こんにちは、さんぺーです。
私は2015年度卒業予定のLIGの内定者だったのですが、うかつにも留年をして2016年度卒業となりました。本当にありがとうございます。
今年はアルバイトとしてLIGで働くことになりましたが、必ずしもLIGにもう一度採用されるとは限らない身の上です。最近は漠然とした不安を抱えて「2016年度卒業の学生のための採用ページ」を眺めているのですが、2016年度は特にユニークなものが多いことに気がつきました。
というわけで、今回はもう一度就活生になった私がグッと来たサイトをまとめてみます。普段からネットを舐めるように見ているIT/Webパーソンの方もお楽しみいただけると思います。
それでは、行ってみましょう\(^ω^\Ξ/^ω^)/
リクルートホールディングス
RECRUIT革命|リクルートホールディングス 2016年度新卒Web採用サイト
「テクノロジーで世界を動かす」がテーマの採用サイト。幾何学的な線デザインが表現しているのは宇宙空間でしょうか。
カーソルと連動する3D表現が非常にスムーズで操作性もよく、時間を忘れて隅々まで探索してしまいます。
シンプルかつダイレクトな訴求をする採用サイトが多い中、ユーザに宇宙を旅するような体験を促すのは確かに革命的だと思いました。
採用メッセージの「未来の『アタリマエ』をつくろう」が意味するところが直感的に理解できて、「やられた」という印象です。
リクルートキャリア
株式会社リクルートキャリア -新卒・キャリア採用サイト-
http://www.recruitcareer.co.jp/recruit/special/
まるでWebメディアのようなデザインで、詳細を個別ページで「読む」採用サイト。
いつものネットサーフィンのようにパラパラと採用ページを見る感覚が新鮮で、癖になりそうです。
ディー・エヌ・エー【DeNA】
新卒採用 | Recruit | 株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】
http://dena.com/jp/recruit/students/
「メッセージ」からはじまるコンテンツの次が「社員紹介」であるなど、「人」にフォーカスしていることがよくわかる採用サイト。
企業として人を育てるために、“各人に「できる確率50%のギリギリの仕事」を任せる”のだそう。人が育たないくらいなら仕事におけるリスクを取るという姿勢がカッコイイですね。
サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp/recruit/fresh/2016/
テクノロジーコース、デザインコース、ビジネスコースに分かれて、さまざまなエントリーブランが用意されています。
他にもプランごとに少人数のイベントを何回か開催するなど、就活生に人気があるからこそマッチング率を高めようとする丁寧な姿勢がうかがえます。
社員インタビューでは、エンジニアであればGithubのアカウント、デザイナーであればポートフォリオを公開しているので、実際の制作物を見て参考にすることができます。
LINE
Corporation | 2016 新卒採用
http://linecorp.com/ja/career/newgrads/
「インタビュー」や「数字で見るLINE」のページでは、写真やインフォグラフィックにより「LINEがどういう企業なのか」がわかりやすく説明されていました。
プラットフォームとしてこれだけの成功を収めながらも、“今のLINEはゴールではありません”というメッセージが出ることにグッときます。
グリー
グリー株式会社 (GREE, Inc.) – 採用情報
http://corp.gree.net/jp/ja/recruit/
「フォトアルバム」がある採用サイトは珍しいのではないでしょうか。オフィスの内装だけでなく、ミーティングの様子、子どもたちとのワークショップなどが掲載されており、社内の雰囲気のよさが伝わってきて、入社後のイメージが湧きやすかったです。
動画を中心にしたページながらスクロールすると可読性が高く、就活生の使い勝手が考慮されていました。
オロ
オロ採用サイト
http://liginc.co.jp/wp-content/uploads/2015/10/index.html
カラフルなスティックは募集職種を表現しており、無造作に動いては「ORO」のロゴを描いたり円になったりと、見ていて飽きません。スティックをクリックすると、職種の紹介が表示されるのもユニークです。
創意工夫が凝らされたデザインからも、クリエイティブなオロの社風が伝わってきます。
リッチメディア
2016年新卒採用|株式会社リッチメディア RICHMEDIA
http://www.rich.co.jp/recruit2016/
海をひたすら進む船の動画にまず惹かれました。
「CROSS TALK」というチーム毎の対談ページを読んでいると、企業やチームに親近感が湧いてきます。必読!
マイナビ
株式会社マイナビ 2016年新卒採用サイト
http://liginc.co.jp/wp-content/uploads/2015/10/index.html
どストレートに働こう。という勢いのあるキャッチコピー、好きです。
「マイナビで働く」という視点で社員にフォーカスした動画コンテンツでは、それぞれの壁や目標が垣間見えて心が温まりました。
電通
DENTSU RECRUIT 2016
http://www.dentsu.co.jp/recruit/2016/
本棚のようにプロジェクトが並べてある可愛いらしいデザイン。
気になったプロジェクトのページへ飛ぶと、そのプロジェクトの詳細と、関わった社員を知ることができます。マウスオーバーするとそのプロジェクトへの思いが語られるので、ぜひ試してみましょう。
社員の人物ページでは、どんな仕事をしているか、簡単なQ&A、オン・オフ時の一日の流れなどが紹介されていて、ひとりひとりのファンになりました。
博報堂&博報堂DYメディアパートナーズ
HAKUHODO & HAKUHODO DY MEDIA PARTNERS RECRUIT 2016
「WHAT IS TEAM?」というテーマで、チームにフォーカスした採用サイト。
チームがどんな思いでどんな仕事をしているのか、さまざまなチームを対談形式で紹介しています。企業として就活生へのメッセージを伝えるのではなく、チームや個人からメッセージを贈っているので、入社後にどんな人と働くことになるかがイメージしやすいです。
東急エージェンシー
これがホントの、顔採用|東急エージェンシー
Webカメラを使用して自分の顔を分析してくれる採用ページ。独自技術で顔を分析するシステムを開発したんだとか。自分がどんなタイプの顔かによって、それぞれ異なった特典が抽選でゲットできるそうです。
私が試してみたら「こだわり顔」にグルーピングされ、「面接官を写真で逆指名権※一次面接で利用可能」という特典がもらえました!
「顔採用」というネガティブなイメージのある言葉を利用して就活生の目を引くプロモーションは、それ自体が広告代理店らしくてニヤリとしてしまいます。
ADK
ADK RECRUIT 2016
https://www.adk-recruit.jp/2016/
広がる広告という文字の箇所にポインタをおくと、文字通り広がる動きをするのが可愛い……!
事例紹介が豊富なので「このCM覚えてる、ADKだったんだ」といった気付きがあり、思わず応募したくなります。
spicebox
spicebox 新卒採用2016
http://www.spicebox.co.jp/fresh/
サイトのデザインが秀逸で、spiceboxだけにスパイスが効いています。
また、スクロールに伴って揺れるメビウスの帯(みたいなもの)の動きが心地よく、この企業が作る世界観に引き込まれました。
たくさんの要素があるのにゴチャゴチャしていないのが、情報を探す側にはありがたいです。
読売新聞社
読売新聞社 採用サイト
ただでさえ気乗りしない就活、でもサイトを訪問すると爽やかな気分になれるギャップが素敵ですね。
講談社
トップページ|講談社2016年度定期採用[出る杭は伸びる!]
http://kodansha.saiyo.jp/2016/
吹き出しやイラスト、背景などがコミカル。「出る杭は伸びる」って当たり前じゃない?と思いましたが、確かに「ここで伸びたい」と思わせてくれる魅力がありました。
ポケラボ
株式会社ポケラボ 採用サイト -POCKET LABORATORY RECRUIT-
http://recruit.pokelabo.co.jp/
スクロールしていくと、まるで動画を一切使わないCMのよう。さまざまな画面の切り替わり方をするので、目が離せなくなります。
星野リゾートグループ
星野リゾートグループ 採用サイト
http://recruit.hoshinoresort.com/
採用なのに「就活やめませんか?」ってすごい。経営不振に陥ったリゾート施設や旅館の再生で知られる星野リゾートにしか言えないコピーかもしれません。
よくよく見てみると「色々な人が訪れるからこそ、決まったカタチであるべきではない」という企業のメッセージに心を打たれました。
富士薬品
株式会社富士薬品採用情報サイト
http://www.fujiyakuhin.co.jp/f-recruit/index.php
「笑顔までの道のり」のページがいずれもしっかりとストーリーを持っており、ハートフルな採用サイトです。
WOWOW
株式会社WOWOW 新卒採用サイト | 誰にも似てないあなたに会いたい
「ひし形」を基調にしたデザインはところどころカラフルでポップ。実際に番組がされるまでの流れは興味深く、テレビ放送の裏側を知ることができます。
まとめ
いかがでしたか? 就活とは企業にとっては“選んでもらうイベント”であるため、各社が思い思いの個性を発揮しており、眺めているだけでも楽しいサイトばかりでした。また、アニメーションや動画を取り入れているページが多く、Webサイトの流行が反映されていましたね。
さて、この記事が公開される頃、私は卒業できなかった卒業旅行でラスベガスにいるはずです。目指せ、一攫千金。それではっ!
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