「お茶とITを使って世界中の人とつながる」茶ッカソンに審査員として参加させていただきました。


「お茶とITを使って世界中の人とつながる」茶ッカソンに審査員として参加させていただきました。

寒くなってきました。寒いときには温かいお茶。LIGの岩上です。
先日、渋谷ヒカリエで開催された、伊藤園×ITのイベント『茶ッカソン』に審査員として参加させていただきましたので、今回はその模様をレポートします。

お茶とITで世界の人とつながる!『茶ッカソン』について

茶ッカソンは、“新しいお茶体験。お茶とITを使って世界中の人とつながる”をテーマに、IT企業で働くエンジニアやスタートアップのディレクター、デザイナー、エンジニアなどクリエイターが集まり、お茶×ITのアイディアを競い合うイベントです。

参加企業はパソナテック、ニフティなどの大手商社から、Fuller、KitchHike、FiNC、ナイトレイなどのIT/Web系企業の、合計10社ほどでした。

審査員の皆さま
freee(佐々木さん)、クックパッド(加藤さん)、Evernote(今村さん)、東京急行電鉄(貴島さん)と、審査の基準が鋭く、独自の視点をお持ちの方々とご一緒して、とても刺激になりました。

ちなみに、伊藤園さんとは以前から『CREATIVE SUPPORT DRINK』というプロジェクトでご一緒させていただいております。

これは、「お〜いお茶」がシリコンバレーでブレイクしていることから、日本のクリエイティブ業界に「お〜いお茶」を浸透させていこうという試みの1つで、前回は『禅ハッカソン』でのお茶の提供とレポートの配信、そして今回は伊藤園さんが主催の『茶ッカソン』というハッカソン企画が行われました。

どうして「お〜いお茶」がクリエイティブ・ドリンクなのか

繰り返しますが、あのシリコンバレーでは現在、「お〜いお茶」が大人気だそうです。

参考:お〜いお茶から学ぶメイドインジャパンの海外展開【インタビュー】角野賢一氏- 伊藤園米国西海岸マネージャー

 

参考:シリコンバレーで「お〜いお茶」ブームが席巻!仕掛け人の“侍”を直撃

 

Evernote、Yahoo!、Google、Facebookなどの有名ベンチャーに「お〜いお茶」のラックが導入されるなど、西海岸を席巻しているとのこと。

日本人として誇らしいですね。

お茶が濃厚でめちゃめちゃ美味い!『茶ッカソン』当日レポート

お茶の歴史や大事にしていること

まず、はじめに伊藤園さんから、お茶のリーディングカンパニーとしてお茶の歴史や文化を教えていただきました。

1214年、宋から帰国した禅師・栄西による『喫茶養生記』という日本最古の茶の書籍が出版されてから、お茶を飲む文化が武士に広がっていきました。

伊藤園さんが大事にしているのは「和敬静寂」という概念で、戦国時代から伝わる以下のような考え方だそうでうす。

  • 和:お互いにココロを開いて仲良くすること。
  • 敬:お互いに敬い合うこと
  • 静:心の中も清らかであること
  • 寂:どんなときにも動じないココロ

開催中、お茶の美味しい淹れ方を教えてもらいながら、和やかにイベントが進んでいきました。

めちゃめちゃ美味い。濃厚。

業種も年齢も様々な方たちで、会場のタタミエリアを使いながら、ディスカッションが進んでいきます。

モックをつくっているチームもチラホラありました。

ディスカッション、ブレストの方法は各チームの色が出ますね。

そしていよいよ発表の時間!アイディアを何個か紹介します

お茶×ITのアイディア、とひと口に言ってもなかなかイメージがしにくいと思いますので、ここからはとくに記憶に残っているアイディアをいくつか紹介します。

ニフティさんの発表

まずはニフティさんの発表。お茶の根源に立ち返り、「コミュニケーションのツールとして利用しよう」というテーマで、「おーいお茶」×「自分の好きなアイテム」を投稿、みつけることができるコミュニケーションサービスのアイディアです。

日本だとお茶に合うお茶うけは和菓子ですが、韓国、アメリカなど世界に目を向けると、様々なお茶うけが考えれます。お茶ではなく、周辺アイテムに目を向け、マッチさせていくという視点が斬新でした。

KitchHikeさん発表

「人とつながるためのお茶」をテーマに、KitcHikeを利用して、1300万人程とも言われる訪日外国人旅行者向けに、お茶の淹れ方などの動画を流すプロジェクト。

キーワードは「I am a TEA-cher」。外国人にお茶の入れ方を体験してもらおうという企画でした。

リバネスさんの発表

研究者集団のリバネスさんからは、「お茶だって植物だ」ということで、植物を健康に育てるための水、空気、温度、光、養分を最適化するプロジェクトがプレゼンされました。

「小学生がICT農業を学び世界とつながる」という企画で、お茶栽培を小中学生に体験してもらい、教育プログラムを考えるというアイディアは非常に研究者らしいと感じました。

スマートフォンなどのガジェット連動で、データを世界中から集めるというスケールの大きな発想に、子供の頃に覚えた楽しみは大人になってもなかなか忘れないという経験的な知恵を加味した、オモシロイプロジェクトだと思いました。

パソナテックさんの発表

お茶×IT。“詰める<拡げる”をテーマに、逆転の発想でたくさんのアイディアを発表されていました。

1. サービス系

  • フード系SNS「お茶Me」
  • 写真を撮ると茶柱が現れる「teAR」
  • 栄養素の配合値で音質が変わる、DJならぬ「TeaJ」
  • タイムアプリの「茶かっしー」
  • 飲み過ぎの人に緑茶ハイが届く「りょくちゃ配」

2. コミュニケーション系

  • お茶のアイドル「茶イドル」とチャットができる「ス茶イプ」
  • 急須の電話「茶いPhone」

3. その他アプリ

  • 俳句ジェネレーターの「小林一茶」
  • うまみやバランスがわかる「茶いばら雄山」
  • ちょっとだけよーと返事をしてくれる「かとう茶」
  • みんなで太陽のもとで踊りたくなる「茶、茶、茶」

など、たくさんのアイディアフラッシュに圧倒されました。すごい!!!

まとめ

その他にも、様々な視点からの企画がプレゼンされ、あっという間の6時間でした。終始笑顔で、新しいアイディアが生まれていました。

IT×お〜いお茶という、一見異色の組み合わせではありますが、切り口が多岐に渡り、審査員としても非常に刺激的なイベントでした。

また参加します。

なお、今回の茶ッカソンのレポートが特設サイトでより詳しく紹介されています。

特設サイト『CREATIVE SUPPORT DRINK 伊藤園』

ligblog_itoen

こちらのサイトもどうぞご覧ください。

この記事を書いた人

たか
たか Founder and LIG Int'l CEO 2007年入社
Founder and LIG International CEOの岩上です。主に制作、人事、その他諸々を担当しています。
経歴:学生時代にモバイルマーケティング、ITベンチャー企業数社に参加する。在学中からアーリーステージを対象とした独立系投資会社にて、投資業務、コンサルティング業務に従事。2007年、株式会社LIG創業。