こんにちは、Yokoです。
英語の会話で相手の言っていることがわからないとき、どうしていますか? 「自分の英語力がないせいだ……」などと聞き返すのも相手に悪いような気がしてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
日本語での友達との会話を思い出してみてください。話をしていて聞き取れなかったときに「え? いま何て言ったの?」と聞き返すのは自然なことですよね。これは英語でも全く同じです。聞きとれなかったり理解していないのに話を適当に合わせると、後になればなるほど聞き返しづらくなるものです。できればきちんと聞き返したいですね。
でも「聞き返す」とひとくちに言っても、シチュエーションはさまざまです。単純に相手の言ったことが聞こえなかった場合と、聞き取れたけれども意味が分からなかった場合では、聞き返すフレーズも変わってきます。
そこで今回は、最適なフレーズで聞き返せるように、以下の4つのシチュエーションに分けて《実践で使える聞き返しフレーズ》を紹介したいと思います!
▼目次
1. 会話中に相手が何と言ったのか、わからない場合
まずは、相手が言ったことをうっかり聞き逃してしまったり、よく聞こえなかった場合に「もう一度言ってください」とお願いする表現を見てみましょう。
定番の聞き返しフレーズ
01. “Pardon?”
02. “Sorry?”
03. “Excuse me?”
“Pardon?” はよく習う表現ですね。2つめの “Sorry?” はイギリス英語でよく使われる表現になります。それに対して3つめの “Excuse me?” はアメリカ英語でよく使われる表現です。
ポイントは、どれも語尾を上げて発音すること。そうすると「もう一度言ってください」という意味になります。語尾を下げてしまうと「ごめんなさい」「すみません」といった違う意味に受け取られてしまうので、少しだけ注意が必要です。
「聞こえなかった」をそのまま表現
“Pardon?” や “Sorry?” などのフレーズを使わなくても、もう一度言ってもらえる方法があります。それは「聞き取れませんでした。もう一度言ってください」とストレートにそのまま伝えることです。
04. “I didn’t hear you.”
05. “I didn’t catch what you said.”
06. “I didn’t catch that.”
“catch” は「捕まえる」という意味だけではなく、「相手が言ったことを聞き取る」という意味でも使われます。
これらの文章の最初に “(I’m) sorry” をつけると「すみません。聞こえませんでした/聞き取れませんでした」という、より丁寧な表現になります。
上記に続けて「もう一度言ってもらえますか?」と言えば、聞き取れなかった文章をもう一度繰り返してもらうことができますよね。ただ、「聞こえませんでした/聞き取れませんでした」と言った後では “Pardon?” 、 “Sorry?” 、 “Excuse me?” は使いません。代わりに「もう一度言ってもらえますか?」を以下のような文章にして伝える必要があります。
07. “Could you say that again?”
08. “Can you repeat what you just said?”
09. “Would you mind saying that again?”
カジュアルなフレーズ
“Pardon?” 、 “Sorry?” 、 “Excuse me?” といった定番フレーズや、上で紹介した「もう一度言ってもらえますか?」を伝える3つのフレーズは誰にでも使える丁寧な表現ですが、親しい友達同士の会話なら、さらにカジュアルな表現もよく使われます。
10. “What did you say?” (何て言ったの?)
11. “Say that again?” (もう一回言って)
12. “What’s that?” (なんだって?)
かなりカジュアルな表現なので、親しい友達に対して使うのにとどめておいたほうがいいかもしれませんね。