こんにちは、メディア事業部のナッツです。
ブロガーなら初心者だろうとなかろうと、誰もが必ず直面する悩みがあります。
それが……「ブログに書くネタがない!」。
どれだけ頭をひねっても、どれだけネットサーフィンに勤しんでも、書くネタがない! ブログってなんだ?!
そんな悩みを抱えているアナタのために、今回はブログのネタ探しに悩んだら使いたいWebサイト・ツールを10個、ご紹介します。
タイトル案からブログネタを考える
特定のテーマに絞って書いていくと、「このネタ、前もブログに書いたしなぁ」ということが多々あります。
一方で、特定のテーマに絞っているにも関わらず、定期的に記事を更新しているブログが多く存在しているのも事実。
その違いは「切り口」です。
例えば「ブログの書き方」というネタでも、「ブログの書き方が学べる書籍10選」、「ブログの書き方に影響を与えた映画10選」、「タイプ別ブログ記事の書き方まとめ」など、切り口次第でいくらでも記事を書くことができます。
そこで切り口を見つけるために使いたいのが、タイトル案自動生成サービス。
1. ホッテントリメーカー
タイトル案自動生成サービスの1つめ、ホッテントリメーカー。
「はてなブックマーク」で人気エントリー(ホッテントリ)として掲載されそうなタイトル案が、キーワードを入れるだけで自動生成されます。
「ブログ」というキーワードの場合、上記キャプチャのようなタイトルが自動生成されました。納得いかない場合は「もっとタイトルを作る」から別パターンも自動生成してくれます。
2. HubSpot’s Blog Topic Generator(英語)
http://www.hubspot.com/blog-topic-generator#/blog/topic
インバウンドマーケティングで有名な「HubSpot」が提供しているサービス。
ホッテントリメーカー同様、キーワードを入れるとタイトル案が5つ自動生成されます。また最大3つのキーワードを掛け合わせることが可能です。
英語サービスですが、ネタの切り口出しには非常に使えるサービス。例えば“blog”というキーワードで自動生成させてみると、
10 Signs You Should Invest In Blog (ブログに投資すべき10の兆し)
というタイトル案が作成されました。ここから例えば「ブログ執筆のために投資すべき10のこと」みたいな記事を書いても良さそうですね。WordPressの有料テーマや一眼レフカメラ、集中できるヘッドホンみたいなものをまとめてみたいです。
3. Content Idea Generator(英語)
http://www.portent.com/tools/title-maker
こちらも英語のタイトル案自動生成サービス。
HubSpot’s Blog Topic Generatorで納得いくタイトル案がなかった場合は、こちらも合わせて使ってみましょう。
生成されるタイトルは一度に1つですが、各要素にコメントが添えられており、記事ネタを深堀りすることができます。
英語が読めないって? これを機に英語を勉強してみましょう。
トレンドからブログネタを考える
「話題になりやすい、検索されやすいネタで記事を書きたい!」
そんな時は世の中のトレンドをチェックしましょう。
テレビを見る、雑誌を読む、電車の中刷り広告をチェックする、こういったことからもトレンドを把握できますが、よりインターネット上で話題になっていることを知りたいときに便利なのが下記の3つのサービスです。
4. Yahoo!公式ラーニングポータル 検索トレンド
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/blog/trend/index.html
Yahoo!プロモーション広告が提供するラーニングポータルサイト。
広告運用に必要な情報が学べるのはもちろん、「検索トレンド」もまとめてくれているので、検索されやすいキーワードから記事ネタ案を考えてみましょう。意外と見落としていたキーワードがあるかもしれません。
またラーニングポータルからは年間販促カレンダーもダウンロードできるため、 ブログ記事管理をするエディトリアルカレンダーを作成されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
5. Googleトレンド
https://www.google.co.jp/trends/
Google内の検索回数からトレンドを把握できます。
日本以外の検索トレンドや、特定のキーワードの検索回数トレンド、複数キーワードの検索トレンド比較などを見ることができます。
タイトル案を考える際に、これらのトレンドキーワードをホッテントリメーカーに入れてみるのも手です。例えば最新トレンドにあがっている「鈴木奈々」さんをホッテントリメーカーに入れてみると、
いまさら聞けない「鈴木奈々」超入門
というものや、
今押さえておくべき鈴木奈々関連サイト18個
という個人的にはちょっと書いてみたいタイトル案が生成されました。
皆さまもお試しあれ。
6. ついっぷるトレンド HOTワード
Twitterで話題になっているワードをランキング形式でチェックできます。
対象期間も「いま」「今日」「昨日」「今週」「今月」「今年」と指定が可能です。
ブログを書くスピードに自信があり、今すぐブログを書ける環境にいるのであれば、「いま」Twitterで話題のキーワードで記事を書いてみましょう。
旬なワードが飛び交っているため、情報鮮度の高い記事を書きたい方には特にオススメです。
みんなの疑問からブログネタを考える
アナタは、どういうときにネットを使って検索しますか?
何か分からないことがあったときに、「答え」を求めて検索しているはずです。
つまり、だれかの疑問に答えるネタこそ、検索流入が狙える記事になるのです。
そこで記事ネタ探しにぜひ使いたいのがQ&Aサイト。
現在多くのQ&Aサイトがありますが、今回は2つに絞ってご紹介いたします。
7. OKWave
OKWaveは毎月4,000万人が利用するQ&Aサイトです。
ユーザが「Q&Aサイトに質問を投稿する」ということは、ブロガーにとって何を意味しているのでしょうか。
質問投稿者は検索しても「答え」を見つけられなかったから、質問を投稿しているのです。つまり、ブロガーのアナタが「答え」となる記事を書いてあげることで、他の同じ悩みを抱える方々からの検索流入が見込めます。
OKWave内ではどういった質問が投稿されているのか、自分の得意ジャンルのキーワードで検索してみてください。意外と「こういったことで悩んでいるんだな」と気づきが得られることでしょう。
8. Quora(英語)
Quoraは世界的に使われている、実名制のQ&Aサイトです。
実名制のためパーソナルブランディングとして回答するユーザも多く、専門性の高い質問もたくさん飛び交っております。日本語のQ&Aサイトでなかなか活発でないジャンルでもQuoraでは活発であったりするため、OKWaveと同様、アナタの得意なジャンルのキーワードを検索してみましょう。
例えば“blog”で検索すると「What are the best programming blogs?」という質問が投稿されておりますが、100以上のプログラミングブログが回答されております。そこからヒントを得て、「海外の注目プログラミングブログまとめ100選」なんて記事が書けそうですね。
他のヒット記事からブログネタを考える
先述の通り、ネタの「切り口」次第でいくらでも記事は書くことができます。
そしてブログは日記ではないと僕は思うので、どうせ書くのであれば多くの人に読んでほしい。ヒットさせたい。バズらせたい。
それであれば、ヒットしている記事のネタを使って、切り口を変えて執筆できないか考えてみましょう。ヒットの定義を一概に言うことはできませんが、人気の記事を探すのに便利なのが下記の2つです。
9. はてなブックマーク
ソーシャルブックマークサービス、はてなブックマーク。通称“はてブ”。
アナタが得意なジャンルのホッテントリ(人気エントリー)の記事を読み、「自分だったら、こういう切り口で書けるかも!」と思考を巡らせ、ヒット記事クリエイターを目指しましょう。
はてブでは、ブックマーク数順に検索することも可能です。例えば“ブログ”で500はてブ以上の記事を検索すると「ファッション初心者が見ておきたいサイトをまとめてみた。」(759はてブ)という記事が出てくるのですが、切り口を少し変えて「ファッション初心者のためのオシャレ通販サイトまとめ10選」といった記事を書いてもいいかもしれません。
10. Buzzsumo(英語)
https://app.buzzsumo.com/top-content
Facebookシェア、LinkedInシェア、Twitterシェア、Pinterestシェア、Google+シェアの5つの指標でシェア数が多い記事を検索できるサービス。
このサービスが優秀なのは、英語サイトではありつつも、日本語検索にも対応しているということです。
はてブ同様、ヒットしている記事ネタを参考にして、切り口を変えた記事を書いてみましょう。
Buzzsumoを使って、Facebookで7万いいね!いく記事はどういった記事なのか、Twitterで3万ツイートされる記事はどういったものなのか、バズる記事の傾向を知ることができるため、ブロガーとしてはぜひチェックしておきたいサービスです。
おまけ:情報収集時に便利なサービス
さぁ!これらのサイトを使って、ブログのネタ探しを行いましょう。テーマさえ決まってしまえば、あとは気の向くまま書き進めるだけです。気づけばブログ記事が1つ完成、おめでとうございます!
……となればいいのですが、執筆ネタが決まっても実際は「調べる」という作業が発生してしまうことも多々あるでしょう。
ググってページを開いて、またググって別タブでページを開き、気づけばタブが大量に。ブラウザの動作が重くなってしまってて調べ物ができない!
そんな時にオススメなのがこちらのサービスです。
Tab Cloud(Chrome拡張機能)
https://chrome.google.com/webstore/detail/tabcloud/npecfdijgoblfcgagoijgmgejmcpnhof
Tab CloudはChrome拡張機能で、開いているタブを保存することが可能です。
仕事や別件でブログ執筆を中断しなければいけないときってありますよね。
そういうときに、開いているページを1つ1つブックマークするのも面倒だし、タブを開いたままにするのもイヤだな、と思ったらTab Cloudの出番です。
Tab Cloudを使って開いているタブを一括保存することで、執筆や調査を再開するときにワンクリックでタブを復元できます。
時間をかけて探したページにも関わらず「あのページなんだっけ?」「どこに保存したっけ?」となってしまっては、ブログ執筆は何時間あっても足りません。
少しでもブログ執筆のスピードが早くなるよう、使えるものはどんどん使い倒していきましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
偉そうに書きましたが、本当は僕自身がブログに書くネタに困っていたため、この記事を書きました。
自分が知りたいことを調べて書く。
つまり「世の中に関心を持ち、疑問を抱き、調べてまとめる」ということを続ける限り、ブログネタに困ることはないんですよね。
ブログとは本来“ウェブログ”の略、すなわち「インターネット上にログ(記録)を残す」ということ。自分の興味・関心をインターネット上に残していきましょう! 自戒を込めて。
他にもこういう方法があるよ!という方はぜひ教えてください。
最後までお付き合いありがとうございました。
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