こんにちは、エディターのエリーです。
みなさん、プレゼンは得意ですか?
プレゼンで重要なのは、話し方。動画で学ぶ「Udemy」PRシリーズの第3弾では、「プレゼンテーション上達法」について学んでいきます。
今回学んでくれたのは、プレゼンが苦手だというユリナーシュカ。
人物紹介:ユリナーシュカ LIGブログのライター兼エディター。書くことは得意だけど、プレゼンは苦手。好きな言葉は「死ぬこと以外はかすり傷」。 |
どれぐらい苦手なのか、受講前にプレゼンをしてもらいました。そのときの一枚。なんだろう……おびえたバンビのような表情で庇護欲を掻き立てられますね。
おびえたバンビーシュカの動画はこちらからご覧ください。
ユリナーシュカ・コメント 滑舌があまり良くないし、ハキハキ話せないから不安……。噛むと照れ笑いでごまかしてしまうので、しっかりしているように見えないかも。 |
確かに、話し手の不安がダイレクトに伝わってきますし、話の内容がなかなか頭に入りません。一体どこが良くないのか、洗い出してみましょう。
どんな問題があるのか洗い出してみる
このプレゼンをメディアプロデューサーの「たく」にも見てもらいました。
人物紹介:たく メディアプロデューサー。前職では20名〜300名規模の企業を対象に、社員研修の新規開拓営業と売上アップ、人事関連のコンサルティング業務を担当。 |
「プレゼン大好き!」と語る、ゴリゴリのセールスマンです。彼はこのプレゼンを見て、なにを思うのか……。
- メディアプロデューサー「たく」の評価
- 緊張してて、自分が思ってることを言ってないかんじ。メラビアンの法則でいうと、まずこっちを見てないのが「俺に話しかけられてるかんじがしない」っていうのと、ずっとカンペを見ちゃってるから、言わされてるんだろうなって思う。
発声でいうと、抑揚がついてないからどこを強調したいのかわからない。ツーっと流れていくから、ツーっと頭から抜けてく。あとはまあ普通に噛んでるよね(笑)
超辛口でした……。問題を一個一個まとめてみます。
1. 元気がなく、視線も泳いでいる
緊張しているときに起こりがちなのが、視線のブレ。原稿を確認するために視線を下げたり、上を仰いで内容を思い出そうとしたり、視線の先が安定していません。
- 表情がぎこちない
- 声に抑揚がない
- 言葉によく詰まる
これらによって元気がなさそうに見えてしまい、見る人の興味関心度合いを下げ、プレゼンの内容が伝わりづらくなっています。
2. 動作に落ち着きがない
話している最中に髪をさわったり、噛んだときに照れ笑いをしたりと、動作に落ち着きがないように見えました。そうした動きの無駄は、見る人の気を散らせてしまう可能性があります。
3. 身ぶり手ぶりがなく、伝わりづらい
話している最中、ずっと手を下ろしたままで動きにとぼしい点も気になりました。内容に関する身ぶり手ぶりが皆無のため、見る人は集中して話を聞く必要があります。
ざっと挙げただけでも、話が伝わりにくくなる要素がいくつか見つかりました。
しかし、これらの問題点は、プレゼンが苦手な人であればなにかしら当てはまる部分があるのではないでしょうか。
現役女子アナによるプレゼン講座を受けます!
それでは、こうした課題を解決するべく、プレゼン講座を受けてもらいます。その講座を開いているのが、オンライン学習プラットフォームである「Udemy」。
「Udemy」は誰でもオンラインで講座をアップロードできるC to Cサービス。その利用者は全世界で1000万人を超え、日々さまざまな講座が追加されています。
その中でも、今回ユリナーシュカが受講したのは、「現役女子アナ直伝!プレゼンテーション上達法」。
現役フリーアナウンサーによる、声や話し方にまつわる講座で、「魅力的な声や話し方のテクニックを身につけて、一生使えるあなたの財産にしてください」というテーマでした。
そして、この講座で学んだことは大きく2つです。
1. 効果的なプレゼンテーションでの動き
まずは話しているときの動作。滑舌や声の通り方なども大切ですが、プレゼン中の動きが不自然だと話をしっかり聞いてもらえません。
「プレゼンの上手な人は話す前に、話す練習・準備をしています。この準備ができていれば、自信が持てて堂々と人前で話すことができるんです」
- 目線の取り方
- 効果的な手の動き
- 相手に伝わる数字の読み方
などを動画で学びました。
Udemyでは講座が買い切りで、一度購入すれば何度も見返すことができるので、発表前のちょっとした時間におさらいができるのも大きなポイントです。
ユリナーシュカ・コメント 堂々と話すポイントが盛り込まれていて、声の出し方などとても参考になりました! また手の動きが与える印象などもよくわかりました。 |
2. 効果的な発声練習の方法
呼吸法や発声法から、「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と発声する50音トレーニングまで。聞き取りやすい声にするための練習方法をまるっと学びます。
「声や話し方は才能ではなく、誰でも身につけることができます。自分の声を知って、どんどん活用していきましょう」
- 滑舌をよくするトレーニング
- 噛まずに話すコツ
- 「あー」「えー」を言わない方法
など、つまずきやすいポイントを解決するレクチャーもありました。iPhoneやiPadでも受講することができるため、スキマ時間に練習を重ねてみるものよさそうです。
ユリナーシュカ・コメント 滑舌が良くなり、はっきり大きな声で伝えられるようになりました。 |
勉強結果がこちらです
講座の全工程を見終えたあと、改めてプレゼンをしてもらいました。
ユリナーシュカ・コメント 落ち着いてはっきり話すことで、相手に伝えたいことをしっかり伝えられるようになりました! |
続いて、再度たくにプレゼンを見てもらいます。
- メディアプロデューサー「たく」の評価
- うん、元気になった。手の動きを加えて、注目させるようにしたのもいいね。カメラ目線で、見てくれてる人に視線を向けているから、「こっちにしゃべってくれてる」かんじがでてる。
ただ、まだ抑揚が少なくて全体的にツーってしてるから、間の取り方をもっと練習するといいかも。
まだ辛口ですが、すこし褒めてくれました!
受講前と比べてみると、さまざまな課題が改善されていることがわかります。特に大きく変わったのが、こちらの3つです。
1. 明るくハキハキとした話し方になった
講座で腹式呼吸を覚えたため、副交感神経が活性化されて前回よりもリラックスして見えます。
受講前は自信がなさそうに話していましたが、今回は練習の成果もあり表情も豊かで発声もハキハキしていますね。「えっと」と詰まることも少なくなったため、話の内容が入りやすくなりました。
2. 無駄な動きがなくなり、聞きやすくなった
髪をさわるような余計な動作がなくなり、背筋から指先までピンとして見えます。手を戻す位置も決めてあるため、全体的に動きがスムーズで「話を聞いてもらう姿勢」がしっかりとできてきました。
3. 効果的な手の動きをできるようになった
ひとつめ、ふたつめ、といった身振り手振りが増え、話の内容を理解しやすくなりました。身振りが必要なとき以外は、先ほどのように手を定位置に置いておくことで、静と動のメリハリがつくようになります。
総評としては、全体を通してテンションが高くなり、見る人が「おっ」と引き寄せられる話し方になってきたかと思います。その要因として一番大きいのは、やはり「自信がついた」こと。
なにより、正しい知識を身につけたことによる安心感は、しっかり学ばないと得られないものでしょう。プレゼンが苦手な人は、このようにプロから学ぶことで「基礎からちゃんと学んでいるから大丈夫」と自信を持つところから始めてみると良いのではないでしょうか。
話し方のプロ、女子アナに学ぶ
「現役女子アナ直伝!プレゼンテーション上達法」
(3月31日(木)まで、LIGブログ限定価格でキャンペーン中。)
講座の先生いわく、よりよい話し方を身につけることで自分に自信がつき、人に会いたくなって、結果的に仕事が増えるのだそうです。話すことは、コミュニケーションの根幹。一度身につければ、さまざまな場所で役立てそうです。
また、UdemyではWebデザインからビジネスマナーまで、幅広い講座が開かれています。この春、スキルアップを目指したい方は、チェックしてみると気になる講座が見つかるかもしれません。
次回予告
次回はゆうが、Google アナリティクスを学びます。まったく未経験の状態でどれだけ解析をできるようになるのか、レポートしたいと思います。