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あなたのブログの書き出しは人の心を動かしますか?知っておきたい9つの導入文の書き方

あなたのブログの書き出しは人の心を動かしますか?知っておきたい9つの導入文の書き方

これまでの僕は愚かでした、
“こんにちは、ナッツです。”なんてインパクトもなければ、心にも響かない単なる普通の挨拶で記事を書き進めていたからです。

インターネットには無数の記事コンテンツ。検索すれば何でもすぐに出てきます。
人様のハートに残らない文章を書いてなんの意味があるのでしょうか? 僕は、説明書のような無味乾燥な記事を書くのはもうたくさんだ、と思いました。

そんなときに読んだコピーライティングの記事(英文)「タイトルの次に重要なのは最初のセンテンス」として導入文の書き方について紹介されており、「ああ、なるほどな」と。

そこで今回は、当記事より学んだことをナッツなりに解釈してご紹介していきます。毎回導入文に悩むというブロガー、ブログの滞在時間が短く最後まで読まれていないことにお悩みのブロガーは、ぜひ参考にしてみください。

▼目次

読者の心をつかむ!9つの導入文の書き方

1. 「イエス!」と読者が大きくうなずきたくなるような質問をする

YES

自分が書いた記事を、読者がワクワクしながら最後まで読んでくれたら嬉しいですよね? しかし、Webの記事というものは残酷で、読者が最後まで読むとは限りません。むしろ、いつ離脱されてもおかしくない、そう思った方がいいくらい。そして読者の興味関心を削ぐようなダラダラとした導入文は、まさに最初の離脱ポイントとなってしまいます。

長い前置きは省き、はじめから本題に入りましょう。その際に一方的なメッセージではなく、「そう、それそれ!!」と読者に共感してもらえる導入文が、「イエス!」と答えたくなる質問文なのです。

例文
  • 「最近、パソコンが重すぎる……」と思った経験ありませんか?
  • Twitterのフォロワーを増やしたいですよね?

2. 「答えを知りたい!」と読者が思うような質問をする

突然ですが、どういった環境下だとパンチラが発生すると思いますか?  そう、「パンツがチラッと見える」パンチラの話です。
実は以前チームメンバーと一緒に、「制服スカート」「OL風スカート」「デニムスカート」の3タイプと「階段」「自転車」「椅子」の3シチュエーションでパンツが見える状況というものを調べて、プライベートで記事にしました。

やはり読者の方も「答えを知りたい!」と思ったのでしょう。無名の、というよりも1記事しか書いていないブログにもかかわらず500LIKEと反響があり、さらには2014年のデイリーポータルZ新人賞にて見事「佳作」に選ばれることに。

デイリーポータル新人賞2014
http://portal.nifty.com/rookie2014/result.htm

……いきなりパンチラの話をしてしまい、失礼しました。ここで僕が言いたかったのは、読者の方が思わず「なにそれ、知りたい!」と思うような質問から始めることが大切だ、ということです。「ゔー、答えが知りたいぞ!」とウズウズしちゃう質問文で導入を始めてみましょう。

例文
  • ブログ記事を公開して、一番はじめにするべきことは何だと思いますか?
  • なぜ僕は「ナッツ」と呼ばれているのかご存知でしょうか?

3. ストーリーから始める

おばあちゃん子だった僕は、祖母に童話を毎晩読んでもらっていました。空想をふくらませ、笑い、驚き、泣いたかと思えば、すやすやと眠りについていたのでしょう。

「物語」というものは昔から人々を惹きつけるパワーを持っています。よく分からない「こんにちは、●●です」といった挨拶ではなく、いきなりストーリーで導入文を始めてみてはいかがでしょうか。

僕の大好きなブログの1つに、和田一郎さんという方が運営している『ICHIROYAのブログ』があります。彼のブログ記事はストーリーで始まることが多く、いきなり記事の中に惹き込まれる素敵な導入だなと感心して読ませていただいています。

▼参考

例文
  • 昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

4. ワクワクするビッグな宣誓をする

宣誓

「30分以内にお届けできなければ無料!」

こちらはある宅配ピザ会社が打ち出した大胆な宣伝文句でした。この施策を打ち出したときは、世界中が「マジかよっ!」と驚き、食いついたに違いありません。そしてこの一文だけで、読み手は「30分以内にピザが届くこと(時間的メリット)」「届かなったから無料になること(金銭的メリット)」が分かりますよね。

ブログも同じです。はじめにその記事を読むことで「どういった結果が起こるのか」、すなわち記事を読むメリットを明示してあげることで、記事を最後まで読む動機づけができます。動機づけを強固なものにするためにも、ワクワクするビッグな宣誓をしましょう。

例文
  • 10分後、あなたは100億円を稼ぎ出す知的資産を手に入れることになるでしょう。
  • Twitterのフォロワーが激増するテクニックを、あなたはたった3分で手に入れることができます。

5. 強烈な、パンチのある一文で始める

八月のある日、男が一人、行方不明になった。

こちらは、安部公房の小説「砂の女」のはじまりの一文です。小説の一文目はそこを読むだけで、いい小説かどうかが分かると言われるほど、とても大切なパート。

「えっ?! どういうこと?」と思わず惹き込まれてしまうような、強烈でパンチのある一文で導入を始めてみるのです。文豪になったような気持ちで書くのも、ブログの楽しみ方の一つになるかもしれません。

例文
  • ブログを始めたいと思ったのなら、いますぐパソコンを閉じてください。
  • 「オトコの自撮りは気持ち悪い」とある女性に私は言われました。

6. 容易には達成できないような実績を示す

実績

「この記事は読むに値するのだろうか?」

これだけ記事コンテンツがWebに溢れているいま、私たちは常に読む記事の取捨選択をしています。そんな中、読まれる記事になるには、「読む価値がある」ことを明示しなくてはなりません。

そして、読む価値があることを伝える上で一番説得力があるのが、そのトピックに関連した執筆者の「実績」です。数値で示せるような実績をどんどん作っていきましょう。

例文
  • 私はこの2年3ヶ月の間、一日たりともブログ更新を欠かしたことはありません。
  • 私のブログは公開からわずか1ヶ月で、100万PVというアクセスを集めました。

7. 有名な台詞を引用する

考えるのではなく、感じるのだ。

導入文の書き出しに悩んでいるとき、もしヨーダがいたとしたらこう言うはずです。

名作と呼ばれるような映画や小説の台詞は、どれも素敵なものばかり。そして誰もが知っているような台詞を導入に引用すれば、読者の心を掴みやすくなることでしょう。

ちなみに、ニューヨークを舞台にした海外ドラマ『SUITS』では、主人公の凄腕弁護士ハーヴィーは事あるごとに、映画の引用を用いてウィットに富んだ会話を繰り広げています。ブログ記事も引用をうまく使って、ウィットに富むものに仕上げたいですね。

例文
  • 「まだあわてるような時間じゃない」深夜2時、僕は原稿を書き始めました。

8. 従来の常識を覆すような事実から始める

発見

もしも、あなたがコロンブスのような大発見をしたのであれば。もったいぶらずに最初から見せつけてやりましょう。

せっかくの大発見記事も、読んでもらえなければ意味がありません。読者の常識を覆すような一文で始めることで、「どういうこと?」と興味を示すでしょうし、続きが気になり、記事を読み進めてくれるはずです。

例文
  • 「たまごは1日1個まで」という説はもう古く、いまは1日2〜3個食べるのが健康にいいことが明らかに。
  • 「スマホでは長い記事は読まれにくい」というのは嘘だった。クオーツ曲線が示す最適な文章量とは?

9. 「。」ではなく「、」を使う

最後に、今回参考にした記事『 Does the First Sentence of Your Blog Post Do THIS?』にて、紹介されていたテクニックをご紹介いたします。

当記事によると、ピリオド「.」は読者に “ストップ” という印象を与えてしまうそうです。そこで導入文では文法を無視してカンマ「,」を使おう、とのこと。日本語であれば句点「。」ではなく、読点「、」を使おう、ということですね。
なかなかABテストがしづらいのですが、「面白い!」と思われた方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

おわりに

ブログを書こうとパソコンの前に座ると、ついつい「何を書くか」に意識がいってしまいがち。しかし今回ご紹介した導入文の書き方のように、「どう書くか」をもっと意識してもいいでしょう。

先日、かわいい子ちゃんを鎌倉で撮影するという最高の機会があったのですが、写真も一緒ですよね。かわいい子をどう撮るかで写真は変わってきてしまいます。また、演技であれば同じ台詞でも、どういう声色で、どういう表情で言うか、によって印象は大きく違ってきます。

人様のハートに残るにはどうすればよいか、「表現者」として日々さまざまな表現技法を身につけ、NYのショービズ界で名を馳せるぞ!!!!……と宣言したところで、今回は終わりにしたいと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

ナッツ
ナッツ 4代目広報担当 2014年入社
北海道生まれ、ナッツです。文章書いたり、写真撮ったり、撮られたりしています。好きな映画監督はウディ・アレン。がんばります。