Webからリアルまでつなげる集客力を。イベント運営者が「人を動かす」5つのポイント


Webからリアルまでつなげる集客力を。イベント運営者が「人を動かす」5つのポイント

こんにちは。今回初めてLIGブログを執筆させていただくことになりましたDAS株式会社代表のしんすけです。よろしくお願いします。
僕は主に「人を動かすリアルゲーム」の企画開発や各種イベント制作、そして全国各地の施設の集客支援やマーケティング支援をさせていただいております。

さて、Web上の集客については、IT/Web系のみなさんはかなりの知見をお持ちだと思いますが、リアルでの集客はいかがでしょう。
ネットに親和性の低い層にもアプローチする必要は、ビジネスにおいてどうしてもあると思います。

そこで今回は、僕がこれまで手掛けてきたリアルゲームの実例を交えながら、人を動かす体験をつくるための5つの「感」についてお話しいたします。

リアルゲームの定義

リアルゲームにはさまざまなゲームが存在します。
サバイバルゲームや謎解きゲーム、最近ではカードやボードゲームからの派生で人狼ゲームやライヤーゲーム、ブラックストーリーズなどもあり、こまかく言えば非常に多岐に渡ります。

国民的ゲームでいえば、みんなで集まってやる人生ゲーム®やモノポリー®などもリアルゲームといえるかもしれませんが、ここでは、リアルゲームの定義を、「ある場所にユーザが実際に集まり、その場所で何かしらのアクティビティを行う商業的なイベントやゲーム」としたいと思います。

ここで言う商業的なリアルゲームとはどういうことかと言うと、例えば観光地やテーマパーク・ショッピングモールなどの店舗で遊べる、ユーザ参加型の知的系リアルゲームです。
知的系といってもリアルの場でやる以上、頭を使うだけでなく、体も動かしたり、移動をしたりしながら施設内にちらばったゲームに参加し、最終的に「ミッション」クリアを目指すというスタイルが主流です。

いまや、小説、映画、演劇、アニメ、ゲームのコラボだけでなく、合コン形式のゲームなども多数存在し、ジャンルを超えた複合的なコンテンツとなっています。
具体的にどんなものがあるかは、LIGブログの過去のこちらの記事「脳をフル回転!!今話題の謎解き・脱出ゲームとは?アツく語ります!!」をご覧ください。

人を動かす体験をつくるための5つの「感」

それでは本題です。
リアルな場所に人を集客するのは、ネット上に集客するのに比べ、移動をしなくてはならないという地理的問題をはじめ、クリアすべき壁が多数存在します。そこで僕が人を集めるために心がけている5つの「感」をご紹介します。

1. 達成「感」

プレイヤーのみなさんは、与えられた課題をクリアした時の達成感に大きな満足を覚えます。
小さい達成感の積み重ねはもちろんですが、それに加えてゲームの優勝者ともなればさらに大きな達成感があわさり、その体験をした人は再体験を求め、高い確率でリピートするはずです。そのため、企画には常に達成感を感じられるような課題や商品をセットにすることが大事だと考えています。  

2. 非日常「感」

リアルの場所は「いつだっていけるしな~。近くに寄った時にでもついでに行こうかなぁ」というように、いつでも行けるがゆえに足が遠のきがちなため、ある特定の日に人を集めるには、モチベートしてあげなくてはなりません。
そこで「いつもの場所が**に変わる!!」、「**な3日間!」、「××が○○にジャックされた!!」というように、スペシャルな環境をつくってあげることがモチベートする第一歩になります。
僕の手掛けるリアルゲームでは、「夜の水族館」や「夜の動物園」というような普段入ることのできない場所や時間帯を適用することで、非日常的なゲームの世界感を体験できることを売りにしています。

3. 限定「感」

これはみなさん生活の中でも体験した機会が多々あると思いますが、やはりリアルに人を動かすには、限定感を出してあげることが必要不可欠です。
「限定**名」「限定の日取り」「限定でオファーがもらえる」などです。そんなの当たり前だし知っているよ~と思うようなことかもしれませんが、意外と忘れていることが多いのも事実です。

4. 五「感」

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚。普遍的な要素です。この五感のうち、いくつ響かせることができるか。もちろんみなさんの企画によってできる・できないはあるでしょうが、1つより2つ、2つより3つです。
例えば、謎解きゲームにおいては、視覚、聴覚、触覚になります。僕たちは場所、設定、物語、ビジョン、音楽などを工夫し、問題を解く際に、映像を見て情報を得て、手がかりの音を聞き、ブロックを触って組み立てて謎を解くなどさまざまな演出を折り重ねて、五感を刺激するようにしています。
この、五感に響くかどうか。人を動かすことを考えるヒントにしてみてください。

5. 「感」動

最後は、感動です。いかに感動体験を提供することができるか。これは小さなことから大きなことまで、どんな感動でも人を動かすことに役に立ちます。
リピートしてくれたお客さんに対して、名前を呼んであいさつしてあげるだけでも小さな感動が生まれます。僕はどんなイベントでも最後、出口にてお客様1人1人に「ありがとうございます」という感謝のあいさつをするように心がけています。それが感動創出につながっているかは微妙なところですが、すこしでも顧客との接点を感動のチャンスに変えられるようにしています。

あとはもちろん前述の達成感、非日常感、限定感、五感を組み合わせて、5つ目のこの「感動」を提供することに注力します。

ただし、「感動」には「発展」が必要であるということも、あわせてお伝えしておきます。人は一度大きく感動しても、不思議と2回目にはその感動は半減してしまうケースが多いです。つまり人を動かしつづけるには、感動を発展させていくことが不可欠なんですね。
そして経験豊富になってきているユーザを絶えず満足させるのは、クリエイターやプランナーの腕の見せ所になるのでしょう。感動を生みつづけるのは至難の業ですが、同時に果てしなくやりがいもあると思います。

まとめ

今回は、人をリアルで集めるマーケティング手法についてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

リアルゲームの特徴は何かを買うのではなく、そこにある時間、空間、といったものを含めた「体験」に対価を払うということだと思います。
「いいモノ+いい体験(エクスペリエンス)」を足し算にして提供できるのかというところを意識することが、他の業種やその他のマーケティング手法を考えるうえで良いヒントになるのではないでしょうか。

人が集まる場所には経済活動が必ず生まれます。
インターネットが発達し、いつでも誰とでも繋がれる時代になりましたが、こんな時代でもリアルゲームが受け入れられているというのは、やはり、人がリアルに集まることで生まれるパワーが求められているということ。そして、そのリアルな体験に対価を払うことをいとわないユーザが増えているということなのでしょう。僕自身も毎週毎週たくさんのイベントをやって、たくさんの人と顔をあわせることで人が集まる意義を強く実感しています。

僕自身は仕事として人を集めることを生業にしていますが、みなさんもお仕事をしている中で、大なり小なり、人を集めなくてはいけないシーンがあるのではないでしょうか?
集客担当以外の方でも、営業の方、事務職の方、講師の方、技術職の方であったり士業の方であったり。リアルゲームを体験したとき、ただのゲームといって受け流すのか、あるいはそこにヒントを見いだすのか。
あなたのお仕事でも、5つの「感」を意識してみることに挑戦してみてください。きっと何かしらの変化が出ると思います。ぜひ、試してみてください。

おまけ:作品情報

最後に当社が手がけている作品の紹介をさせてください。
当社の運営する謎解きタウンが、「劇場版NARUTO」とのコラボ作品であるリアル謎解きゲームブックを展開しております。ららぽーとTOKYO BAY、アーバンドッグららぽーと豊洲、ららぽーと横浜の3つのショッピングモールで体験できます。2015年1月5日までの期間限定なので、ぜひ体験してみてください! 原作も終わってしまったので、これが最後のナルト謎になってしまうかもしれません(涙)

詳しくはこちら

 

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この記事を書いた人

しんすけ
DAS株式会社 代表取締役
リアル謎解きゲームや企業のマーケティング支援を行っております。人集めにお困りの際はご相談ください!