台東区の谷中といえば、猫。
日暮里の夕やけだんだんは残念ながら荒川区内なのですが、 谷中猫という言葉があるほど猫の多い町として親しまれています。
行ってきました、猫町カフェ29。
ガレージを利用したこちらのお店。
こじんまりとしていて、猫やスタッフさんとの距離もとても近くアットホームな雰囲気。
愛情こもったハンドメイドの雑貨がたくさん。
しかしこちらのお店、巷でいう「猫カフェ」ではありません。
通常猫カフェは入場料を取り、時間制を設けています。
ここはそういう制度がなく、「猫のいるカフェ」という感じ。
奥様は「ここは看板猫がいるだけの普通のカフェですよ」とおっしゃっていました。
看板猫のげんきくんです。凛々しい。
奥様は本のお仕事をされているそうです。
絵本や猫関係の本がたくさん置いてありました。
こちらはランチのメニュー。
ディナーは熊本の食材を使った創作料理を出しているとのこと。
お写真を拝見しましたが、色鮮やかでとっても美味しそう!
こういう所で美味しいご飯を食べたい。
お昼のメニューでおすすめなのはこちらのいきなり団子。
さつまいもとあんこを餅粉でくるみ、せいろで蒸した熊本の自然食です。
ほっこりあったかくて、やさしいお味。
上にのっかっている甘納豆肉球が死ぬほどキュート!
しかもコレ、真ん中の猫ちゃんの口からガムシロップが出て来るんですよ…
傾けて口からガムシロップが出てきた瞬間、私の中で何かが始まりました。
これらの陶器もこちらのお店で限定発売。
外国人観光客も多く、私の隣では台湾人カップルがこちらのお店で一休みしていました。
本当に猫好きなお客様は、猫がいるだけでいいんですよ。
奥様はそうおっしゃっていました。
谷中の野良猫が取り沙汰されるのも、入場料のある猫カフェがあるのも仕方がないんだけれど。
猫がいるだけ、それだけの小さなカフェ。
皮肉にも名前だけが一人歩きして、理解されないことも多いそうです。
落語や一人芝居のイベントも不定期で開催しているとのこと。
もっと気楽にシンプルに、猫との時間を過ごしてみたいあなたへ。
こちらのお店に足を運んでみてください。 昨今のネコ市場に、ちょっとした違和感を覚えるかも。
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猫町カフェ29
http://nyancafe29.blog.fc2.com/
東京都台東区谷中2丁目1−22 風呂猫アートハウス 1F
営業時間 12:00-22:00(月、火は定休)