俺の名はジェイ。リスティング界で天下を取る男だ。
最近LIGではリスティング広告の運用を任せられる事が多い。特にECサイトからカラーコンタクトの宣伝の申し込みが殺到しているが、なんともハッピーな報せだ。カラコンだと4000円の売値に対して、だいたい1500円で運用できるケースが多い。今回のブログではLIGにリスティングを任せるとどんな運用をするのか、その裏側を少し紹介しよう。そして、最後にリスティングをアウトソーシングする理由について触れたいと思う。
1.まずはCPAを設定するぜ!!
リスティングを行うにあたり、一番初めに決めたいのはCPA。CPAってなんだっていう人もいると思うが、アバウトに説明すると獲得単価のことだ。クライアントと相談すると、もちろん低ければ低い方が良いのは当たり前なんだが、いきなりギリギリのCPAを設定すると、出稿範囲も小さくなって、獲得も少ない結果になってしまう。
ヘリウムの入った風船を持って街に立つ方がまだマシだ。
そこで、以下の式を参考に決めてほしい。
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参考CPA=販売価格 × 利益率 × リピート率
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例えば、販売価格が平均で10,000円で利益率が4割の商材で、半分の客がリピートするなら
10,000円×0.4×1.5=6000円
6000円を越えなければ、商売的には赤は出ない。ここをラインとして初めはスタートするのをオススメする。1ヶ月後から徐々に下げていけば良い。
2.キーワードを決めるぜ!!
予算と目標CPAがきまったら、キーワードを選定する。目標CPAから、入札する金額を想定。掲載順位で2〜4位あたりで入札できそうなキーワードを探し出し、全体の検索ボリュームを考慮しながらキーワードを選定するのだ。LIGは運用スタート前にかならず、運用シュミレーションを実施する。これはなかなかヘヴィな仕事だが、実際に入札するキーワードを設定してシュミレートするからこそ、ちゃんと結果がでる。自論だが、初めのキーワード選定が成功の8割を決めると言っても過言ではない。俺達は選定したキーワードを事前にクライアントと共有して物事を進めていくので、安心して任せてほしい。
フライドチキンの骨でもしゃぶりながら結果を待っていてくれ。
3.キーワードを設定するぜ!!
キーワードを選定したら、「Google Adwords」及び「Yahoo スポンサードサーチ」の管理画面にキーワードを設定する。予算が10万円程度でも、設定するキーワードは3000を超えることが多いので、ここで頭を悩ませる。LIGでは基本的に「部分一致」という入札と「完全一致」という入札を同時に行う。それぞれの意味合いは以下の通りだ。
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部分一致・・・設定したキーワード以外にも関連したキーワードを自動で入札するやり方
完全一致・・・設定したキーワードのみを入札するやり方
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リスティングの管理画面を見た事がある人は分かると思うが、管理画面の設定は以下の階層に分かれてるんだ。
キャンペーン>広告グループ>キーワード
キャンペーンには1日の利用金額が設定できるから、例えば予算が30万円だとすると、1日の利用金額を1万円に設定すれば、予算をオーバーすることはない。だが、実はそんなことはしない。そんなことをするリスティングの運用会社がいたらすぐにでも任せるのをやめて欲しい。
本棚と会話でもしていた方がまだ建設的だ。
こんな流れで運用していくわけだが、 おおまかな事情は理解して頂けただろうか?
このブログのタイトルにもあるが、「リスティングをアウトソーシングする理由」という事で最後に言及する。
CPAを素早く下げる要素は、3000近いキーワードをどう細かくキャンペーンというセグメントで設定するのか、そこが腕の見せ所。WEBマーケティングの心得と、ノウハウを持っていないとできない事なんだ。だから、ある程度の経験がある人に「リスティングをアウトソーシングする」というワケだ。
リスティングを依頼するときは、上記のノウハウがある会社なのか、きちんと見極めて欲しい。マーケットで桃を買う時に指で押してみる感覚が必要だ。
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