NFTマーケットプレイス「OpenSea」のはじめかた。デジタルで作品をNFTとして購入・所有しよう!

NFTマーケットプレイス「OpenSea」のはじめかた。デジタルで作品をNFTとして購入・所有しよう!

Lee

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先日、NFTでThe Saunaオフィシャルデザイナーのデジタルアートを販売開始しました。ただ、多くの方はNFTって何? と思ったのではないでしょうか。

今回の記事では、NFTが何か、そしてデジタルアートを購入するために必要な、Open Seaアカウントの取得の仕方をお伝えします。

NFTとは

NFTはブロックチェーン技術を基盤にしたデジタルデータの一種です。Non-Fungible Tokenの略でNFTと呼ばれています。代替不可能なトークン……といわれてもピンと来ませんよね。

とはいえ、大元のブロックチェーンの仕組みを理解する必要などまったく必要ありません。

まずは、所有権がデジタルデータ化されたものという認識で大丈夫です。デジタルで、この作品・チケットの持ち主は自分だと言える仕組み、と捉えておきましょう。

どうして持ち主を明らかにする必要があるのでしょうか。音声・画像などのデジタルデータ作品は、現状はPC上でいくらでも複製が可能です。NFTを活用すると、この作品の所有者は誰か、ブロックチェーン技術で目印を付けることが可能なのです。

この技術はオリジナルの作品価値を高めることから、ゲームや音楽、イラストなど、幅広い分野での活用が期待されています。仕組みはちょっと抽象的かもしれませんが、新しいもの好きの方は、ぜひ下記のOpenSeaにてアカウントを取得し、NFTの世界に飛び込んでみましょう!

OpenSeaアカウントの作り方

OpenseaはNFT専用のマーケットプレイスで、NFTがはじまったころからあるものです。

以下の部分では、世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpen Seaのアカウント作成方法について説明します。

大まかな流れ
  1. MetaMaskアカウントを作成
  2. Open Seaアカウントを作成
  3. 売買

まず、事前にPCにGoogle Chromeブラウザをインストールしてください。

1. MetaMaskウォレットアカウントの作り方

MetaMaskは暗号資産(仮想通貨)のウォレット(財布)です。財布からお金を奪われないためにpasswordやアクセス情報を他人には絶対に教えてないように注意してください。

MetaMaskはブラウザ専用ウォレットのため、Chromeに拡張機能として追加することで利用できます。

ではまず始めにChromeを開いて下記のURLをクリックしてください。

MetaMask

 

すると、下のような画面が表示されます。「Chromeに追加」をクリックしてください。

 

次に、「MetaMaskを追加しますか?」という画面が出てくるので、「拡張機能を追加」ボタンをクリックします。

 

次の画面で「はじめる」をクリック。

 

すると「MetaMaskは初めてですか?」という画面が出るので、右の「ウォレットの作成」ボタンをクリックします。


 

次の画面で、品質向上への協力依頼に「同意します」をクリック。

 

Passwordを入力して、利用規約にチェックボックスにチェックを入れ、「作成」をクリック。

 

次にシードフレーズのバックアップという、聞き慣れない内容が書かれた画面が表示されます。でも、焦らないでください。指示に従い、モザイク部分をクリック。

 

すると、英単語がいくつか並んだ画面が表示されます。ここに書かれた単語をコピーして大切に保管してください。コピーしたら「次へ」ボタンをクリック。

 

前の画面で保管したシードフレーズを順番通りにクリックします。すべて入力したら「確認ボタン」をクリックしてください。

 

おめでとうございます!

以上でMetaMaskアカウントの作成完了です!

「全て完了」をクリックすると次の画面に進みます。


 

MetaMaskのダッシュボードが表示され、同時に「トークンのスワップはこちら!」という内容のポップアップが表示されます。この画面は無視しても問題ないので、ポップアップの右上の「X」ボタンで消してください。

※このポップアップは時期によってはない場合があるほか、他の内容に変わる可能性があります。


 
次に、MetaMaskのダッシュボード(アセット)が表示されます。あとですぐにアクセスできるように、この画面をブックマークしておくと便利です。


 

Account1と書かれた下に0xから始まら文字列があります。これがあなたのウォレットのアドレスです。アドレス部分をクリックするとコピーができます。ウォレットに入金する際に利用します。


 

では次に、ウォレットのアカウント名を変更しましょう。Account1と書かれた右側にある︙をクリックし、「アカウントの詳細」をクリックしてください。


 

下のような画面が出てくるので鉛筆マークをクリックして、アカウント名を変更しましょう。


 

これでMetaMaskアカウント作成に関する、一通りの作業は完了です。

2. OpenSeaアカウントの作り方(所要時間5分)

続いて、Open Seaのアカウント作成方法について説明します。こちらもMetaMask同様に簡単です。5分あれば完了します。

まず、先ほどMetaMaskを拡張機能で追加したブラウザで、下記のページを開いてください。

https://opensea.io/
 
すると、Open SeaサイトのTOPページにいきます。


 
右上にある人型シルエットサムネイルをクリックしましょう。


 
するとキツネが現れます。焦らず、「Sign in」をクリックしてください。


 
そうするとポップアップで下のような小さな画面が現れます。自分のウォレットにチェックマークが入っていることを確認して「次へ」をクリック


 
画面が切り替わるので「接続」をクリック。


 
これでOpen Seaのアカウント作成は完了です!

つづいて、Open Seaのアカウント名が「Unnamed」になっているので、こちらも念のアカウント名を変更しましょう。アカウント名を変更しなかった場合、売買履歴などに表示される名前が自動的にウォレットアドレスの頭の0x以降の6桁が使用されます。この方法でも特段問題はありません。
 

右側にある歯車をクリックします。


 
すると、署名リクエストというポップアップが表示されるので「署名」をクリックします。


 
下の画面でUser Nameとメールアドレスを入力し「Save」をクリック。


 
これでOpen Seaの一通りの登録が完了しました。


 
これでNFTを買おう! と言いたいところですが、ウォレットに入っている残高が現状では0です。NFTを購入するためには暗号資産(仮想通貨)のひとつであるEthereum(ETH)が必要です。

もし自分でCoincheckなどの暗号資産取引所のアカウントでETHを持っているならMetaMaskウォレットにETHを移してください(このときウォレットアドレスを使用します)。

暗号資産取引所のアカウントをお持ちでない方は友人にETHを送ってもらうか、暗号資産取引所のアカウントを開設する必要があります。暗号資産取引所のアカウント開設方法はほかにも良記事がたくさんあるの調べてみてください。

また、NFTの実際の購入方法に関しては「ヤフオク!」や「メルカリ」などと同様で簡単にできます。ここでは説明を割愛いたします。

さいごに

NFTの技術について詳しく理解できなくても、NFTの売買自体は初心者でも簡単にできます。 まずはアカウントを作成することから始めてみてはいかがでしょうか?

最後に! 当社LIGからもNFTを販売してみました。LAMP野尻湖が運営するThe Saunaのオフィシャルデザイナーの作品を、OpenSeaマーケットでデジタルアートとして販売開始いたしました。

詳しくは、こちらのページをご参照ください。

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大学卒業後、税理士事務所に入社。その後、アプリ開発会社に入社し、ゲーム企画を担当。同社にてベトナムホーチミンにオフショア開発拠点立ち上げのため1年間ホーチミンに出向。2014年独立、アプリ制作会社を立ち上げ、「ぼくのボッタクリBAR」などを開発。2021年3月より株式会社LIGに参画、ゲーム事業部マネージャーを務める。

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