こんにちは、LIGブログ編集長代理のまこりーぬ(@makosaito214)です。
ここ最近、Webメディアの閉鎖や買収がまた一段と増えた気がしませんか?
も〜ほんとにメディア事業って大変ですよねぇ。当LIGブログもご多分に漏れず大変です。Googleのコアアップデートが起きた日なんかはもうドキドキして眠れません(涙)。
Googleに振り回されながらも高い売上目標を “確実に” 達成するには、一体どうしたらよいものか……
【募集中】ウィルゲートM&Aの買い手企業が1400社を突破!Webメディアを求めている買い手企業が多数。会社や事業の売却をご検討の方は吉岡までご連絡下さい📩 pic.twitter.com/SrMeDwewRo
— 吉岡専務@ウィルゲート│ IT特化のM&A仲介。2年で30件成約 (@seoamigo) March 6, 2022
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いや、あの、ほんの出来心なんですけれども、
LIGブログって売却したら一体いくらになるんだ???
フットワークの軽いウィルゲート吉岡さん(@seoamigo)ならきっと相談にのってくださるはず。ちょっと連絡してみましょう。相談だけなら無料だし。
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株式会社ウィルゲート 専務取締役COO 共同創業者 吉岡 諒 さん1986年岡山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代表取締役小島氏と共に、2006年に株式会社ウィルゲートを設立。個人として累計で3,000社のWebマーケティングの課題解決提案を実施。2018年にはSEOのAIツール「TACT SEO」、2019年にはオンラインで編集チームが作れる「エディトル」、M&A仲介支援サービス「ウィルゲートM&A」をリリース。2021年はSNSを活用した営業支援「ソーシャルセリング」を開始。COOとして全サービスの管掌役員を務める。 |
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さすがは吉岡さん、爆速レスポンスです。

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いざ、査定金額を聞いてみよう
3日後

ようこそウィルゲートへ! まこりーぬさん、今日はM&Aについてわからないことをなんでも聞いていってくださいね。
わからないことだらけで恐縮です! よろしくお願いいたします!……まずは気になるLIGブログの査定金額からお聞きしてもよいでしょうか?
いいでしょう。LIGブログの査定金額は……・
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円です。
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あの、すみません吉岡さん、これって高いんでしょうか? 低いんでしょうか?相場がわからず、せっかくの見せ場でうまくリアクションがとれませんでした。申し訳ありません。
あ、まぁそうですよね。相場って意外と知られていませんからね。一般的にWebメディアの売却金額の相場はメディアの種類によって変わってきます。アフィリエイトやアドネットワークによるマネタイズのメディアは年間の営業利益の1〜2年分、ECサイトは2〜3年分、特定領域の顧客が多数掲載されるリード獲得メディアは3〜5年分が目安です。
メディアの集客方法がSEOに依存している場合、Googleのアルゴリズム変動で大きく下がってしまうリスクがあるため、広告など集客方法が分散されているほうが評価はされやすいです。また、アフィリエイトによるマネタイズはASP経由の取引になり顧客資産がないとみなされるため、評価されづらい傾向にあります。
LIGブログの場合は、タイアップ広告によるマネタイズをメインにしつつ、Web制作事業のリード獲得による貢献利益を踏まえて、営業利益の2年分で見積もりました。メディアに加えて営業や編集、ライターの人員も伴う場合は、もっと高い評価になります。
ほほう……!
その他の査定ポイントとしては、記事数が10,000以上とものすごい量であることですね。事業価値にわかりやすく反映されるのは売上や営業利益ですが、メディアを作り上げるのにどれだけの手間ひまがかかっているのかは評価点の一つです。また、現状1,750サイト以上からリンクを集めており、業界水準と比較してもかなりドメイン評価が高い状態です。ただしドメインが「liginc.co.jp」なので、さすがにこのまま譲渡はできません。今回はWebサイトのコンテンツの売却になるので、ドメインパワーがあるメディアに移管しない限りは訪問者数が落ちる可能性が高いでしょう。
ふむふむ、こういった基準で査定されるんですね。
なお、集客が長年安定している、顧客継続率が高いなど売上が予測しやすい事業であれば、最大7〜8年分の営業利益で評価することもありますよ。また、会社として上場準備中の場合は上場後の市場価値を踏まえて営業利益の10年分以上の評価がされることもあります。
ふむふむふむ。……実際にLIGブログを買ってくれそうな企業様って、どんなところでしょうか?
こちらが候補企業リストです。約50社ピックアップしておきました。
はやいな
Web制作系の企業様はもちろんのこと、BtoB資料請求サイトを運営する企業様、デジタルマーケティング全般を手掛ける企業様などを中心に洗い出しています。
A社にB社にC社。名前を知っている企業様ばかりでなんだかテンション上がりますね……!
一部の企業様にはコメントももらっておきました。
はや過ぎるな- 株式会社ベーシック 代表取締役 秋山 勝様
- 事業内容:Webマーケティングの大衆化をビジョンに、BtoB領域を中心にエンジニアやデザイナーなどの専門人材に頼らないノーコードマーケティングSaaSを展開中。
コメント:「LIGブログは弊社のferretと双璧をなすメディアであるものの、カバーしている範囲がマーケターとビジネスで違うため顧客への提案の幅も広がるし、マーケットシェア拡大の期待が持てますね。僕らのビジョンであるマーケティングの大衆化への貢献も十分ありそうですね」
- スマートキャンプ株式会社 代表取締役社長 林 詩音様
- 事業内容:テクノロジーで社会の非効率を無くす」をミッションに、BOXILというSaaSの比較サイトやオンライン展示会、インサイドセールス代行サービス「BALES(ベイルズ)」などを運営。
コメント:「LIGブログは指名検索数も多く、被リンクも増え続けていて、トラフィックもここ数年安定しているので将来性に安心感があります。法人ユーザーが検索するキーワードも一定数上位表示されていますし、BOXIL会員獲得に活用できそうな記事も多数あり、シナジーがありそうなので検討したいです。チームも一緒に買えるなら、LIGブログの企画記事のようなコンテンツをBOXIL Magazineでも作ってみたいです」
- 株式会社WACUL 取締役CFO 竹本 祐也様
- 事業内容:データ分析ツール「AIアナリスト」でマーケティングDXを自動化する。
コメント:「多彩でひと味違う企画記事で、多くの人を惹き付けることができる企画力あるメンバーがいるようです。マーケティングDXを支援する自社ソリューションのひとつとしてだけでなく、アクハイアリングの可能性など幅広く検討できそうです」
え〜、そんなに評価してもらえるなんて、なんだか嬉しいです!
M&Aが最短1.5ヶ月で完了!?
無知で大変恐縮なんですが、M&Aってこの後どのような流れで進むのでしょうか?
リストアップした約30〜50社の買い手企業に対して、まずは社名非公開で提案を進めます。そこから「興味あります」と手を挙げる企業が約10社、詳細な情報を開示して面談に至るのが約5社。具体的なオファーを出す企業は2〜3社へと絞られ、最終的には1社と合意しM&Aが成立する、というのが成約までに必要な活動量です。
一般的なM&A仲介だと6ヶ月程度かかるものですが、ウィルゲートM&Aの場合はWeb/IT領域に特化し、3〜4ヶ月で成約するスピードが強みです。なかには最短1.5ヶ月でWebメディアの買収が決まったケースもありますよ。エヌリンクス社、エスタイル社のM&A事例
「メディアのプロだから安心できた」キーマン2人が語るスピードM&A成約の舞台裏
なるほど、わかりましたよ。ウィルゲートM&Aはとにかくはやいのが強みですね?
おっしゃるとおりです。M&Aサービス利用者約100人を対象にアンケート調査をおこなったところ、成約期間に対して約6割の人が不満を感じていると回答しました。そのため我々はスピーディーな対応を激しく心がけています。
売却が進まないと、売り手企業はなかなか次に進めませんもんね。すばやい対応は超ありがたいはずです。ウィルゲートM&Aがとにかくはやい秘訣

ウィルゲートM&Aはなぜそこまではやく進められるんでしょうか?
一つは、Web/ITやベンチャー領域に特化しているからです。弊社のようにWebメディアやSaaS事業の成約実績が多い、M&A仲介会社って業界的にまだめずらしいんですよ。大手M&A仲介会社はおもに事業継承案件を取り扱っているため、店舗型ビジネスや製造業の成約実績は豊富にあっても、IT系に疎いケースが少なくありません。
たしかに、領域を特化している時点でマッチングの効率は格段に上がりそうです。
それに我々ウィルゲートはそもそも自社がWebメディアやSaaS、デジタルマーケティング事業を展開しているので、売り手企業のビジネスモデルや運営フローを把握するスピードもはやいですね。
IT企業がM&A仲介をやっているのはかなりめずらしいですよね。
もう一つは、ビジネスフローの徹底的な効率化です。M&A業界には従来のお作法がまだ根強く残っていて、秘密保持契約書(NDA)の締結を紙でおこない、綿密な資料を作成して、M&A担当者にメールで情報を送って、定例会議にかけてもらって……と、それぞれのフローに数週間かかるのが一般的です。下記のアンケートのように、資料作成や契約書締結に「時間がかかった」と感じている人は25%強もいます。

一方で我々は、NDAの締結はクラウドサインで済ませて、経営者に直接SNSのチャットで情報を送って数時間後には興味ありなしの返信をもらって……とムダな待ち時間を徹底的に省いています。買い手企業もIT・Web企業なので、デジタル上のコミュニケーションがはやいんですよ。
なるほど。銀行的な進め方か、ITベンチャー的な進め方か、という違いがあるわけですね。しかし社長に直接チャットで連絡って、それ担当者が吉岡さんじゃないと実現しなくないですか!?
まこりーぬさん、安心してください。M&Aに積極的な経営者との連絡手段はDMではなくチャットグループなので、私以外のメンバーも直接連絡がとれるようになっています。それに買い手企業がどういう事業に興味があるのかは、吉岡の頭の中ではなく、すべて社内にデータベース化してあります。たしかに買い手企業を広告費をほとんどかけずに約1,600社集めることができたのは私の個人的な貢献もあったと思いますが、現在は完全に仕組み化しているので私が介在しなくても、8名体制の組織としてスピーディーに進むようになっています。個人的にはもっとでしゃばりたいんですが、最近はそんなに出番がありません(笑)。
ウィルゲートM&A=吉岡さん! というイメージがかなり強かったので驚きました。しっかりとチームで動かれているんですね。買い手が見つからないときはどうするの?

ちなみに、いくらはやく候補を紹介してもらえたとしても、結局買い手がつかないことは多々あるわけですよね……?
こればっかりはそうですね。買い手企業にとっては失敗リスクもあり、大きな投資になるので、相当魅力に感じてもらえなければ成約には至らないものです。そのため弊社では、店舗ビジネスや製造業など我々が得意領域ではないM&A案件であれば他の仲介会社を紹介することもあります。各仲介会社によって得意な業界が異なるので、売り手企業にはさまざまなM&A仲介会社を利用してもらい、可能性を最大化してほしいと考えています。Web/IT領域はウィルゲートM&Aをオススメしますw
やっぱりそうですよね……。
また、買い手がつかなかった場合はその理由を売り手企業にしっかりとフィードバックするようにしています。たとえば「利益があと2,000万円出ていれば買いました」という理由で売れなかった場合、裏を返せば、その事業は「あと2,000万円利益を伸ばせば売れる」ということです。「しっかり事業を伸ばして来年出直します!」と意気込んでくれる売り手企業様もいらっしゃいますよ。
なるほど。自分の足りないところが理解できれば、次のアクションにつなげることができますね。
そうなんです。結果に対して売り手企業にどれだけ納得してもらえるかが重要だと考えています。そのためにも候補企業の “数” を出すことは徹底していますね。そもそも紹介数が少なくてお断り理由も不明瞭だと「なんで売れないんだ!」「もっと高く売れるはずだ!」といったモヤモヤにつながりやすいですから。
たしかに複数人から同じ理由でフラれたとすれば、諦めもつきそうです。……とはいえ、テキトーに寄せ集めて数だけ合わせるわけにもいきませんよね。肝となる候補企業のリストアップはどのようにおこなっているのでしょうか?

「既存事業と同じ事業を買う」「隣接する事業を買う」「まったく異なる事業を買う」という3パターンに対し、それぞれもれなく洗い出すようにしています。前2つはデータベースから引っ張れますが、最後の「まったく異なる事業を買う」ケースは偶発的な出会いを起こすしかありません。そのためM&Aに積極的な経営者には月2回「ウィルゲートのおすすめM&A案件●選」をメールで送ったり、売り手企業に了承をとった上で私のFacebookに概要を投稿したりして反応を得ています。
先ほどいただいた30〜50社の候補企業リストはこうした地道な洗い出しによって生まれていたんですね……!SEOの会社がM&A仲介を始めた理由
吉岡さん、最後に素朴な疑問なんですが……SEOに強いウィルゲートがなんでまたM&A事業をはじめたのでしょうか? それこそまったく異なる事業ですよね。
ウィルゲートは累計7,200社と取り引きがあるのですが、2017年頃から顧客間のM&Aがたびたび起こるようになりました。そんなとき、とあるお客様から「吉岡さん、M&Aを検討しているからこんな事業があったら教えてくれない?」と声をかけてもらったんですよ。実際に動いてみたら続々と成約が生まれて、1年半後には正式に事業部化しました。実はウィルゲート自身もM&Aを6回経験しています。ある事業から撤退せざるを得なかったとき、1億円以上で売却できて救われたこともありました。もしこれがただの撤退だったら、投資したお金はすべてムダになったし、お客様にも迷惑をかけるところだった。M&Aの大切さは誰よりも身にしみて感じていたので、いざやるならべンチャー企業の手助けとなる、自分が使いたいと思えるようなM&A仲介サービスを作ろうと決心しました。
そんな背景があったんですね。いいお話だなぁ。
こうした思いもあって、我々は株式譲渡に限らずWebメディアなどの事業譲渡もお手伝いすると決めています。そのためウィルゲートM&Aは着手金や中間手数料なし、最低手数料は200万円です。これは最低手数料2,000万円が当たり前のM&A業界において、新しい価格設定なんです。
サービスの理念が落とし込まれたすばらしい設計ではないですか……!
日本はM&AよりもIPOのほうがカッコいいという風潮があり、米国と比較してもM&A件数が圧倒的に少なくM&A後進国です。しかしM&Aがもっと活発になれば、連続起業家が増えたり、エンジェル投資家が増えたりと、ベンチャーのエコシステムはもっともっとうまく回っていくはずです。我々ウィルゲートM&AはWeb/IT領域に特化したM&A仲介サービスとしてNo.1を目指し、日本の起業家・ベンチャー企業をどんどん応援していきます!
LIGブログの売却を相談しにきたはずが、いつのまにか吉岡さんのアツい想いに圧倒される時間になってしまいました……。私も、ウィルゲートM&Aを応援します!!!まとめ:Web/IT領域のM&Aなら「ウィルゲートM&A」に相談しよう!

- ウィルゲートM&Aの特徴
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- Web/IT領域に特化し、3〜4ヶ月で成約するスピードが強み
- WebメディアやSaaS事業の成約実績が豊富(マーケティング支援やWeb制作やシステム開発・ECなどの実績も多数)
- 候補企業を徹底的に洗い出すことで納得感あるマッチングを実現
- 最低手数料が200万のため株式譲渡に加えて事業譲渡も相談可
- 着手金なし、中間手数料なしの完全成果報酬のため無料で相談可
IT企業のみなさま! 株式・事業売却を検討の際はぜひウィルゲートM&Aにご相談してみてはいかがでしょうか? 完全成果報酬のため相談は無料ですよ!
Web/ITやベンチャーのM&Aならウィルゲートに無料相談!
吉岡さんに直接相談したい方は、吉岡さんのSNSからご連絡くださいね!
Facebook : https://www.facebook.com/willgate/
Twitter : https://twitter.com/seoamigo
以上、まこりーぬでした!
※LIGブログの売却検討は記事広告上の演出です。いいメディアにすべく、今後も粛々と愛を込めて運営を続けてまいります。
