こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらはFacebook初心者の方、および設定などをあまり知らないままFacebookを利用している方に向けて「Facebookの基本的な設定や使い方をマスターする」ことを目的とした全4回のシリーズ記事です。
第1回ではFacebookの登録とログインの方法、基本的な使い方などについてを紹介し、第2回では個人で楽しむための利用方法などについてを紹介しました。今回は企業や団体でFacebookページを活用することを目的に、Facebookページの作成方法や運用方法などについて紹介していきたいと思います。
▼目次
Facebookページを運用する目的
Facebookページを運用する目的は、企業や団体によって異なります。
たとえばLIGの場合では、Facebookページを運用する一番の目的は、「ユーザー(ファン)とのコミュニケーション」になります。
現在LIGのFacebookページのファン数は27,000人を超えていますが、3年前のファン数は200人ぐらいでした。そこから、Facebookページへの投稿をはじめ、ブログやメルマガ、Twitterなどさまざまな活動を通じてファンを増やしていくことで、Facebookページを1つのコミュニティとして確立させていきました。
このように、LIGのようなもともとの認知度が低い企業にとってFacebookページは、ユーザーに自社のファンとなってもらうとともに、認知拡大のためのツールとして活用できるものになります。
運用事例:日本コカ・コーラ株式会社
もちろん既に認知度の高い企業でも、Facebookページはさまざまな目的で活用されています。
ここでは、Facebookページ運用の成功事例として取り上げられることの多い日本コカ・コーラ株式会社さんの例を紹介したいと思います。
コカ・コーラ自体は既に多くの人に認知されている商品です。そのため、いかにファンを喜ばせたり、楽しませたりしながら商品に親しんでもらうかというところが、運用のポイントになります。
このように、季節やイベントに対して商品をうまく組み合わせた投稿が展開されています。
防災の日の投稿も、多くの「いいね!」やシェアを獲得しています。
自分たちを支持してくれているファンが、どうすればさらに共感してくれるか、ということを常に意識しながら日々の投稿を工夫することが重要です。
運用事例:日本ファルコム株式会社
大企業以外での成功事例の1つとして有名なのが、68,000人を超えるファンを獲得している日本ファルコム株式会社さんです。
更新頻度が高く、多いときは1日に10回以上もFacebookで投稿をされています。Twitterでのつぶやきも活発で、SNSを活用して積極的に情報配信がおこなわれています。
日本ファルコムさんの投稿事例として有名なのが、こちらの「おはよう投稿」です。ほぼ毎日、「おはよう」と挨拶をしながら、新しいゲームの発売日に向けたカウントダウンや、ゲームのイラストなどを投稿しています。
告知の一種ではあるのですが、ファンも「おはよう」と返信したりシェアをしたり、と気軽なコミュニケーションを楽しんでいます。
また、投稿内容や言葉遣いなどもユーザーに対してフレンドリーなものにするなど、Facebookページに親しみを持ってもらうための工夫がいろいろとあります。
このように、企業によって投稿内容、運営方針に違いはありますが、共通するのは「コミュニケーションをとりながら、情報を発信していく」ということになるかと思います。
Facebookページの作成方法
それでは実際にFacebookページを作成していきましょう。
なお、Facebookページを作成する際には「個人アカウントをページの管理者として作成する方法」と「アカウント自体をFacebookページに変更する方法」という2つの方法があります。今回は一般的な作成方法である前者について説明をしたいと思います。
まずはヘッダーメニューの右にあるプルダウンメニューをクリックします。
「ページを作成」をクリックします。
Facebookページ作成用の画面が表示されます。今回は企業向けなので「会社または団体」を選択します。
「カテゴリを選択」し、「会社名」を入力してからスタートをクリックします。
「基本データ」「プロフィール写真(アイコン写真)」「ページをお気に入りに追加」などの設定画面になります。後でFacebookページの管理画面から設定することもできるので、スキップをしても大丈夫です。
「より多くの人にリーチ」という項目については、Facebookへの広告出稿に関連する設定となります。実際に広告を出稿することになった段階で設定できますので、スキップで大丈夫です。
以上でFacebookページを作成することができました。