Movable Typeの入力・運用補佐などに便利なプラグイン9選

Movable Typeの入力・運用補佐などに便利なプラグイン9選

しょごたん

しょごたん

おつかれさまです、エンジニアのしょごです。

いつもヲタネタを垂れ流していますが、実はドラム叩くのも好きです。
たまにスタジオにこもっては、コピーしたのをミックスして動画アップしたりしなかったりしています。なお、シンバルはZildjianのAカスタム派、ドラム3点やペダルなどはPearl派です。

さて、今回はMovable Typeを長年使ってきて、こいつぁ便利だね!と思ったプラグイン達を紹介していきます。
私がMovable Type化するときは必ず入れているプラグインばかりですので、参考にしていただければ幸いです。

入力・運用補佐系

1. QuickRebuild

複数のブログを構築してある状態で全ブログの再構築をおこなわなければならない場合に、一括で(もしくは任意でブログを選択して)再構築ができるというプラグインです。

各ブログに遷移して再構築ボタンを押すのは面倒!という場合、こちらを導入しておけばスムーズに再構築をおこなうことができます。

2. UploadDir

アップロードしたファイルに応じて自動でフォルダ振り分けをおこなってくれるプラグインです。

通常であれば、ファイルアップロード時にアップロード先を指定しなかった場合、ブログ設定してあるパスに出力されてしまいます。しかしこのプラグインを使えば、そういうミスを回避できます。

例えば画像であれば、“「image」フォルダを作ってそこにアップする”というようなことが自動化できるので、大変便利です。

3. EntryPrefsFixer

入力画面表示設定を一括で全ユーザに反映してくれるプラグインです。

通常は複数ユーザを作って運用していると、入力画面表示設定を変更した場合、全ユーザでログインして変更する必要があります。
しかしこのプラグインを入れておけば、管理ユーザが変更するだけで全ユーザの設定を一括で変更することができます。

4. Belong2ParentCategories

親子カテゴリを作って子カテゴリが選択された場合、親カテゴリ用で出力するアーカイブは運用でチェックしよう、というのを自動化してくれるプラグインです。

ただし、カテゴリを外す場合は親カテゴリを外したり、プライマリカテゴリを調整したり、という部分に注意する必要があります。

5. ExpandCategoryAreaCSS

入力画面のカテゴリ選択フィールドの高さが調整できるようになるプラグインです。

カテゴリを大量に作成すると、初期状態のままでは狭くて見えづらくなるのですが、このプラグインがあれば管理画面で好みの高さに調整できるようになります。

6. TaggingHelper

タグ入力をするとき、既に使用しているタグを表示・選択できるようになる入力補佐プラグインです。

タグは、「DRUM」と「Drum」と「drum」がそれぞれ別のタグとして認識されるように、一文字でも違うと別のタグとして認識されてしまいます。
しかしこのプラグインを使えば、既に入力されたことのあるタグを表示・選択することができるため、入力ミスによるタグ設定漏れなどを防ぐことができます。

※使用MTバージョンにより対応していない場合があるので注意が必要です。(MT6の場合はforMT4.2で動きます)

テンプレート構築時に役立つ系

7. PageBute

ページネーション実装プラグインや、ページャーをつけるときには必須です。
細かくバージョン対応していたり、デザインマージしやすいように対応していたりもするので、お好みのページャーレイアウトが可能になります。

8. PreviouseNextInCategory

前後の記事データをカテゴリ基準として準拠させる拡張プラグインです。

詳細記事で次のエントリーや前のエントリーみたいなリンクをつけることは多いと思いますが、通常であれば全エントリーが対象になるところ、コレを使うことで同一カテゴリの前後のエントリーデータを取得できるようになります。

「カテゴリ一覧から入って記事を見て、次のエントリーのリンク押したら違うカテゴリの詳細ページになった」というような状況を防ぐことができます。

テンプレート出力時に役立つ系

9. I18n

特定の文字列はもちろん、出力ファイル自体のエンコードを指定して出力できるプラグインです。

最近はUTF8でDBやapacheなども設定している場合が多いですが、急に“エントリーをCSV出力できるようにしたい”というような要望が出たとき、そのままCSVテンプレートを作るとエンコード問題で文字化けしてしまいます。そんなときに大活躍してくれます。

その他、連携ファイルを出力する際に特定のエンコードでないとダメ、というような場合にも便利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
MT3系時代からMovable Typeを扱ってきましたが、いまだに使う機会があるプラグインたちを紹介しました。効果自体はちょっとしたことかもしれませんが、かゆいところに手が届くという意味ではものすごく助かります。

特に入力補佐系プラグインは、納品以降にクライアントが使いやすくなるものでもあり、オススメです。

他にも自分で使っているプラグインはいろいろあったのですが、改めて整理したらMovable Typeタグがかなり進化しており、既に基本タグで実装・作成できるものがたくさんありました。
長年Movable Type使っている身としては、「たしかにMovable Typeがバージョンが上がるごとに、導入するプラグインは少なくなってきているなぁ」と感じる今日この頃でした。

それでは。

 

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しょごたん バックエンドエンジニア / 徳山 翔悟

エンジニアのしょごです。昼はシステム開発に奮闘し、夜は女冒険者として剣とか魔法とか扱ったり、たまにバンドでライブとか、イベントでコスプレしたりしてます。

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