東京から90分!一度は行ってみたい海辺の古民家ゲストハウスでひと休みしませんか?


東京から90分!一度は行ってみたい海辺の古民家ゲストハウスでひと休みしませんか?

はじめまして、ライターの西田カズヤです! 日本全国のゲストハウスを紹介する「ひげむぅ」というサイトを運営しています。

近頃ではいろんなメディアで「ゲストハウス」という言葉を目にするようになりましたね。
ただ、ひとくちにゲストハウスといってもそのスタイルはさまざま。昔ながらの古民家を使った宿やモダンでお洒落な宿、わいわい賑やかな宿やまったり静かな宿など、設備も雰囲気もそれぞれ異なります。

今回はその中から、千葉県勝浦市にある「お茶の間ゲストハウス」を紹介します。田舎のおばあちゃんの家のようなのどかな宿で、のんびり過ごせば日々の疲れをリフレッシュできますよ!

▼ のんびり旅

海辺の古民家で営む「お茶の間ゲストハウス」

「お茶の間ゲストハウス」の最寄り駅はJR外房線の上総興津(かずさおきつ)駅。
東京駅から特急列車に乗れば90分ほどで到着します。海と小高い山に囲まれた静かな町には、関東で屈指の透明度を誇る守谷海水浴場があります。

 

駅から宿への道中には暗くて小さなトンネルがあります。ほんとにこっち?と思うかもしれませんが、こっちです。臆せず通り抜けましょう。

 

トンネルを抜けて線路沿いの道を歩くこと約3分、小さな踏切の向こうに宿の看板がありました! 奥の赤い屋根の建物が「お茶の間ゲストハウス」です。

 

昭和初期に建てられた古民家で営む小さな宿です。

 

今回泊まるのはこちらのドミトリー(相部屋のこと)。ゲストハウスのドミトリーには二段ベッドが置かれていることが多いですが、「お茶の間ゲストハウス」は布団を敷いて雑魚寝するスタイルでした。

 

ひとりで泊まれる個室もあるので、相部屋で寝るのが不安な人でも安心です。

 

古民家だからといって何もかもが古いままではなく、トイレやシャワーなどの水まわりはきっちり整備されているのでご安心を!

 

こちらはお客さんの共有スペースでもある居間。昼には暖かい陽が差し込み、夜にはきれいな虫の声が庭から聞こえてきます。

古民家ゲストハウスというだけあって、昔ながらの趣を感じる建物ですね! 僕のおばあちゃんの家が新潟の田舎町にあるのですが、その家を思わせるような懐かしくて温かい雰囲気があります。

何をするわけでもなく、のんびり過ごしてみる

そんな雰囲気につられてか、お客さんはあちこち出歩くよりも宿でくつろぐ時間を楽しんでいるようです。

 

居間ではソファに寝そべったりちゃぶ台でご飯を食べたり、もはや普通の家みたいな光景になっています。宿のヘルパーのアラレちゃん(犬)も座布団の上でごろり。完全に野生を失っていますね。

 

縁側で読書をする人もいました。天気の良い日には、心地よい風が通り抜ける縁側でまったりするのもありですね!

僕はというと、ぼんやりと居間でネットサーフィンをしていました。わざわざ旅先で何をしているんだって思う人もいるかもしれませんが、これがいいのです。東京で暮らしている身からするとこんな空間でごろごろできる機会なんて、貴重以外のなにものでもありません。

 

とはいえずっと宿にいるのもさすがに飽きるので、みんなでビーチを歩いたり、近くの神社に行ってみたり、裏山に登って海辺の景色を見渡したりと、近所の散歩を楽しみました。オーナーさんによれば、こんなふうに宿やその周辺でゆっくり過ごすお客さんが多いそうです。

せっかくだから観光もしてみたい!という人のために、オーナーさんが車であちこちに連れて行ってくれる「遠足」というサービスもあります。景勝地巡りや魚市場の見学、カフェで珈琲教室など、勝浦を満喫できる多彩なプランが用意されていますよ!

新鮮魚介を使った名物の晩ごはん

一般的なゲストハウスは食事の付かない素泊まりがほとんどですが、「お茶の間ゲストハウス」では希望するお客さんに食事を出しています。近くの海でとれる新鮮な魚介を使ったご飯はこの宿の名物でもあり、これを目当てに泊まりにくるお客さんや、ご飯だけ食べにくる近所の人もいるのだとか。

居間でごろごろしていたらご飯が運ばれてくるなんて素敵過ぎです!

 

この日の献立は新鮮なアジのお刺身となめろうが付いたお刺身定食でした。
こちら、炒め物・和え物・漬物・天ぷら・海老の味噌汁なども付いた満点のボリュームで1000円! ゲストハウスで出る食事としては決して安くないですが、豪華な内容を考えると十分お得なお値段。たっぷりのなめろうなんか、居酒屋で頼めばそれだけで700円くらいするのではないでしょうか。

 

「お刺身を食べると日本酒が恋しくなりますねえ」なんて話をしていたら、酒蔵でも働いているというオーナーさんが地酒の試飲をさせてくれることに。6種類のお酒を少しずつ味見し、気に入った純米酒を何杯かいただきました。なめろうとの相性が良すぎてお酒が止まりません!

 

夕飯のあとはそのまま居間で団らんです。
オーナーさんに海辺の暮らしの魅力を聞いてみたところ、「浜辺でワカメがタダで手に入る」という地味な答えが返ってきました。海に生えているワカメを採ることは禁止されているけど、浜に打ち上げられたワカメは自由に持っていっていいのだとか。そんなに羨ましくないですね! もっとこう「一年中サーフィンができる」とかじゃないんですかね!

そんなかんじで消灯時間までお喋りを続け、「お茶の間ゲストハウス」での一日はおしまいです。のどかな空気のなかでごろごろしていたら、溜め込んでいた疲れやストレスが吹き飛んでいきました!

田舎のゲストハウスのいいところ

今回は「お茶の間ゲストハウス」の様子をお伝えしましたが、結局のところ田舎のゲストハウスって何がいいのでしょうか? まとめてみました。

日本の家は居心地がいい

ごろんと寝転がれる畳、涼しい風が抜ける縁側、ふかふかの布団――、なんだかんだ日本の家は居心地がいいです。田舎にあるゲストハウスは古民家を使っていることが多いので、都会のアパート暮らしでは忘れてしまいがちな日本文化の良さに触れることができます。

自然がたくさんある

田舎なので当たり前ですが、自然が多いです。青い海、大きな山、澄んだ空気など、普段は触れることの少ない自然に囲まれたゲストハウスは、そこにいるだけで特別な時間になります。

地元の食材を使ったご飯が食べられる

田舎にあるゲストハウスだと、レストランや居酒屋はおろかスーパーやコンビニが近くにないこともしばしば。そのため食事の用意があることが多いです。宿が作ってくれる場合もあればゲストとスタッフが一緒になって作る場合もありますが、たいていは近所でとれた山の幸や海の幸を味わえます。

さいごに

いかがでしたか?
忙しい日常を送っている人ほど、田舎でゆったり過ごすことはいい気分転換になると思います。格安で泊まれるゲストハウスなら、そんな時間を手軽に楽しむことができますよ!

他にもあります!おばあちゃんの家みたいなゲストハウス

  • 梢乃雪
    長野県小谷村:北アルプスの麓、人口3000人の田舎町にある築120年の古民家を利用したゲストハウス。
  • とある宿
    福島県昭和村:懐かしい田園風景が目の前に広がる、築180年の古民家ゲストハウス。
  • DOORz
    栃木県那須町:芦野の里にたたずむ小さなゲストハウス。みんなでご飯を作って食べます。

あえて何もしないでのんびりとした時間を過ごす、そんな旅を田舎のゲストハウスで体験してみませんか?

この記事を書いた人

西田カズヤ
西田カズヤ 外部ライター 東京
日本各地のゲストハウスを紹介する「ひげむぅ」というサイトを運営しています。ひとりでぶらぶらするのが好きです。