お久しぶりです、元トリマーのよしたけです。先日、僕が活動に参加しているディレ協のセミナーで元トリマーの方に出会いました!
元ペット業界のWEB関係者さんは、ぜひぜひお声がけください。お待ちしております。
さて、今回は近年右肩上がりで成長を続けるEC業界のサービスをまとめてみました。ひと口にECサイトと言ってもいろいろな種類がある、とわかってもらえれば嬉しいです。
みなさんのニーズにあったサービスがあるかも、ということで早速いってみましょー!
国内ECサービス17選
1. mercari
「mercari」はCtoCのフリマアプリで、商品はスマホから出品・購入が可能です。もともと話題になっていましたが、テラスハウスの出演者を起用したCMが放映され、一般ユーザーにも認知された印象です。
公開1年でDL数は350万DL、月間流通額は10億円という脅威のスピードで成長中のようです。
参考:月間流通額は10億円、350万DLも達成ーー急成長メルカリの公開1年を振り返る – THE BRIDGE
http://thebridge.jp/2014/07/mercari-1-year-anniversary
2. RETRO
EC運営代行会社が始めたCtoBtoCのオンライン買取・委託販売サービス「RETRO」。買取では商品をすぐに現金化できますが、買取業者が在庫を抱えるため、ユーザに支払われるのは販売価格の20~30%程度。
一方、委託販売では、買取業者が在庫を抱えないビジネスモデルであるため、販売成立後に販売価格の50~60%がユーザに支払われることになります。
3. FASHION CHARITY PROJECT
「FASHION CHARITY PROJECT」は、不要になったファッションアイテムをサイト上で販売すると売上金額がNPOへ寄付され、売上金額の最大50%を寄付金控除として受けられるサービス。
現在、寄付先として指定できるNPOは2団体と限られていますが、初年度は30団体まで増やすことを目標にしています。
4. WEAR
人気ブランド、アイテムの着こなしが探せるファッションコーディネートサイト「WEAR」。掲載されているアイテムに似た商品をZOZOから探して購入することも可能になっています。
2014年2月現在で、WEAR経由ZOZOTOWN着での売上は1億円を超え、コンバージョン率は脅威の12%とのこと。最近、韓国にも進出しました。
参考:「WEAR」の実力は? スタートトゥデイ、新サービスの出だし好調
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2014/02/post-1774.html
5. Origami
Appleが選ぶ「BEST OF 2013」に入ったショッピングアプリの「Origami」。
400以上のブランドの商品情報がタイムラインに流れ、ブランドやショップのアカウントをフォローすることでショッピングや情報収集することが可能です。
6. Factelier
こちらは2012年10月に誕生したファクトリーブランド専門のECサイトで、世界最高峰のブランドと同品質の商品を3分の1の価格で提供する「factelier(ファクトリエ)」。
中間業者をなくし、アパレル工場と直接提携することで余計なマージンを上乗せせず、低価格で販売することを可能にしているそうです。
7. Power Of Closet
「Power Of Closet」は東日本大震災で被災した宮城県石巻にある一般社団法人パワクロが運営する、有名人のユーズドアイテムを格安で販売し、被災地の復興を支えるファッションサイト。
多くの有名人が洋服を提供しており、また、ユーザーは洋服を買うことで被災地支援が可能となっています。サイト内では洋服以外にも三陸産のわかめなども販売しています。
8. UTme!
株式会社ファーストリテイリングが運営するユニクロの「UTme!」では、スマホから誰でも簡単にオリジナルデザインのTシャツを作ることが可能です。
デザインの自由度・操作性が共に高いので、リリース以降現在も人気のサービスになっています。
9. SUZURI
GMOペパボ株式会社が開始した、イラストや写真をアップするだけでオリジナルグッズが作れるサービス「SUZURI」。
Tシャツだけでなく、iPhoneケース・マグカップなども作成できます。また、在庫を抱えずに作り・売ることが可能です。
10. BALOON
「BALOON」は買い手を募るクラウドファンディング型のECサイト。商品サンプルをサイトにアップし、設定した必要成約数が一定数集まることで成約後に製造が可能になります。
現在はファイナルファンタジーで有名な天野喜孝氏やレディ・ガガのスタイリストを勤めていたニコラ・フォルミケッティ氏がBALOON限定のオリジナルアイテムを販売しています。
11. mieruCAR
中古車を個人間で販売するCtoCサービスの「mieruCAR(ミエルカ)」。出品者は車を無料で登録することが可能で、登録した情報は1ヶ月間掲載されます。
中古車を購入したいユーザーは、あらかじめ購入希望条件を登録しておくことで、希望にあった出品があった際に通知される仕組みです。
12. ROOM
先日、楽天より発表された新サービスの「ROOM(ルーム)」は楽天が運営する「楽天市場」の商品を専用ページに収集し、紹介できるキュレーションサービス。
また、自分の作成した「myROOM」から他のユーザーが購入することで、その商品の税抜金額の1%相当の楽天スーパーポイントがもらえる仕組みになっています。
13. クックパッドやさい便
クックパッド株式会社が運営している産直の野菜を販売する「クックパッドやさい便」。目利きが選んだ野菜が届き、野菜中心の食生活になれるだけでなく、送られてきた素材のレシピをクックパッドで無料で閲覧可能です。
クックパッドの展開はレシピだけに留まらず、今後も快進撃が続くような気がします。
14. TRIP
観光を体験として販売している「TRIP」。LIGブログ読者の皆さんはこちらをご存知かとは思いますが、最近はモノ以外を販売するECがすごく増えてきています。
「IT・WEB業界が他業界に攻めていき、いつかは大企業を追い越す」そんな未来もあり得るかもしれません。
15. trippiece
こちらも旅系のサービスですが、TRIPとは異なり、ユーザーが行きたい旅の企画を作って共有→参加者を募り、ツアーが具体的に決まれば旅行会社がツアー化するという流れになっています。
ぼっちが苦手な方にはオススメのサービスです。
16. Antenna
キュレーションアプリとして知名度のある「Antenna」。ローラさんのCMでご存知の方も多いのではないでしょうか。今年の4月よりECモールの機能がつき、Antenna内でのショッピングが可能になりました。
商品はお手頃なものから高価なものまで取りそろえてありますが、モノ作りにこだわった商品が多い印象を受けます。
17. note
cakesを運営している株式会社ピースオブケイクが新しく開始した、ソーシャルメディアプラットフォームの「note(ノート)」。
個人間でいろんなコンテンツを有料・無料で販売することが可能で、現在では著名人も使用しています。
海外ECサービス3選
1. CROSSTRACK
「CROSSTRACK」は、シンガポールにあるスタートアップのサービス。荷物を安く送りたい側と、空き時間や移動時間を使って収入を得たい側をマッチングしています。
参考記事:通勤中の誰かに届けてもらうEC向け宅配サービス「CROSSTRACK」 – CNET JAPAN
http://japan.cnet.com/sp/startup_asia/35050317/
2. Kitchensurfing
https://www.kitchensurfing.com/new-york
こちらも海外でスタートした、シェフと顧客をマッチングさせるプラットフォーム型のサイト。プライベートシェフを予約したい利用者は、サイト上で直接シェフを選考します。人数や利用シーンに応じて選ぶことも可能です。
3. Airbnb
世界中の人から部屋を借りたり、あるいは自分の部屋を貸し出したりできるルームレンタルサービス「Airbnb」。2008年に設立されたものですが、最近“「家の短期レンタル」合法化へ”という話題があり、取り上げてみました。
参考:大進撃AirBnB、「家の短期レンタル」合法化へ – yomiuri online
http://www.yomiuri.co.jp/job/entrepreneurship/watanabe/20140627-OYT8T50038.html
まとめ
こうしてまとめてみると、ただモノを売るだけではないサービスがホントに増えてきた印象です。
新しいアイデアは、すでにこの世の中にあるものを組み合わせてできるもの。それを象徴しているようでした。
最近ではO2Oなんて言葉も一般的になり、EC業界はこれからも益々活発な動きをしていくでしょう。
サービスを成長させていくことが主な仕事になるので、運用やグロースハックを身につけたいWEBディレクターさんにもオススメの業界です。
僕もみなさんに負けないようがんばらないと!それでは、また。