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【保存版】効果的なSEOのための対策キーワード選定方法

【保存版】効果的なSEOのための対策キーワード選定方法

あけましておめでとうございます。じつかわです。ヴォラーレという会社でSEOのコンサルティングを行っております。今年もよろしくお願いいたします。

さて、せっかくの新年なのでSEOの基礎であるキーワード選定の部分を改めて確認してみましょう。
地味でめんどくさく分かりにくいため、ないがしろにされがちな部分ですが、SEOは掛け算です。いくらサイトがしっかり検索エンジン向けに最適化されていても、コンテンツがすごく充実していても、狙うキーワードがずれていたり少なかったりすると、それだけで検索エンジンからの流入機会が減ってしまいます。
今回はそんな「対策キーワードの選び方」を3つのステップでがっつり学んでみましょう。

▼目次

STEP1.キーワードをとにかく広げる

まずユーザのことを理解し、想像する

検索キーワードは、「そのユーザが何を考えているか」を明確に示すものです。逆に、“ターゲットユーザーはどんな人物で、どんなことを考えるか”を紐解くことで、有効な検索キーワードを考えることができます。

カスタマージャーニーを考える

ある程度経験のある人でも壁にぶつかりがちなのが、キーワードを考える際に“お決まりのキーワード”だけで考えるのをやめてしまうパターン。

「エンジニア 求人 東京」「カシオ 時計 通販」など、コンバージョンに近く、需要のあるキーワードはいわばわかりやすい“お決まり”で、これらを対策するのは確かに重要です。

しかし、ユーザが購買行動を起こすまでにはその前後にあまたの心理的変遷があり、検索行動もそれにあわせて行われているのです。そういったキーワードに目を向けてみることによって、これまで接触できていなかったユーザに接触することができ、また幅広いユーザに好まれるサイトづくりができるようになります。

これは、マーケティング用語でいうところの「カスタマージャーニー」を考慮して検索キーワードや対応するコンテンツを考える、ということだと言えます。ただし、カスタマージャーニーを考えるのは、そのユーザーの心理プロセスに自社サービスが介入できるポイントを発見することが主目的です。SEO以外の内容についても合わせて考えておくのが良いでしょう。

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※CVに近いキーワードだけでは限られたユーザーにしかアプローチできない
 

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※カスタマージャーニーに沿って考えることで、検討段階やサービス未認知の層に接触できる
 

カスタマージャーニーを使ったキーワード抽出については、弊社が以前提供したこちらの記事が詳しいので、そちらも参照ください。

もちろんユーザーのシナリオは1つだけとは限りません。いろんなパターンを考えてみましょう。

拡張して考える

カスタマージャーニーの部分では、検索キーワードを一本の「線」で考えました。それを「面」に拡張してみましょう。各キーワードをベースに、いろんなパターンを展開してみることで対応するキーワードの数を増やすことができます。

ファッションのECサイトを運営しているとして、「コート」というキーワードを例に取って考えてみましょう。

  • 横に広げてみる
    同じ粒度の中で、種類を変えてみるとどうなるか。
    「トップス」「パンツ」「スカート」「バッグ」「靴」「靴下」「帽子」
  • 粒度を変えてみる
    キーワードの上位・下位関係にあるキーワードはどうか。
    「ファッション」「メンズファッション 」「アウター」「モッズコート」「コート 短丈」
  • 目的を付与してみる
    そのキーワードにまつわる目的としてはどのようなものがあるか。
    「コート 通販」「コート 着こなし」「コート 手入れ」「コート 春用」
  • 一部を切り取ってみる
    そのキーワードに付随するものや概念の構成要素を抜き出すとどうなるか。
    「生地」「裏地」「中綿」「ボタン」「柄」「フード」
  • 性質を付け足してみる
    そのキーワードにまつわって性質を付け加えるとどうなるか。
    「バーバリー コート」「コート 激安」「コート 中古」
  • 目線を変えてみる
    状況や立場によって見方の角度を変えてみるとどうなるか。
    「コート ランキング」「コート 流行」「30代 コート」

アイデアを広げるためのオズボーンのチェックリストと考え方が似ているかもしれません。これとカスタマージャーニーを組み合わせて可能性を広げていくことで、より多くの優良なユーザーにアプローチできるようになります。

自社・競合サイトを見る

上記が原則としての考え方ですが、もう少し楽をしてみるのも賢いでしょう。良いWebサイトは、いろんなユーザの要求に答えられるようにコンテンツを展開しています。自社やライバルサイトのコンテンツ構成・含まれるキーワードなどを見ていくことで、どういったキーワードやコンテンツが重要か、どういったユーザを向こう側に想定しているか、ということが見えてきます。

また、コンテンツ構成を概観するだけでなく、細かいページ1つ1つを見ることで思わぬ発見があることもあります。

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例えば上の、ヴォラーレが運営するスマホアプリ情報サイトApplivではさまざまなスマホアプリのレビューが掲載されていますが、その詳細ページを覗いてみると「タワーディフェンス」「キャラクター」「声優」など、アプリを構成するいろんな要素を見て取れます。こうしたキーワードから、対策していくキーワードを抽出することもできます。

このあたりは弊社が以前提供したこちらの記事が詳しいので、一読をおすすめします。

ツールを使う

さて、もっと楽をしてみましょう。キーワードのアイデア出しを手伝ってくれる便利なツールがたくさんあります。
「もっと先に言えや!」とも言われそうですが、上記のようなステップを踏んで、ユーザのことをちゃんと理解していた方が発見が多く、結果的により効率的なキーワード抽出が可能です。それに、ツールだけでは発見できないけれども重要な、人間の機微のようなキーワードもたくさんあるのです。

ここでは特によく使う3つのツールを紹介します。

Google AdWords キーワードプランナー

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Google AdWords キーワードプランナーはGoogleが無料で公開しているツールで、キーワードの月間検索ボリュームや競合性、関連して検索されているキーワードがわかります。ただ、Googleの検索エンジンで検索されたデータだけである点、尺度がかなりざっくりしている点など、少々注意が必要な部分もあります。

キーワードウォッチャー

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キーワードウォッチャーはクロスリスティング社が提供する検索ボリューム・関連キーワード取得ツールです。データ元がキーワードプランナーとはまた違うため、異なる角度からキーワードを知ることが可能です。ただし、有料です。

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

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関連キーワード取得ツール(仮名・β版)は、GoogleサジェストやYahoo!虫眼鏡といった、検索エンジンの関連検索機能からデータを取得し、一括表示してくれるサービスです。あ~ん、a~z、0~9を頭文字とするサジェストキーワードが順番に並んでいて、検索ボリュームは分からないものの関連キーワードのヒントがとても多いのが特徴です。またYahoo!知恵袋や教えて!Gooの関連質問も表示されるため、ユーザのリアルな悩みも合わせて見ることができます。しかも無料でお手軽。

STEP2.分類する

この広げるステップを繰り返し行うことで、かなりたくさんのキーワードが得られるはずです。これらをいろんな目線で分類してみましょう。またファッションのECサイトを例にしてみます。

単語の性質ベースでの分類

掛けあわせを行わず、単語ベースでそれぞれどういった役割を持つかを整理・分類します。

※あくまで一例です。

  • ビッグキーワード:「ファッション」
  • メイン掛けあわせ:「通販」
  • サブ掛けあわせ:「激安」
  • 大カテゴリ:「コート」「ジャケット」「パンツ」
  • 小カテゴリ:「ブルゾン」「テーラードジャケット」「デニムパンツ」
  • ターゲット:「メンズ」「レディース」「キッズ」
  • 素材:「ウール」「革」
  • :「赤」「黒」「茶色」
  • :「チェック」「ストライプ」「無地」
  • 季節:「春」「夏」「秋」「冬」
  • ブランド:「バーバリー」「ユナイテッドアローズ」
  • シーン:「ビジネス」「カジュアル」「パーティ」
  • 流行:「2015」「新作」
  • ハウツー/知識:「コーデ」「リボン 付け方」「裾 直し」「ネクタイ 結び方」
  • その他こだわり:「中古」「短丈」

整理する段階でも、どの部分が抜けていたなど気がつくこともあります。

ユーザのフェーズベースでの分類

上で挙げたカスタマージャーニーの考えに沿って分類します。
※あくまで一例です。

  • ファッションの情報収集:「メンズファッション」「ガーリー コーディネート」
  • 服を買うことを検討し始める:「春 コート メンズ」「卒業式 ドレス」
  • 買いたいものが概ね決まっている:「モッズコート 通販」「dazzlin ダッフルコート」
  • 購入後:「コート 手入れ」「デニムジャケット 着回し」

切り口を変えるだけでも、キーワードってたくさんあるんだということがよく分かりますね。ある程度分類すると、これをサイト内でどのように実現するか?ということが徐々に見えてくるはずです。

STEP3.優先度をつける

すべてのキーワードを平等に扱うことはできません。広げたキーワードの中には、重要なものもそうでないものもあります。

  • 検索ボリューム(キーワードプランナーorキーワードウォッチャー)
  • CVへの近さ
  • サイトとの相性

このようなポイントを加味しながら、どのキーワード群が重要かを把握します。

概ねキーワードのカテゴリ・対応するコンテンツグループごとに重要性や役割が明確になってくるはずです。これをベースに、どのページを優先的にサイトに組み込み、どのページを末端ページで対応させるか、どのページに内部リンクを集めるかなど、いろいろな戦い方を考えることができます。

まとめとおまけ

いかがでしたでしょうか。
すごく地味な作業が多いのは確かなのですが、SEOの効果を最大化するという意味でも、ユーザーを理解するという意味でも、非常に重要なポジションにあたるのがこのキーワード選定の作業です。ぜひこの機会に、ご自身のサイトを検証してみてください。

また、SEOをさらにしっかり学びたい!という方におまけの告知です。
昨年12月、僕の所属するヴォラーレ株式会社にて6時間ぶっ通しのセミナーを行ったのですが、そのDVDをいま一生懸命作っています。予約受け付け中!

※近いうちにLIGさんから感想レポートが公開されると思いますので、そちらもご覧ください。
それでは、また!

 

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この記事を書いた人

じつかわ
じつかわ 外部ライター 東京
1990年生まれのSEOコンサルタントです。ナイル株式会社におります。燻製をつくるのが好きです。

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