こんにちは、株式会社LIG 執行役員の寺倉と申します。
自社サイトの分析、競合他社、類似サイトの発掘と分析は、KPI設定や改修、WEB戦略を立てる上で非常に重要です。
今回は登録不要、かつ無料で使えるサイト分析ツールとサービスを8つほどまとめてみました。これが誰かのお役に立てば幸いです。
- 株式会社LIGとは
2007年設立、東京都台東区発のWeb制作会社。年間150サイトリリース、毎年複数のWebデザインアワードを受賞。Web制作だけでなく、月間200万PVのWebメディア「LIGブログ」で培ったマーケティングのノウハウを生かした企画力、複数の海外拠点を生かしたシステム開発力も強み。
👉Web制作実績
目次
マジで使える無料のWebサイト分析ツール&サービス8選
類似サイト検索:Google(コマンド検索)
類似サイトを総合的に判断して教えてくれる!
Google検索窓に、【related:URL】と入力すると、類似サイトをピックアップしてくれます。LIGブログの場合だと【related:liginc.co.jp】となります。
しょっぱなからごめんなさい、Googleさんやっぱり凄すぎます。
多くのサービスでは類似サイト・競合サイトを検索すると、サイトで設定しているキーワードを軸にして選ぶケースが多いです。Googleの場合は恐らく総合的な視点で選んでくれます。
また、Googleさん、恐ろしいことに記事やサイト内コンテンツのURLをたたいてもきちんと類似コンテンツ・サイトを選んでくれます。
これって案外あるようでないので有難いです。記事を書くときとかも、リサーチするのに役にたちますし、似たような表現を避ける場合にも使えます。
サイト表示速度を調査:PageSpeed Insights
サイトの表示スピードを教えてくれる!
サイトの表示速度を独自の基準で調査してくれる、またしてもGoogleさんのツールです。超シンプルで、ごちゃごちゃしていないので重宝しています。サイトスピードがどうなのか教えてくれるだけではなく、サイトスピードを改善するアドバイスもくれるのでとても有難いです。
【公式サイト】
http://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
被リンクチェック:Lynx
リンク先を検索する際には持ってこい!
サイト、記事、LPなどをWEB上にリリースした後に、そのURLを入力すると、そのコンテンツを被リンクしている相手を出してくれます。
ドメイン数はもちろん、被リンクもとページのタイトルやURL、アンカーテキストもチェックできます。低品質な被リンクも見つけられます。
また、記事ごとにも見られるのでロジックを組むこともでき、競合サイトの状況も確認できます。
【公式サイト】
https://www.lynx-co.jp/backlink-checker/
月間検索ボリュームを調査:arakajime.jp
GoogleとYahooそれぞれでキーワードの月間検索ボリュームと、順位別の月間検索アクセス予測数を出してくれます。
検索ボリュームは、実際に広告を出す際に使用するだけではなくて、SEOを意識してコンテンツを組み立てる際には必ず参考データとして活用します。登録不要かつ無料ですとこのサイトが見やすかったです。
経験のない市場を0から攻めるときに、「他社サイト・コンテンツはどのキーワードを狙っているのか」は別のツールやソース表示を使って調べ、その後に「このサイトが狙っているWEB市場はどのような状況か」をキーワードツールでリサーチしています
【公式サイト】
https://aramakijake.jp/
キーワードの類似率と競合調査:ruri-co
キーワードの類似率と競合の獲得状況を出してくれる
目的とするキーワードで既に上位にいる競合が、他に何の単語で上がっているのかを確認できます。自社サイトと比較することで、ユーザーニーズの理解を深めコンテンツの拡充に繋がります。
(こちらでも検索ボリュームを出してくれるのですが、登録されていない単語だと出てこないため別軸でご紹介しました)
【公式サイト】
https://ruri-co.biz-samurai.com/
キーワード順位測定:SEOチェキ
キーワードごとのページの順位を測定するのにベスト!
サイト、またSEOキーワードを設定した記事などをリリースした際に、どのキーワードの組み合わせで、順位がどれだけあるのかを調査したいときに使います。
GoogleとYahoo!での順位がわかり、検索順位を測定する場合は簡単で役に立ちます。競合はどういうキーワードで上にいるのかを調査するときにも使ってます。
【公式サイト】
競合他社サイトデータの可視化:SimilarWeb
競合他社のサイトデータをある程度ハダカにしてくれる!
最初に言っておくと、数値は正しくない場合が多いです。が、設定したサイトのPV数、流入経路の割合、流入経路の分析結果などをある程度教えてくれるので非常に参考になります。
特に流入経路に関しては、数値は置いておいて、割合はある程度正しい数値が出ているのでよく見ています。
「あのメディアは自社に比べてソーシャル流入が多い……何故だ」とか疑問を持つことができるので、しょっちゅうURLを入れこんではネットサーフィンしています。
【公式サイト】
総合的なSEO状況の把握:Lighthouse
https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk/related?hl=ja
あらゆる視点からSEOの対策評価&フィードバックをしてくれる!
こちらはGoogleが提供するChromeの拡張機能です。有効にするとワンクリックでサイトのSEO対策を総合的に評価してくれます。もちろん競合サイトも見れます。
また、素晴らしい点として「ここに問題があるよ」と、きちんとフィードバックもしてくれます。
2021年から検索ランキング要員に組み込まれているコアウェブバイタル指標も反映してくれるので、表示速度改善にも役立てられます。
やはり今話題のサイトは、設計がとても上手だということが痛いほどわかります。
【公式サイト】
https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk/related?hl=ja
>>Webサイトの表示速度改善方法を詳しく解説した記事はこちら
まとめ
弊社はお客様の支援をおこなっている関係上、有料のツールを使っておりますが……実際、多くのことは無料ツールである程度できてしまいます。
無料・登録不要でもある程度競合他社をリサーチしたり、自社サイトを見直すきっかけをもらえたりします。役立つサイトだけを紹介したので、ぜひ何かのご参考になれば嬉しいです。
また、弊社LIGではWebサイトのリニューアルやメディアコンサルティングも支援しています。サイト制作は年間150サイトリリースし、毎年多くのWebデザインアワードを受賞しています。
メディアコンサルティングはこのLIGブログのノウハウを全て伝え、内製化をゴールに、多くのお客様の数字に貢献しています。ぜひお気軽にご相談くださいませ!