進行管理の仕事内容とは?業務の中身・向いてる人・活かせる仕事を現役Webディレクターに聞いた

進行管理の仕事内容とは?業務の中身・向いてる人・活かせる仕事を現役Webディレクターに聞いた

LIGブログ編集部

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こんにちは。LIGブログ編集部です。

「進行管理が好きなら、どんな職種を目指せばいいんだろう?」

進行管理は、クリエイティブ制作やプロジェクトの現場で「縁の下の力持ち」として欠かせない仕事です。段取りや調整が得意な人にとっては、その「好き」をそのまま強みにできる仕事でもあります。

本記事では、進行管理の具体的な仕事内容5つや、進行管理を活かせる職種(制作進行・Webディレクター・PMなど)の向き不向き・年収・キャリアを整理します。

さらに、LIGで多数の案件を回す現役Webディレクター・リコさんへの取材を通じて、現場の生の声や向いている人の特徴までお伝えします。「進行管理が好きかも」という方は、ぜひ自分に合う仕事を探す参考にしてください。

ico 取材協力:株式会社LIG Webディレクター リコグラフィックデザイナーとして雑誌制作に携わるなかで、台割(ページ構成)や入稿スケジュールの管理といった進行管理を経験。納期から逆算してスケジュールを組む面白さと適性に気づき、ディレクターへ転身した。制作会社で6年間、業種を問わず数多くの案件のディレクション・進行管理を担当し、2023年3月にLIGへ入社。現在も新規制作・保守・提案など複数の案件を並行して進行管理している。

進行管理とは? 仕事内容をわかりやすく解説

進行管理とは、ひとことで言えばプロジェクトが予定どおり・一定の品質で完成するように、スケジュールや関係者を調整して進める仕事です。

進行管理の本質は単なるスケジュールの監視ではありません。「どこで詰まりそうか」を先読みし、関係者を動かしてプロジェクトが止まらないように手を打ち続けることが核心です。

デザイナーやエンジニア、クライアントなど立場の違う人たちの間に立ち、納期と品質の両方を守るのが役割です。

💡 進行管理の役割のポイント

  • 計画する:納期から逆算して現実的なスケジュールを組む
  • 回す:日々の進捗を追い、関係者と調整して仕事を前に進める
  • 守る:トラブルや遅れの芽を早めに見つけ、納期と品質を守る

ちなみに:進行管理は「職種名」でもあり「業務の一部」でもある

なお、「進行管理」という言葉は使われ方が2通りあります。アニメ・広告・出版・映像などの業界では「進行管理」「制作進行」がそのまま職種名として募集されますが、Webディレクターやプロジェクトマネージャーのようにプロジェクト全体を見る職種では、進行管理は数ある業務のうちの1つとして担われます。

つまり「進行管理が好き・得意」という人は、進行管理そのものを職種にする道と、進行管理を含む幅広い職種に進む道の両方を選べます。

進行管理の主な仕事内容5つ

進行管理が具体的にどんなことをしているのかを、代表的な5つの業務に分けて見ていきましょう。ここでは、LIGで多数の案件を進行する現役Webディレクター・リコさんに聞いた現場の進め方も交えて紹介します。

なお、どこまでの業務を担うかは職種によって異なります。制作進行はスケジュール管理や進捗の調整が中心になり、Webディレクターやプロジェクトマネージャーになると、人のアサインや上流の判断まで幅広く担います。

ここでは進行管理に共通する5つの業務を、現役Webディレクター・リコさんの声も交えながら具体的に見ていきます。

スケジュール設計(納期からの逆算)

最初の仕事は、スケジュールを引くことです。やみくもに締め切りを決めるのではなく、納期から逆算して「誰がいつまでに何をすればゴールに間に合うか」を組み立てます

実際の現場でも、案件が始まるとまずクライアントと納期を決め、大まかなスケジュールを引くところからスタートします。そのうえで担当者がアサインされたら、その人のリソース(手の空き具合)を確認しながら、細かいスケジュールに落とし込んでいきます。

リソース調整・アサイン(誰に何を任せるか)

意外と見落とされがちですが、「誰にお願いするか」を決めて確保するアサイン業務も進行管理に関わる仕事です。スケジュールを引いても、実際に動いてくれるメンバーがいなければプロジェクトは進みません。とくにWebディレクターやプロジェクトマネージャーのように人の配置まで担う立場では、この調整が大きな比重を占めます。

とくにリソースが逼迫している時期は、空いている人を待っていても手は空きません。自分から各所に「いま忙しいですか?」と確認しに行き、さらにそのメンバーが掛け持ちしている他案件の状況まで気にかけながら調整していく必要があります。

icoアサインするときは、その人がいま他にどんな案件を抱えていて、どれくらい余裕があるかまで見ます。誰かに無理な負荷がかからないか、どの案件も気持ちよく進められる体制かを考えるので、アサインの時期は本当に気を使いますね。

また、空き状況だけでなくメンバーの特性を理解して、その人が活きるアサインをすることも大切なポイントです。得意・不得意や進め方の好みは人それぞれ。力を発揮しやすい役割を任せることで、本人がいきいきと働け、良い成果につながります。メンバーが気持ちよく動ける状態をつくるのも、進行管理の大事な役割です。

単純にスケジュールを機械的に埋めるのではなく、一人ひとりの事情や得意を踏まえて組み立てる。ここが進行管理の腕の見せどころです。

進捗管理(日々のタスク監視)

進行管理では、新規制作・保守・提案など複数の案件を同時に並行して担当するのが一般的です。1つの案件につきっきりになるのではなく、いくつもの案件を行き来しながら、日々タスクを監視し、それぞれの進捗を追います。「今日やるはずのタスクや、誰かと話すべきことはなかったか」を毎日確認し、抜けがないかをこまめにチェックしていきます。

進捗の追い方は、相手に合わせて変えるのがポイントです。自分のペースで進めたい人には口を出しすぎず、一緒に確認しながら進めたい人には数日に1回声をかけるなど、一人ひとりの進め方に合わせて伴走の度合いを調整します

複数の案件を並行するうえで効いてくるのが、情報へのアクセスを整えておく工夫です。タスク管理ツール(AsanaやBacklogなど)とは別に、案件ごとに必要なリンクを1か所にまとめた「ポータル(リンク集)」を用意しておくと、案件の切り替えがスムーズになります。

ico案件ごとに、プロジェクト管理画面・Figma・資料・関連サイトなど、よく開くリンクを1か所にまとめています。私はブラウザのスペース機能を使っていて、案件が切り替わってもすぐ必要な情報に飛べるので、急な確認やトラブルにも素早く動けるんです。

連絡調整(社内とクライアントの窓口)

進行管理は、社内の制作チームとクライアントの間に立つ窓口でもあります。クライアントには「いつまでにこの確認・資料をお願いします」と依頼し、社内のメンバーには日々のタスクを依頼・調整します。

やり取りの比率は、クライアントよりも社内チームのほうがやや多くなりがちです。1つの成果物ができあがるまでに、メンバーと細かくやり取りを重ねる必要があるからです。

連絡手段も、テキストベースがよいのか直接会話がよいのか、相手の状況に合わせて使い分けます。

品質チェック・トラブル対応(抜け漏れの確認とリカバリー)

成果物が依頼内容や仕様・レギュレーションどおりに仕上がっているか、抜け漏れがないかを確認するのも進行管理の役割です。納品間際の大きな手戻りを防ぐため、制作の途中段階からこまめにチェックし、気になる点は早めに共有します。

なお、ここでいう品質チェックは「決めた基準を満たしているか」の確認が中心です。表現や演出などクリエイティブそのものの良し悪しを最終判断するのは、ディレクターなど上流の役割になります。進行管理は、その判断がスケジュールどおりに回るよう支える立場です。

そして、進行管理で最も神経を使うのがトラブルや遅れへの対応です。とくにスケジュールは連鎖するため、誰か1人が遅れると後続の工程まで影響が及びます。詰まりそうな箇所を早めに察知して手前で対処したり、影響範囲を見てスケジュールを現実的に引き直したりと、問題が大きくなる前に動くことが求められます。

進行管理に関わる仕事【どんな職種がある?】

ここまで見てきた進行管理を、実際にどんな職種が担っているのかを見ていきましょう。「進行管理が好き・得意」な人が目指せる仕事は、Web・広告・アニメ・映像・ゲームなど業界をまたいで想像以上に幅広くあります。ここでは、進行管理そのものが職種になる「制作進行」系から、進行管理を仕事の一部として含む職種まで順に紹介します。

※各職種の年収は2026年6月時点の各種調査・求人データをもとにした目安です(企業・経験・地域により異なります)。主な参考:厚生労働省 job tag(職業情報提供サイト)Geekly「Webディレクターの年収」JAniCA「アニメーション制作者実態調査」ジョブ図鑑「テレビADの給与・年収」 など。

制作進行(Web・広告・出版など)

まずは、進行管理そのものが職種として確立している「制作進行」系の仕事です。Web制作・広告・出版などの制作現場で、スケジュール管理や関係者の調整を専門に担います。デザイナー・ライター・エンジニアなどのクリエイターとクライアントの間に立ち、素材ややり取りを整理しながら制作物を納品まで導きます。日々のタスク確認、各所への依頼、スケジュールの調整が仕事の中心です。

未経験での入りやすさ 未経験歓迎の求人も多く、進行管理を入り口にしやすい職種
年収の目安 約350〜600万円(未経験スタートは350〜450万円前後が中心)
キャリア ディレクター・プロデューサー・PMなど、より上流の仕事へ

アニメ制作進行

アニメ制作で、各話のスケジュール管理・原画などの素材回収・各セクション(作画・撮影・仕上げなど)の連絡調整を担う職種です。現場を動き回りながら、制作を止めずに前へ進める入り口のポジションです。

未経験での入りやすさ 新卒・未経験から入りやすい、アニメ業界の入り口職種
年収の目安 約300〜350万円(JAniCAの制作者実態調査)と業界的に高くはない
キャリア 制作進行 → 制作デスク(500万円前後)→ プロデューサー(550〜600万円台)

映像・テレビの制作進行(AD・AP)

映像やテレビ番組の制作で、撮影・編集のスケジュール管理や出演者・スタッフ・各所の調整、ロケや収録の準備・段取りを担う職種です。「制作進行」「AP(アシスタントプロデューサー)」「AD(アシスタントディレクター)」などと呼ばれます。

未経験での入りやすさ 未経験・新卒から。ADとしてスタートするのが一般的
年収の目安 ADは200〜350万円程度(制作会社)。AP・ディレクターで400〜600万円
キャリア AD → ディレクター・プロデューサーへ

なお、映像・テレビの「ディレクター」は、どう撮るか・どう見せるかを決める演出が主な役割で、進行管理とは別の仕事です。同じ「ディレクター」でも、WebディレクターはPM寄り(進行管理を含む)、映像・テレビは演出寄りと、業界によって意味が変わる点に注意しましょう。

ここからは、進行管理を仕事の一部として含む、より範囲の広い職種です。進行管理に加えて上流の判断や全体統括まで担うため、制作進行などからのステップアップ先にもなります。

プロジェクトマネージャー(PM)

予算・品質・スケジュール・リスクなど、プロジェクト全体を統括する職種です。進行管理を含みつつ、クライアント折衝や予算管理、チーム編成まで、より広い責任範囲を担います。

なお、ゲーム開発やシステム開発の現場では、進行管理を専門にする「制作進行」という独立職種は少なく、スケジュールやリソースの統括はPMが担うのが一般的です。ゲーム業界で進行管理を軸に働きたい人は、まずプランナーやアシスタント職から入り、進行管理を担うPM・ディレクターを目指すのが現実的なルートです。

未経験での入りやすさ 実務経験者向け。制作進行やディレクターからのステップアップが基本
年収の目安 約660万円(厚労省 job tag)。大規模PJやITコンサル領域では1,000万円を超えることも
キャリア さらにプロデューサー・事業責任者などへ

Webディレクター

Webサイト制作で、企画・要件定義・設計・品質管理に加えて、制作の進行管理を担う職種です。クライアントの要望をサイトの形に落とし込み、デザイナーやエンジニアに指示を出しながら公開まで導きます。

未経験での入りやすさ 未経験可の求人もあるが、制作や進行の実務経験があると有利
年収の目安 平均約580万円(厚労省 job tag)。20代約440万円〜40代以上約560万円程度
キャリア WebプロデューサーやPMなど、より広い役割へ

「進行管理が好きでWebディレクターに興味が出てきた」という人のために、進行管理以外のディレクター業務にも触れておきます。Webディレクターの仕事は、案件のフェーズによって大きく変わります。

1. 要件定義フェーズ
サイトの仕様や使う外部ツールを決め、どんなサイトにするかを設計する。この時期はほぼ要件定義に集中する。
2. 制作フェーズ
要件が固まると制作に入るため、ここはほぼ進行管理に集中する。
3. テストフェーズ
どんなテストをするかを定義し、実際に自分でテストしてフィードバックする。制作の終盤に発生する。

つまり進行管理は、ディレクション全体のなかでも制作期間を中心に大きな比重を占める業務です。Webディレクターの仕事全体やキャリアについては、次の記事で詳しく解説しています。

「この記事を読んでWebディレクターに興味が湧いたけれど、もっと詳しく話を聞いてみたい」「実際に現場で働く人に直接質問してみたい」という方もいるかもしれません。

未経験からWebディレクターを目指すなら、現役ディレクターから直接学べるスクールも選択肢の一つです。たとえばLIGが運営する「デジLIG」では、現役のWebディレクターから直接指導を受けられます。記事だけではわからない現場のリアルを、直接聞ける機会があるのはスクールならではのメリットです。

進行管理に向いている人・向いていない人

進行管理の仕事内容をふまえると、向いている人・向いていない人には次のような傾向があります。あくまで傾向なので、「向いていない特徴」に当てはまっても、意識や工夫で十分カバーできます。

向いている人
  • 意思決定が早い:日々の判断を素早く下せる
  • 視野が広い:全体を見渡し、つまずきの芽に気づける
  • 感情が安定している:トラブル時も一喜一憂せず、落ち着いていられる
  • コミュニケーションが得意:人を動かす調整や連絡を厭わない
向いていない人
  • 気持ちがブレやすい・迷いがち:判断に時間がかかり、感情が揺れやすい
  • 人とのやり取りが苦手:調整や催促にストレスを感じやすい
  • 気を使いすぎてしまう:抱え込みやすく、自分が消耗しやすい

リコさんは「気を使いすぎちゃう人は、自分がすごく大変になると思う」とも話していました。相手を気にかけつつも、抱え込みすぎずに割り切れるバランス感覚が、長く続けるうえで大切になりそうです。

進行管理の経験を活かせる仕事・キャリア

進行管理の経験は、その後のキャリアでも幅広く活きます。大きく「縦に伸ばす」道と「横に活かす」道があります。

縦に伸ばす(業界によっては上位職への道がある)

進行管理が職種として確立している業界では、段階的に責任範囲を広げていくキャリアパスがあります。たとえばアニメ業界では、制作進行から制作デスク(シリーズ全体の進行統括)、さらにプロデューサーへとステップアップしていくのが一般的な流れです。

広告・IT業界でも、進行管理からアシスタントPM、プロジェクトマネージャーへと進む道があります。

横に活かす(スキルとして他の仕事でも評価される)

進行管理で培うスケジュール設計力・調整力・段取り力は、職種や業界を超えて評価されるスキルです。リコさん自身も、デザイナー時代に雑誌の台割や入稿スケジュールの管理で身につけた進行管理が、いまのWebディレクター業務にそのまま活きていると話していました。

ico進行管理の経験は、スケジュールを引くのとか結構パズルだったりするので役立っています。関わる人が増えるほどパズルのピースが小さくなって難しくなるんですけど。

進行管理を一度経験しておくと、ディレクターやマネージャーなど「人とプロジェクトを動かす仕事」全般で強みになります。

【ミニインタビュー】現役Webディレクターに聞く、進行管理の現場

ここからは、LIGで多数の案件を進行するリコさんに聞いた、進行管理の現場の声をお届けします。これから進行管理に関わりたい人に役立つ本音が詰まっています。

進行管理をしていて、いちばん大変なのはどんなところですか?

リコさんが挙げたのは、スケジュールの連鎖でした。1つの工程が遅れると、その後ろのすべての工程に影響が及ぶためです。

ico1日ずれると、こっちを縮めてこっちを伸ばせばいい、では済まず、全部を組み直さなきゃいけなくなる。すごいパズルを組んでいたときほど大変です。

関わる人や工程が多い案件ほど、この組み直しの難易度は上がるそうです。

もう1つの難しさは、「どこに時間がかかりそうか」を前もって見積もることです。同じ作業でも、担当する人や条件によってかかる時間は変わりますし、予想外の事態が起きることもあります。だからこそ、時間がかかりそうな部分をあらかじめ予測し、余裕をもってスケジュールに織り込んでおくことが欠かせません。

進行管理で心がけていること・コツはありますか?

リコさんに聞いたコツは、まず「何が起きても一喜一憂せず、どっしり構えること」でした。トラブルや遅れが起きても進行管理者が動じずに構えていることで、まわりのメンバーが安心して動けるからです。

icoうまくいってもいかなくても、気持ちはできるだけ一定に保つようにしています。決めたことに何かあっても、くよくよせず、すぐ次のリカバリーに向かう。落ち着いて構えていられると、まわりも安心して動けるんです。

これは経験を重ねるなかで、状況の深刻度を冷静に見極められるようになり、気持ちがぶれにくくなった面も大きいそうです。もう1つのコツが、前述した「自分が使いやすいツールに情報を集約しておく」ことでした。

「進行管理が好きかも」という人へ、メッセージをお願いします

進行管理が好きな人には、リコさん自身が担うWebディレクターという仕事をすすめたいと話してくれました。

icoプロジェクトにずっと入っているのってディレクターしかいなくて、スタートからゴールまで全部見守れる。手に職がつくか不安で転職を迷う人もいるけど、この仕事をやっていると進行管理そのもののスキルが身についていくので、その辺も安心して大丈夫だと思います。

進行管理に関するよくある質問

Q: 未経験から進行管理の仕事に就けますか?

十分に可能です。制作進行やアニメ制作進行、Webディレクターなどは未経験歓迎の求人も多く、進行管理を入り口にキャリアをスタートする人は珍しくありません。現役ディレクターも『この仕事をやっていると進行管理そのもののスキルが身についていく』と話しており、最初から完璧なスキルが必要なわけではありません。まずはスケジュール管理やコミュニケーションを丁寧に行うことが第一歩です。

Q: 進行管理はきつい・大変な仕事ですか?

他人のスケジュールに左右されたり、複数案件を並行したりするため、大変な側面はあります。とくに1つの工程の遅れが全体のスケジュールに連鎖するときは神経を使います。一方で『何が起きても一喜一憂しない』『自分が使いやすいツールに情報を集約しておく』といった工夫や、経験による判断力で、無理なく続けられるようになります。プロジェクトを最初から最後まで見守れるやりがいの大きい仕事でもあります。

Q: 進行管理に資格は必要ですか?

必須の資格はありません。実務では、スケジュール設計力・調整力・コミュニケーション力や、プロジェクト管理ツール(AsanaやBacklogなど)を使いこなす力のほうが重視されます。プロジェクトマネジメント系の資格(PMPなど)もありますが、進行管理の仕事に就くために必ずしも必要なものではありません。

まとめ

進行管理は、スケジュールや関係者を調整して「仕事が止まらない仕組み」をつくる、プロジェクトに欠かせない仕事です。制作進行・Webディレクター・PMなど活かせる職種は幅広く、「好き・得意」を仕事にできる道がたくさんあります。

💡 この記事のまとめ

  • 進行管理は、スケジュールや関係者を調整して「仕事を止めない仕組み」をつくる仕事
  • 主な仕事は、スケジュール設計・リソース調整・進捗管理・連絡調整・品質チェック/トラブル対応の5つ
  • 制作進行・Webディレクター・PMなど、進行管理に関われる仕事は幅広い
  • 向いているのは、意思決定が早く、視野が広く、感情が安定している人
  • 進行管理の経験は、ディレクターやマネージャーなど「人とプロジェクトを動かす仕事」全般で活きる

「進行管理が好きかも」と感じたなら、その感覚は大きな武器になります。まずはWeb業界やクリエイティブ業界で、進行管理に関われる仕事を具体的に調べてみるのがおすすめです。

「進行管理が好き」をきっかけにWeb業界で働きたいと感じたら、未経験からWebスキルを学べるスクールで土台をつくったり、Web・クリエイティブ業界に強い転職エージェントに相談したりするのが近道です。LIGでは、その両方をご用意しています。

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