こんにちは、LIGブログ編集長のナッツ(@nuts612)です。
現在、株式会社LIGではWeb制作事業からメディア事業、そして最近ではシェアオフィス「いいオフィス」の運営から、長野県信濃町でのゲストハウス事業「LAMP」、また来年からは教育事業にも展開を予定しており、様々な事業展開を行っています。
なぜLIGはWeb事業から空間事業、そして教育事業とジャンルの違う領域へと展開していくのか。それはLIGの理念である「Life Is Good」にあります。
そこで今回、LIGが目指すところ、そしてLIGという組織はどうあるべきかについて、LIGの代表取締役社長である吉原ゴウに語ってもらいました。
「状況ってどんどん変わるから、細かい計画に意味はないなって」大切なのはゴール
吉原ゴウ:いきなりだけど、俺は「計画なんて意味がねぇ」って思ってて。大切なのはゴールで、その場その場でどうゴールに向かって判断して動いていくかが重要だなと。
企画でアメリカを横断したときも、ニューヨークからロサンゼルスに何日間かけて行くというスタートとゴールは決まっていたんだけども、その間のプロセスに何があって、どこへ取材に行って、どういう絵を撮って、どういう記事に仕上げるかというのは、その場その場で毎日判断して決めていった。
こないだドバイに行ったときも、行きと帰りの飛行機は取ってるし、泊まるホテルも取ってるんだけど、それ以外の取材日程は何も組んでなかった。それは現地で判断して、現地で考えて動けばいいや、という考えだから。
旅行一つとっても俺はそういう考え方で生きてきて、とにかく細かい計画を立てるのが苦手。苦手なんだけども、ちゃんと遠いところにゴールをしっかりと設置するというのは絶対に必要で、目指すべき方向性だけはちゃんと定めていくべきだと思っている。
LIGのゴールで言えば、「全人類70億人の生まれてから死ぬまでの100年のLifeをGoodにすること」。これはもう壮大なゴールで、それに向かうのであれば何をやってもいいという考え方なんだよね。
たとえば(LIGが行っている)長野県信濃町の事業。この事業は、「信濃町の活性化」が一つゴールで、人口を増やすとか、移住者を増やすとか、経済を発展させるというところに対して、どうアプローチしていくかは信濃町に移住してビジネスをやってるメンバーがやらなきゃいけないこと。
そのゴールに向かうためには、当然LAMP(LIGがプロデュースをする信濃町のゲストハウス)にお客さんをいっぱい入れなきゃいけないし、黒字化しなきゃいけない。そのためにはLAMPで提供する料理ももっと美味しくするべきだし、自分たちの生活も楽しくないといけないし、その楽しい生活を発信していかないとね。じゃないと移住者なんて増えないじゃん。
ゴールが決まっていれば、やるべきことというのは自然と決まってくる。だけど、やるべきことは細かく決めない。なぜなら世の中の情勢ってすぐ変わるし、メンバーも入れ替わるし、人の成長もあるし、いろんな要因があって、その都度状況ってどんどん変わっていく。それに対して「今月はこうで、来月はこうで」って決めていくのは、そんなに意味がないなあって。
俺は、LIGという組織は細かい計画なんて関係なく、それぞれが判断して動けるような組織になってほしいんだよね。