こんにちは。制作部ディレクターのさささんです。
今回のテーマは「ウェブサイト制作に使う専門用語の伝え方」です。どの業界でも共通だと思いますが、他業種の方々とお話する際に、普段当たり前のように使っている専門用語が伝わらないことがあります。
ミスコミュニケーションが起きないよう、我々は専門用語を使わないように心がけたり気をつけたりすることが必要です。
それでは、専門用語の伝え方を記します。
こんな方々に読んでいただきたい
- 営業(アカウントエグゼクティブ)
- プランナー
- ディレクター
- システムエンジニア
- 企業のウェブ担当者
よく使う専門用語の伝え方
ウェブサイト(Webサイト)
伝え方:ホームページ
IT業界以外では「ホームページ」のほうがしっくりくるようです。
CMS
伝え方:ホームページ管理画面、ブログ投稿画面
WordPressやMovable TypeのようなCMSの導入を提案する場合は、このように伝えるのがベター。これでも伝わらない場合は、「ホームページを更新するための仕組み」とお伝えしたほうが良いでしょう。
ワイヤーフレーム
伝え方:画面設計書(図)、画面構成書(図)
ワイヤーフレームも伝わらないことが多々ありますね。
ブラウザ(Webブラウザ)
伝え方:ホームページ閲覧ソフト
「eのアイコンがブラウザです」と説明すると伝わりやすいと思います。
「e」は、InternetExplorerを指しますので、相手がWindowsパソコンを使用していることが前提です。
HTML
伝え方:ホームページを作成するための言語
この言語で文書を記述し、Webブラウザ上に文章を表示します。
サーバ
伝え方:ホームページを提供するためのコンピューター
本来はサーバにもさまざまな役割がありますが、ここでは抽象的にしています。
Google Analytics
伝え方:ホームページの集計・解析ツール
定番となっているアクセス解析ツールですね。
「Webサイトの健康診断を行うためのツール」とお伝えすると分かりやすいかもしれないですね。なぜ必要なのかを聞かれたときは、「Webサイトは生き物なんです」と言いましょう! ツールを正しく使うことで、Webサイトの現状把握、訪問者を増やすための施策を練ることができます。
ECサイト
伝え方:インターネット通販サイト、ネットショッピングサイト
電子商取引のことですが、それでもピンと来ないかもしれないので、このような伝え方がベターです。
JavaScript
伝え方:ホームページ上のパーツに動きをつけるためのプログラミング言語
伝え方が少々長くなりますが、こう伝えるしかないですね。
IT業界内でも勘違いされている方がおりますが「Java」とは全くの別ものです。
これ重要です。
PCサイト
伝え方:パソコン用サイト
IT業界の方々は、パソコンのことをPCと呼ぶことが多い気がします。 しかし伝わらない場合があるので、 「パソコン」のことを「PC」と呼びます、とあらかじめ説明しましょう。
SPサイト
伝え方:スマートフォンサイト、スマホサイト
これはPCに対してSPと使いたくなるところですが、SPには「セールス・プロモーション」の意味もあります。 なので、スマートフォンのことを口頭で「SP」と言わないよう心がける必要があります。 「スマートフォン」もしくは「スマホ」と言うようにしましょう。
DB(データベース)
伝え方:データを管理するモノ
この伝え方だけではピンと来ないと思うので、例えば「ネットショッピングなどでお客様情報(自身の個人情報)を入れますよね? 通常、その情報はデータベースというものに保存されます」のように、説明を補足することをオススメします。
テスト
伝え方:動作確認
制作や開発の現場では、結合テスト、ブラウザテスト、システムテスト等、「テスト」や「試験」という単語が頻繁に使われますが、テストと言うと学生時代や資格取得のペーパーテストをイメージされる方々がいらっしゃるので、「動作確認」とお伝えしたほうが、どのような工程・作業なのかイメージしやすいのかなと思います。
まとめ
いかがでしたか?
私たちには当たり前の単語ですが、他所では案外伝わらないものです。ただし、専門用語を知っている方に対して、説明してしまうのは失礼にあたりますので、使いどころの見極めも大変重要になります。
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