいたり、蛇が死んでいたり、牛が死んでいたりしていて、不安で仕方なかったです。
本やネットの情報で、田舎の方に行くとガソリンスタンドがなくなっていくのでマメに補給しましょう!と書いてあったのですが、本当でしたね。
ガソリンが半分以下になって、田舎の道に入ると「ガソリンスタンドは蜃気楼の彼方に消えていったんですか? どこですか?」となります。また、雄大な遺産などを見るときはネットが一切使えなくなるので、注意してくださいね。
チャコ・キャニオンでは、アサナジ族の住居や生活の雰囲気が見られます。何の不自由もない自分の暮らしに感謝しましたね。それでもアサナジの文化はすごいと思いました。手探りで作り、それを人が住めるレベルにまでしていたというのが驚きです。
人には、衣・食・住の三つがないと死んでしまうと思います。
そして生きるための理由として、二つあると思います。一つは、生きるため。もう一つは、子どもを守るためです。今まで家事や料理をしなかった女の人でも、子どもを産むと責任感が出てきて変わるという話をよく聞きます。何か守るものができれば、自然と生きるということを意識できるのかもしれないな〜と思いました。
そんな、ナバホの人が住んでいる地域もあるモニュメントバレーで一番心に響いたのは、アーティストポイントと呼ばれるポイントです。見渡す限り地平線が広がっていて、すげぇ〜って素直に言ってしまいました。これがアメリカの残してくれた遺産なんだなって思いました。
世界遺産チャコ・キャニオンの石造りの住宅が凄くて、僕の魂が震えました。
【15日目〜モニュメントバレー】
写真で見るよりも圧倒的な迫力でした。心が洗われるというか、何というか。
モニュメントバレーには色んな見るポイントがあり、それぞれ良さがあります。また、見るときに知っておきたいこととしては、メサとビュートの違いです。メサはテーブル状の大地のことで、卓上大地とも呼ばれています。ビュートはメサよりも侵食が進み、独立丘となったものを指します。
ポイントごとに、ナバホ族の人が作ったと思われるアクセサリーやジェエリーが売っていて、思わず欲しくなりました。まぁ、買えませんでしたが。
またナバホ族について、もっと勉強したいと思いました。ナバホ族はアメリカの先祖とも呼ばれていますが、現状は色々と問題が山積みです。年金に頼って働かなくなり、お酒に溺れてしまうというケースがあるそうです。
そんなナバホの人が住んでいるモニュメントバレーで一番心に響いたのは、アーティストポイントと呼ばれるポイントです。見渡す限り地平線が広がっていて、心からすごいと素直に思いました。アメリカの大地に感謝したいと思います。