こんにちは、まきこです。
わたしは今、明日からハワイ旅行に出かけるというタイミングでこの記事を書いています。スーツケースにはまだ荷物をひとつも詰めていませんが、身につけたいものは決まっています。黄色、オレンジ、青、黄緑……極彩色を身にまとい、ハワイっぽさを満喫する気まんまんです!
でも、ハワイってどうして極彩色のイメージがあるんでしょうか。国や地域によって「らしい色」がある理由が知りたくなったので、旅の準備そっちのけで勉強してみました。
色は、当たる光によってちがって見える
電灯の色によって料理がおいしそうに見えたり、反対にまずそうに見えたり。お店ではすてきに見えた服が、買って帰って家の照明の下で見てみたらなんかイマイチだったり。そんな経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。このちがいって、物質そのものが変化しているんじゃなくて、物質にあたる光が変化したから起こっているんです。
もちろん、電灯などの人工の光だけではなく、太陽の光の当たり方によっても、色の見え方は変化します。
ふりそそぐ太陽の光は、地域によって変わる
地球上での太陽光の当たり方は、太陽からの距離によって変化します。つまり、太陽から近い赤道のあたりと、太陽から遠い南極や北極のあたりとでは、光の量や質がちがうんです。
あ、なんだかむずかしい話になってきましたね。けれど、わたしは楽しいバカンスを翌日に控えた身。むずかしい話はほどほどにしましょう!
赤道に近いほど、赤やオレンジがきれいに見える
赤道のあたりにふりそそぐのは、強く、明るく、赤っぽい光です。この光の中では、赤やオレンジの色がきれいに見えるんだとか。反対に、南極や北極のほうにふりそそぐのは、やわらかく、ひかえめで、青っぽい光。ということで、寒い地域では、青や紫の色がきれいに見えます。
たしかに、ハワイではハイビスカスの花の赤色がきれいに見えますよね! わたしはこれから初めて行くんですけどね。
乾燥している地域では、彩度の高い色がきれいに見える
色の見え方は、空気中の湿度の高さからも影響を受けます。具体的にいうと、湿度が高い地域ではグレーがかった色が、湿度が低い地域では澄んだ色が映えるんだとか。太陽光はもともと澄んだ色ですが、空気中に水分が多いと光が拡散し、くすんだような色になっていくのが原因だそうです。
ハワイは暑いわりにすごしやすいカラッと乾燥した気候なので、グレイッシュな色よりも彩度が高い色のほうがきれいに見えるんでしょうね! ああ、楽しみすぎる……!
国や地域によって「らしい色」がある理由
緯度や経度によってきれいに見える色がちがうということがわかったら、場所によって「らしい色」がちがう理由も、すこし想像がついてきました。衣服や住居に使うなら、誰しもきれいじゃない色よりもきれいに見える色のほうがいいですよね。
そうやって、その場所できれいに見える色をした衣服や住居が街の色をつくり、地域や国らしい色彩をつくっていく。そのおかげで、国や地域が持つ色のイメージがしだいにできあがってくるのでしょう。ハワイの街も、鮮やかな色でいっぱいなんでしょうか……!
もちろん、きれいに見える色だけではなく、動植物や石といった自然環境の色、広まっている宗教の色など、複合的な理由によってその国・地域の「らしい色」のイメージはつくられているようです。もっと掘り下げてみたいんですが、わたしはそろそろ明日の準備にとりかからないといけないのです!
まとめ
今回は、国や地域がもつ「らしい色」の理由がどこにあるかをさぐってみました。
緯度や湿度によってきれいに見える色がちがうことがわかったので、ハワイで鮮やかな赤やオレンジなど、浮かれた色合いのおみやげ品を見かけても、「日本で見るとイマイチかもしれない」とあやしむことにより、衝動買いを抑えられそうな気もします。そしてこの目で、ハワイでの極彩色の美しさをしっかりと確かめてこようと思います!
それでは、また。
マハロ!
まきこでした。
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