こんにちは! デザイナーのまきまきです。
せっかくの自分時間、どうせならおしゃれなもの・カッコいいもの・かわいいものを見てクリエイティブに過ごしたいですよね。
ただ美味しいだけじゃなくて、「あ、ここ可愛い!」「この空間、最高にかっこいい……!」と思える場所にいるだけで、なんだか贅沢な気分になれるもの。
私にとって、おしゃれなお店巡りは最高のインプット。
特別な何かをしなくても、その空間に流れる空気感を楽しむだけで、自分の中のクリエイティブが刺激される気がするんです。
今回は、都内にあるたくさんのお店の中から、デザイナーの私が個人的に「ここはセンスがいい!」と惚れ込んだ場所を18店舗分、3つのカテゴリに分けてセレクトしてみました。
あなたのお気に入りが見つかるきっかけになれば嬉しいです。
それではさっそく、お散歩気分でチェックしてみてくださいね!
目次
18店舗をMAPでチェック!
これからご紹介するお店を、「グラフィックとパッケージ」「アートディレクションと物語性」「素材感と構成」の3カテゴリで色分けしています。
❤️:グラフィックとパッケージ 🧡:アートディレクションと物語性 💚:素材感と構成
■ Graphics & Packaging
(グラフィックとパッケージ)
ロゴ、タイポグラフィ、空間などの「デザインのブランド表現」が秀逸なお店。
ann fragrance《表参道》
香りを「自分」でパッケージする。映画のような色彩とタイポグラフィの世界。

表参道の路地裏にある、オーダーメイドフレグランスの専門店。自分だけの香りを一から作るプロセスを、圧倒的なアートディレクションで体験させてくれる場所です。
赤いベルベットの階段を抜けた先は、映画『グランド・ブダペスト・ホテル』を思わせる淡いピンクの幻想的な空間。色彩の美しさに、誰もが一瞬で目を奪われるはずです。
まず手渡される「ビンゴカード風の香りリスト」も、グラフィックの凝り方に期待が高まります。

奥に進むと現れるのは、対照的に青白く光る「洞窟」のような静寂で神秘的なエリア。30種類以上の香りと向き合い、白衣のスタッフと調合を重ねる時間はまさに圧巻です。

最後はフレグランス液の色を選び、ラベルのフォントを指定してオリジナルの名前を刻印。
ボトルの細部まで自分をデザインする贅沢な体験を経て、完成した瞬間、その緻密な世界観にどっぷりと酔いしれているはずです。
| 店舗名 | ann fragrance |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区神宮前5-48-3 プロスパー青山 3階 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅より徒歩4分 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅より徒歩12分 JR山手線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線・東急東横線「渋谷」駅より徒歩14分 JR山手線「原宿」駅より徒歩16分 |
| 営業時間 | 【月〜日】11:00〜19:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ |
TWG Tea Salon & Boutique 《自由が丘》
クラシック・ラグジュアリー。イエローとゴールドが象徴する揺るぎない様式美。
画像引用:https://www.tokyugf-twg-tea.com/store-infomation
シンガポール発の高級ティーブランド「TWG Tea」。自由が丘店は、膨大な茶葉が並ぶブティックに優雅なサロンが併設された贅沢な空間です。
一番のインパクトは、壁一面を埋め尽くす鮮やかなイエローの缶。その整然と並ぶ煌びやかな光景は、まるでお茶の博物館のようです。黒い床に木の格子を組み合わせた内装も、キリッと引き締まった格好良さがあり、ブランドの様式美を感じさせます。
画像引用:https://www.tokyugf-twg-tea.com/
デザイナーとして見逃せないのが、パッケージの完成度。量り売りだけでなく、ギフト用の缶も一つひとつデザインが秀逸で、タイポグラフィの美しさに惚れ惚れします。
店舗に併設されているサロンは、打って変わって上品でクラシカル。穏やかでリッチな時間が流れていて、日常を忘れてお茶を楽しめます。
自分へのご褒美や、大切な誰かと特別な時間を過ごしたいときに選びたい特別な場所といえます。
| 店舗名 | TWG Tea Salon & Boutique |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都目黒区自由が丘1-9-8 東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅 南口改札すぐ |
| 営業時間 | Tea Boutique 10:00〜21:00 Tea Salon 11:00〜21:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ オンラインショップ TWG TEA – ティーダブリュージー ティー 自由が丘 [食べログ] |
パティスリーGIN NO MORI 《グランスタ東京》
深い青と銀の森。物語を閉じ込めた独自の世界観。
東京駅の地下に広がる、深い青と銀の世界。「銀の森にしかないお菓子」をコンセプトに、リスのシェフが仕立てる物語を形にした洋菓子店です。
特筆すべきは、食のタブーとされる「青」を主軸に据えた色彩設計。本来は食欲を減退させる色を、あえて使うことで「森の静寂」や「希少性」へと見事に変換しています。
また、照度を抑えた演出も緻密な計算のひとつ。視覚情報を絞ることで、銀色の木やリスのアイコンを際立たせる、舞台装置のような役割を果たしています。
この没入体験の終着点が、宝石箱のように美しいクッキー缶です。単なる容器ではなく、店内で感じた空気感や記憶を自宅へ持ち帰るための「特別な器」としてデザインされています。
空間からパッケージまで一貫した物語性が、デザインによる付加価値の大きさを教えてくれる一軒です。
| 店舗名 | パティスリーGIN NO MORI |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京 地下1階 東京駅構内(改札内) |
| 営業時間 | 【月〜土】08:00〜22:00 【日】08:00〜21:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ |
紅茶専門店TEAPOND 《清澄白河》
一枚のカード、一つの缶。デザインの力が「お茶の時間」を特別な体験に変える。
清澄白河の路地裏に佇む紅茶専門店「TEAPOND」。世界中の銘柄を、デザインの力で親しみやすく発信しているお店です。

淡いグレーや紫の壁紙に、黒い木目の棚が映えるシックな店内は、まるで「魔法使いの薬棚」。グラスから直接茶葉の香りを確認できるスタイルも、五感で選ぶ楽しさをデザインしています。

魅力的なのは、プロダクトの「気軽さ」の設計。本格的な缶だけでなく、数杯分の封筒型パックが用意されており、モノトーンの手書き風イラストや数字のモチーフが、膨大な茶葉をわかりやすく、かつ愛らしく整理しています。
さらに、購入時に添えられる「銘柄カード」のデザインも秀逸。淹れ方や特徴が美しくレイアウトされており、一杯のお茶に物語という特別感をプラスしてくれます。
手にする瞬間のワクワク感まで緻密に計算された、デザイン密度の高い空間です。
| 店舗名 | 紅茶専門店TEAPOND |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都江東区白河1-1-11 東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅より徒歩2分 |
| 営業時間 | 【月〜日】11:00〜19:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
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公式ホームページ |
YOU KNOW WHAT《代々木上原》
「ラフさ」をデザインとして着こなし、大胆な英字と空間が作る、迷いのない空気感。

代々木上原駅のすぐそばに構える、“イタリアン”と“ニューアメリカン”を融合させたダイナー。扉を開けた先に広がるのは、ここが日本であることを忘れさせるような本場の空気感です。

格好良さを決定づけているのは、メニューやサインに躍る大胆な英字のタイポグラフィ。特に唸らされるのが、方眼紙のようなデザインを施した「薄い紙」のメニュー。あえてのペラっとしたラフな質感が、ダイナーらしい軽快さと、計算されたストリート感を生み出しています。
「いいもの=厚い紙」という固定観念をクールに裏切る、ハイセンスな素材選びです。

壁面のイエローネオン、温かみのある木のカウンター、そして革張りソファ。異なる素材がグラフィックと見事に調和し、どこを切り取っても絵になる構成。
ただ席に座っているだけで、クリエイティブな刺激をもらえる、デザインのロジックが行き届いた一軒です。
| 店舗名 | YOU KNOW WHAT |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区上原1-30-1 上原MKビル 1階 小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原」駅より徒歩1分 |
| 営業時間 | 【月〜日】09:00〜22:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
YOU KNOW WHAT [食べログ] |
菓子屋 シノノメ & 喫茶 半月《蔵前》
質感の対比が描く、静かな佇まい。木目と白壁が紡ぐ、凛としたデザインの連鎖。
蔵前の静かな通りに溶け込む「菓子屋 シノノメ」は、焼き菓子の美味しさとともに、空間の潔い佇まいが大きな魅力です。
整然と並ぶお菓子の美しさを引き立てるのは、深い色合いの木目と清潔感のある白い壁が描き出す美しいコントラスト。ラッピングに施された控えめな箔押しのロゴにも、細部までデザインを疎かにしない姿勢が伺えます。

シンプルでありながらブラウン調で統一されたレトロな雰囲気は、懐かしさと洗練が共存する見事なバランスです。

さらに、少し歩いた先にある系列店「喫茶 半月」へ足を伸ばせば、その美学がより静謐な空間へと引き継がれていることに気づくはず。装飾を削ぎ落とした落ち着きのある店内で、丁寧に淹れられたコーヒーを堪能する時間は格別です。
素材感の活かし方や余白の取り方など、二つの店舗を渡り歩くことで蔵前らしい凛としたデザインのリズムを堪能できる。日常を少しだけ特別にする、デザインの感性を満たしてくれる場所になるかと思います。
| 店舗名 | 菓子屋 シノノメ & 喫茶 半月 |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都台東区蔵前4-14-11 ウグイスビル 103 都営浅草線「蔵前」駅より徒歩2分 都営大江戸線「蔵前」駅より徒歩3分 JR総武線「浅草橋」駅より徒歩10分 |
| 営業時間 | 【月〜日】11:30〜18:30 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ 菓子屋 シノノメ – 蔵前/洋菓子 [食べログ] 喫茶 半月 – 蔵前/カフェ [食べログ] |
■ Art Direction & Narrative
(アートディレクションと物語性)
独自の美意識で「物語」を構築し、その場所にしかない体験をトータルで設計しているお店。
HAUTE COUTURE CAFE 《表参道&中目黒》
空間を埋め尽くす色彩。季節ごとに塗り替わる、没入型インスタレーション。
季節ごとに内装がドラマチックに入れ替わる、アフタヌーンティー専門店。中目黒と表参道に構えるこのお店は、空間を「飾る」というレベルを超え、季節の花々で「埋め尽くす」大胆な演出が最大の特徴です。

注目したいのは、カメラのフレームをどこに向けても完璧な背景になるよう計算し尽くされた設計。
一般的なホテルのラウンジでは、テーブル周りだけが華やかで、引きで見ると普通の空間……という残念なことが多いものですが、ここは違います。天井から足元に至るまでコンセプトカラーで統一されており、死角が一切ありません。

これこそが空間全体を一つの「舞台装置」に変える、真のフォトジェニック。ゲスト自身が物語の主人公になれる高度なアートディレクションです。
スタンドに並ぶティーフーズも空間の一部としてデザインされており、五感すべてで世界観を味わい尽くすことができる贅沢な場所といえます。
| 店舗名 | HAUTE COUTURE CAFE |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都港区北青山3-9-19 2階(表参道店) 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅より徒歩2分 東京都目黒区青葉台1-16-9 サクラガーデンイースト 2階(中目黒店) 東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅より徒歩6分 |
| 営業時間 | 【月〜日】11:00〜20:30(表参道店)/ 【月〜日】11:00〜22:00(中目黒店) ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ HAUTE COUTURE・CAFE – 中目黒駅 カフェ [食べログ] HAUTE COUTURE CAFE OMOTESANDO – 表参道駅 カフェ [食べログ] |
小楽園 《代々木上原》
和洋中の伝統色をポップに翻訳した、極彩色で描く現代の桃源郷。
コンセプトは「桃源郷にある夢まぼろしの土産物屋」。店内は和洋折衷に中華のニュアンスまでがブレンドされた、幻想的なピンクの極彩色。
和服とチャイナドレスを掛け合わせた店員さんの衣装も、この異世界を完成させる重要なパーツになっています。

ショーケースに並ぶのは、日本の山々を精巧に再現した「山菓子」など、個性的な造形の品々。お菓子に合わせて徹底的に作り込まれたパッケージには、物語を形にして持ち帰ってもらうという土産物屋としての強い意志を感じます。
私が訪れた際は、バレンタインで「小惑星を砕く」という斬新な企画を行うなど、一連の動作すべてがアートディレクションの一部として設計されていました。
どんな突飛な企画でもブランドの根幹が一切ブレない強固な表現力は、プロダクトの域を超え、誰かの記憶に深く刺さる「体験」をデザインし続けている稀有な存在といえます。
| 店舗名 | 小楽園 |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区元代々木町10-9 小田急線「代々木上原」駅より徒歩6分 小田急線「代々木公園」駅より徒歩5分 小田急線「代々木八幡」駅より徒歩6分 |
| 営業時間 | 【月〜日】12:00〜19:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ 小楽園 TEA SALON & BOUTIQUE – 代々木八幡/カフェ [食べログ] |
絵本の国のアリス《新宿》
2Dを3Dへ、物語の一部になる。可愛いを越えた、大人のファンタジー設計。
新宿のビル内に広がる、ルイス・キャロルの名作を五感で読み進めるコンセプチュアルレストラン。2Dの物語を3Dの空間へ翻訳し、ゲストを物語の一部にする大人のためのファンタジー設計です。

ゲートを潜ると出迎える巨大なトランプ兵のスケール感に、自分自身がアリスのように小さくなった錯覚を覚えます。
デザイナーの視点で面白いのは、絵本の中の「記号」を物理的なパーツへと変換している点。ハートを象った椅子や女王の庭園を思わせる深いグリーンが、平面の物語をドラマチックに立ち上げています。

赤・白・黒の力強いコントラストは、可愛らしさの奥に潜む物語の「毒気」を見事に表現。その世界観は皿の上まで貫かれ、キャラクターを模したメニューも一つの「グラフィックワーク」のようです。
ページをめくるワクワク感を物理空間へ拡張した、物語性と設計が緻密にリンクした空間です。
| 店舗名 | 絵本の国のアリス |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都新宿区歌舞伎町1-6-2 T-wingビル B2階 JR・東京メトロ・都営各線「新宿」駅より徒歩3分 西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩4分 |
| 営業時間 | 【火〜金】09:00〜22:00 【土・日】11:30〜16:00 / 17:00〜22:00 【月】11:30〜14:30 / 17:00〜22:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ 絵本の国のアリスのご予約 – 新宿西口/イタリアン [食べログ] |
PENNY LANE《ソラマチ》
英国アンティークの重厚。ビートルズへの愛を形にしたコンセプトデザイン。
ソラマチの賑わいの中に現れる、英国アンティークの重厚な空気感。ここは本格的なパンと英国パブの雰囲気が楽しめる、ビートルズへの敬愛に満ちた場所です。
レンガ造りの外観から一歩踏み出せば、そこはロンドンの街角。小さなスペースに螺旋階段やステンドグラスといった「異空間」の仕掛けが凝縮されています。天井にはシャンデリアとゴールドの装飾が広がり、ベーカリーとは思えないほどゴージャスでリッチな気分に浸れるのが魅力です。
床に描かれた横断歩道の装飾や、壁のギターやポスターは、音楽への愛を感じる素敵なアクセント。昼はパンの香りに包まれ、夜はパブとしてしっとりと過ごす。都会の真ん中にいることを忘れて、どっぷりとブリティッシュテイストを味わえる仕上がりは見事です。
細部まで作り込まれた「物語」に、パンと一緒に酔いしれることができる特別なスポットです。
| 店舗名 | PENNY LANE |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都墨田区押上1-1-2 1階 押上駅から153m |
| 営業時間 | 【月〜日】09:00〜21:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ BAKERY&PUBLIC PENNY LANE ソラマチ店 – 押上駅 パン [食べログ] |
森の図書室《渋谷》
本と過ごす時間の再編集。本への愛が溢れる隠れ家。
雑居ビルのインターホン越しに扉が開く、秘密基地のような私設図書室。ここは本を読むだけでなく、お酒を片手に物語の世界を自由に楽しむための隠れ家です。
出典:https://morinotosyoshitsu.com/
まず注目したいのが、そのロゴデザイン。「森」や「木」という漢字のパーツがすべて「本」の形に置き換わっており、お店のコンセプトを象徴しています。
内装は天井まで届く本棚に囲まれ、木の温もりと古い紙の香りが漂う贅沢な空間。図書室なのに飲食やおしゃべりが自由という、体験の再編集もユニークです。

物語をテーマにしたメニューや、小説の一節が記されたコースターなど、随所に遊び心が満載。ずらりと並ぶ本の装丁(ブックデザイン)を眺めるだけでもタイポグラフィや配色の勉強になり、クリエイティブな刺激をもらえます。
壁際のカウンターや奥のソファ席など、気分に合わせて「物語」との距離を選べる、知的好奇心を満たしてくれる場所といえます。
| 店舗名 | 森の図書室 |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル 8階 渋谷駅から210m |
| 営業時間 | 【月〜日】09:00〜22:45 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ 森の図書室 – 渋谷/カフェ [食べログ] |
Fairy{note.}《池袋》
手紙に魔法をかけるアトリエ。真鍮と色彩が踊る、幻想的な素材ライブラリー。
池袋の路地裏に佇む、シーリングスタンプや筆記具の専門店。魔法使いが愛用する道具を揃える「書斎」のような世界観が、店内の隅々まで貫かれています。

アンティーク調の棚を彩るのは、薬瓶に入った約100色のワックスや、重厚な真鍮スタンプ。さらに、繊細な輝きを放つガラスペンや万年筆、それらを走らせる上質な封書までもが「魔導具」のように美しくディスプレイされています。
商品を単なる雑貨ではなく、物語を紡ぐための大切な道具として魅せる演出に、思わず創作意欲を掻き立てられます。
アナログな道具を使い、大切な人へ手紙を書く。その行為自体をロマンチックな儀式へと昇華させてくれる設計は、デザイナーの目にも非常に魅力的に映ります。
日常の喧騒を離れ、自分だけの魔法を綴りたくなる。そんな静かな高揚感を与えてくれる特別なアトリエといえます。
| 店舗名 | Fairy{note.} |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都豊島区東池袋1-28-1 TOビル 301 東京メトロ有楽町線「東池袋」駅より徒歩4分 |
| 営業時間 | 【月・水〜日】11:00〜20:00 定休日:火曜日 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
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公式ホームページ |
■Material & Structure
(素材感と構成)
什器、照明、素材の掛け合わせ。空間を形づくる「質感と構成」が美しいお店。
リナストアズ 《表参道》
ピスタチオグリーンが織りなす圧倒的なブランドカラー体験。
ロンドン・ソーホー発のイタリアン「リナストアズ」。表参道で一際目を引く、シグニチャーカラーの「ピスタチオグリーン」が主役のお店です。
一番のときめきは、レトロで今っぽい「ホワイト×グリーン」のストライプ。色彩の勝利ともいえる圧倒的なブランド体験が広がっています。アールデコ調の装飾や木目の什器、そして艶やかなタイルの質感が空間に上品な奥行きを与えています。
隣接するデリカテッセンは、どこか懐かしいダイナーのような遊び心も。

ポップさと大人の落ち着きが同居する、計算し尽くされたデザイン。コンクリートの質感と温かみのあるインテリアのコントラストも美しく、その色彩バランスには多くのヒントが詰まっています。
絶品の生パスタと一緒に感性をフル充電したい日に、ぜひ訪れてほしいクリエイティブな空間です。
| 店舗名 | リナストアズ |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都港区北青山3-10-5 スプリングテラス表参道 1階 表参道駅から175m |
| 営業時間 | 【月〜日】11:00〜22:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ LINA STORESのご予約 – 表参道/イタリアン [食べログ] |
goo ITALIANO《渋谷》
レモンイエローが主役。南イタリアの活気と、計算された素材使いが光る店。
本場・南イタリアの郷土料理が楽しめる、活気あふれるバル。一歩足を踏み出せば、現地の空気感をそのままパッケージしたような熱気に包まれます。

一番のポイントは、白と鮮やかなレモンイエローの壁。この潔い色使いが一瞬で「南イタリア」の世界観を定義しています。壁に飾られたサインやアートの配置も絶妙で、センスが随所に光ります。

特に目を引くのが、柱や足元にあしらわれたモザイクタイルと、白い大理石調のロングテーブルの組み合わせ。賑やかなタイルに落ち着いた大理石がよく馴染んでいて、この素材のミックス感がとにかくオシャレなんです。
賑やかな空気とこだわり抜かれたデザイン。美味しい料理と一緒に元気をもらいたいとき、デザイナーが自信を持っておすすめしたいエネルギッシュなお店です。
| 店舗名 | goo ITALIANO |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区渋谷1-11-3 第一小山ビル 1階 JR・東京メトロ・東急各線「渋谷」駅より徒歩5分 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅より徒歩10分 |
| 営業時間 | 【月〜日】11:30〜15:00 / 17:00〜23:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ グーイタリアーノ – goo ITALIANO 渋谷本店 [食べログ] |
Espresso D Works 《恵比寿》
モダン・インダストリアルの心地よさ。素材の質感を活かしたテクスチャの対比。
恵比寿の路地裏に構える、自家焙煎コーヒーとダッチベイビーが人気のカフェ。都会的でクールな雰囲気を纏いながら、細部まで素材への愛が詰まった空間です。
エントランスで目を奪われるのが、本物のコーヒー豆を敷き詰めてライトアップされたサイン。素材をグラフィックとして活用する大胆なアイデアが、お店の個性を物語っています。
店内は打ちっぱなしのコンクリート床に、ブロンズ色のブリックタイルや深いブルーのデニムソファを合わせた、無骨ながらも温かみのある構成。
木目やコーヒーの色調を重ねることで、落ち着きのある「大人のインダストリアル」が完成されています。

本棚の背後に隠されたトイレへの「隠し扉」など、ノイズを消しつつゲストを驚かせる遊び心も。
質感の異なるマテリアルが心地よく調和し、アイデアをじっくりと咀嚼したくなるような素敵な場所といえます。
| 店舗名 | Espresso D Works |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区恵比寿1-22-19 PrimeMaison EBISU 1階 恵比寿駅から353m |
| 営業時間 | 【月〜土】11:00〜23:00 【日】11:00〜22:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
Instagram Espresso D works – 恵比寿駅 カフェ [食べログ] |
Brooklyn Roasting Company 《下北沢》
飾りを捨てて、素材で語る。トタン壁のロゴとコンクリートが作る、ストリートな開放感。
NYブルックリン発のコーヒーロースタリー「ブルックリン ロースティング カンパニー」。下北沢の高架下施設にあるこの店舗は、現地の倉庫をリノベーションしたような、自由で開放的な空気感を纏ったカフェです。
外観のトタン壁に施された大胆なロゴペイントが、すでに本場の熱気を予感させます。

中へ進むと、縦に大きく抜けた高い天井が、都会では珍しいゆとりを生み出しています。剥き出しの配管やコンクリートといった「無骨な素材」をあえて隠さず、黒の照明や木目と組み合わせることで、スマートでアメリカンな表情に仕上げている点が見事です。
一番の魅力は、大きな窓から差し込む光が作り出す「明暗のコントラスト」。晴れた日には、強烈な自然光が室内のマテリアルに深い影を落とし、空間の奥行きをドラマチックに際立たせます。

ラフな質感とシックな構成が共鳴し合う、計算されたインダストリアル空間。こだわりの一杯を片手に、自分をリセットしてクリエイティブな刺激をもらえる、特別なスポットといえるでしょう。
| 店舗名 | Brooklyn Roasting Company |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都世田谷区北沢2-6-2 ミカン下北B街区 B101 京王井の頭線・小田急線 下北沢駅すぐ |
| 営業時間 | 【月〜日】08:00〜21:30 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
Instagram ブルックリン ロースティング カンパニー 下北沢店 [食べログ] |
JOURNAL STANDARD FURNITURE《渋谷》
ヴィンテージ×モダン。家具と空間の相関関係を提案する、高度なキュレーションデザイン。
アパレルブランドが提案する、家具とライフスタイルの旗艦店。ここでは「住空間」をひとつのファッションとして捉え、自分らしく着こなすための独自の美学が貫かれています。

店内を彩るのは、ヴィンテージとレトロが心地よく共存するプロダクト。大型家具からアンティークな小物まで、ジャンルに囚われないセレクトが魅力です。それらがスタイルとして成立しているのは、ポスターやラグといったグラフィック要素との「掛け合わせ」が計算し尽くされているから。
異なる時代背景を持つ素材たちが、ファッション的な感性で見事な塩梅にまとめ上げられています。

流行に乗りすぎず、使い込むほどに馴染む素材を大切にする姿勢。
特定のカテゴリーに縛られず、自由な発想でマテリアルをミックスしていく構成は、クリエイティブな暮らしのヒントに溢れています。時代に左右されない普遍的な格好良さを再確認できる場所といえます。
| 店舗名 | JOURNAL STANDARD FURNITURE |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都渋谷区神南1-20-13 B1階・1階 東京メトロ・東急各線「渋谷」駅より徒歩3分 JR各線「渋谷」駅より徒歩10分 |
| 営業時間 | 【月〜金】11:00〜20:00 【土・日】11:00〜19:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ |
本と珈琲 梟書茶房《池袋》
知性のレイアウト。情報を整理し、好奇心を刺激するライブラリースタイルの什器

珈琲と本のプロが作り上げた、喫茶と本屋がシームレスに混ざり合う空間。通路を歩いていると目に飛び込んでくるのは、壁一面を埋め尽くす本棚のパノラマです。

表紙とタイトルを隠して販売する『ふくろう文庫』のグラフィックは、情報を極限まで削ぎ落とし「本との出会い」をデザインする究極のパッケージングデザイン。
内装はコンクリートの無機質なグレーに、温かみのある木目や煌びやかなシャンデリアを重ねたシックな佇まいです。

一人用のカウンターから重厚な革張りソファまで、ゾーニングの巧みさが心地よいリズムを生んでいます。本に合わせて開発されたブレンドコーヒーや、図書貸出カードを模した会計伝票など、物語を五感で慈しむための設計が随所に光ります。
グラフィックからマテリアルまでが一つの文脈で綴られた、穏やかなインスピレーションに満ちた場所といえます。
| 店舗名 | 本と珈琲 梟書茶房 |
|---|---|
| 住所・アクセス | 東京都豊島区西池袋1-12-1 4階 JR・東京メトロ・東武・西武各線「池袋」駅より徒歩1分 |
| 営業時間 | 【月〜日】10:30〜22:00 ※営業時間・定休日は変更になっている場合があるので、店舗にご確認ください。 |
| 関連ページ |
公式ホームページ 梟書茶房 – 池袋/カフェ [食べログ] |
デザインの種は、日常の「ときめき」の中に!
デザインの種は、何気ない日常の中に隠れています。
「インプット」と聞くと少し難しく感じますが、実はもっと気軽なもの。
素敵な空間でお茶をしながら「このタイルの色、いいな」「このロゴ、可愛いな」と直感で楽しむだけで十分なんです。
こうした小さな「好き」の積み重ねが、自分の中にセンスの貯金として貯まっていき、いざ何かを作ったり選んだりするときのアイデアの源になります。
心地よい場所に身を置いて、心ゆくまでリラックスする。それだけで、感性は自然と磨かれていくものです。
お気に入りの空間で過ごす時間が、あなたの毎日をよりクリエイティブに彩ってくれますよう願ってます!