ゆとり世代が考える、組織で働くうえで絶対に大切なこと。

ゆとり世代が考える、組織で働くうえで絶対に大切なこと。

のんにゃん

のんにゃん

こんにちは。
新米デザイナーののんちゃんです。

以前、わたしの仕事観について書いた記事が、予想外にたくさんの反響をいただきました! わたしの赤裸々な想いを伝えることができ、とっても嬉しいです。ありがとうございました。

▼前回の記事

 
わたしは、いま書けることを等身大にお伝えしていきたいと考えています。
そこで今回は、大学3年生の頃から長期のインターンシップを含め、日本や海外の数名の組織から何千名の大きな組織に関わり、23歳で実は5社目を経験して思う、ものすごく当たり前の組織で働く上で大切なことについて書きたいと思います。本当にものすごく当たり前ですが、悪しからず……。

嘘をつかない

嘘をつかないことはとっても当たり前ですが、一番些細でチクチクと悪い空気になっていく原因はこれだと思います。遅刻の理由や外出中の行動など、つける嘘は些細なものから大きいものまで、いくらでもあります。誰しもみな、悪者にはなりたくないし、嫌われたくないと思います。

しかし、「今回だけ……」と嘘をつき始めてしまうと一度だけでは止まらなくなり、いつしか嘘をついている自分のことも嫌いになってしまうかもしれません。

自分では気づいていないうちに、周りからの信頼も落ちてきてしまっている可能性もあると思います。よくない嘘は意外とすぐにバレています。

信頼を得るのはすごく難しいけど、失うのは一瞬

特に同世代の新人はまだ実績がない中で嘘を蓄積してしまうと、もう前にも後にも進めませんが、新人に限らず、いくつになろうとも常に誠実に生きていくことが大事だと感じました。

自分の価値観で物事を決めつけない

自分が知っていることやできることを中心に考えると、自分の世界も広がらなくなりますし、人に対するコミュニケーションもいい方向に向かっていかないと思います。

決して自己中心的だということではなく、人は誰しも自分と相容れないモノは意識せずとも除外してしまうところがあると思いますし、それを乗り越えて受け入れようとすることは非常に時間もパワーもかかります。

社会人として、わたしはまだ経験が浅すぎるので、そもそも知っていることもできることも少ないですが、社会人歴が増えてくるとおのずと経験が増えていき、プライドが高くなっていくのは普通のことだと思います。その状態で自分とは違う価値観を前にしたとき、自分に蓄積されたものが壊される感覚になって怖くなるかもしれませんし、自分が社会人として歩んできた道を正当化するため、攻撃したくなるかもしれません。

でも、もしかしたらその状態は弱さの表れかもしれません。世の中にどんどん新しいものが生まれているように、自分もどんどん生まれ変われたらいいなあと、わたしは思います。

どうせいつか死ぬのであれば、いろんな自分を見れた方が自分も面白い

他人の意見を理解し、受け入れることで自分自身にも少なからず影響があると思います。新しい価値観が生まれたり、これまでの自分の価値観が揺さぶられたりすることもあるかもしれません。しかし、受け入れることと自分を曲げることは同義ではないと思うので、いつも意味不明なことばかり言うゆとり世代の部下の話もたまには少しだけ耳を傾けてあげてください。

人はそれぞれの人生があって、違う価値観をもっていると思うので、お互いを受容し合うことが初めの大きな一歩だと思います。

影でこそこそしない

陰口なんて小学生の頃から「いけない」と言われてきたことですが、それだけではなく、悪いことも良いことも、またどちらでもないことも、こそこそされると人は孤独を感じてしまうと思います。

学生時代に誰しも一度は仲間外れにされた経験や、陰口を言われたことがあると思います。わたしも中学生の頃に学校裏サイトで滅多斬りにされたことが今でも忘れられません(笑)。 大げさかもしれませんが、組織の中においても、影でこそこそすると相手にその時と近しい気持ちにさせてしまうかもしれません。

直接言いづらいからといって上司の悪口を飲みの場で言うのも同じだと思いますし、当事者がいない状況で意思決定を下すのも同じだと思います。時にそれは相手を信頼できていない、もしくは信頼しようとしていない証拠とも言えるのではないでしょうか。

意見があるなら、きちんと伝える、ただそれだけのことです。

相手が上司だろうと部下だろうと、みんな一人の人間であることは間違いない

仕事だけの関係だからといって、相手をまるで物かのように扱っていたりなんて……しませんよね。

隣の人を知り、好きになる

どうしても理解できない、好きになれない人もいると思います。もしかしたら、組織の中で、好きではない人の方が多い人もいるかもしれません。でもせっかく同じ会社で同じ目的に向かって頑張っているはずなのに、それでは悲しい気がします。

ちなみに、その理解できない人がどういう人生を歩み、なぜここにいて、何を考えているのか、知っていますか?

本当にちょっとしたきっかけさえあれば、お互いを知り、これまでの印象を変えることができると思うのです。好きではない人と、毎日8時間一緒に居続けるのは、きっと自分にとっても相手にとっても幸せなことではありません。少しだけでいいので、歩み寄る勇気をもてたらと思います。この類の勇気は、若い人の方が持ちやすいはずです。一度ランチや飲みに誘ってみるだけで十分なので、しっかり向き合って話してみることが大事です。

しかし、実際に歩み寄るための最初の一歩は特に踏み出しづらいので、お互いのバックグランドを知る機会が組織的に設けられていたり、新しい人や昔からいる人関係なく交流する機会の多い文化を形成している会社はすごくいい空気が流れていたと、大学生ながら感じました。

それでもどうしても好きになれない人がいる場合は、自分を疑う

人間関係でうまくいかないことの原因は、もしかしたら自分にある可能性は非常に高いです。自分の相手への態度はどうでしょうか。あたりが強かったり、話を聞きながしていたり、心の中でバカにしていたりしませんか?

ネガティブな感情は相手に伝わっていることも多く、知らぬ間に溝を作ってしまっているかもしれません。

他人は自分の鏡

まさにこの言葉に尽きるのです。好きではない人に対する自分のコミュニケーションのとり方を一度思い返してみていただけたらと思います。
「舐めているような態度だから」「いつも命令されるから」と他責にしてても、きっといいことはひとつも生まれてこないと思います。同じ会社を選び、同じ目標に向かって働いてるはずなので、きっとうまくいきます。

みんな悪い人ではないことは分かっていると思います。少しだけ自分を見つめ直し、相手を理解する努力をするだけで会社での日々がもっと楽になるはずなので、諦めないでほしいなと思います。

この話に関しては、次に紹介する本を読んでみていただけたらもっと理解が深まりますので、ぜひ読んでみてください!

おわりに

さまざまな組織に関わってきましたが、どこにいってもやっぱり組織をつくっているのは「人」だなあと感じたので、このような記事を書きました。大切なことはすべて小学校で習ったものばかりでした。悲しいことに、実際、転職の理由の多くが人間関係だという話もよくあるのが事実です。仕事をしに会社に来ているのに、それではもったいないと思います。

いま人間関係で悩んでいる方にぜひおすすめしたい本の紹介で、今回の記事のおわりとさせていただきます。少しでも多くの人が人間関係ではなく、仕事に対して考え、悩み、楽しめますように。

『嫌われる勇気』

今となっては王道ですが、一度は必ず読んでおきたい一冊です。会話調なのでスラスラ読めます。

『ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇』

わたしの人生を変えた一冊です。家族を例に人間関係を体系的に理解できます。家族や恋人のことを思い浮かべることが多いと思いますが、組織での人間関係にも通じますので、とても参考になります。物語調なので、こちらも読みやすいです。

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

人間関係をよくするにはどうすればいいのか、解決策まで示してくれる良本です。お話自体が組織のことなので、そのまま自分に置き換え考えることができます。

おわりと言ったけど最後にもうひとつ

わたしは1992年生まれで、ゆとり教育は2002年から始まりました。まさにゆとり世代です。ただ、好き好んでゆとり世代に生まれてきたわけではないのであまり非難されたくないのですが、今後もゆとり世代的な発言をしていくかもしれません。

ゆとり世代の部下がいて悩んでいるなどゆとり世代との付き合い方に困っている方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらにご質問等いただければと思います!

それではまた。

 

【わたしの仕事観】

 

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1992年生まれ、24歳のリアルな声をお届けします。 赤裸々にしか言葉を紡げないぺーぺーです(´・ε・̥ˋ๑)

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