初めてのコワーキングスペース利用の前に知っておきたいメリット・デメリット8選

初めてのコワーキングスペース利用の前に知っておきたいメリット・デメリット8選

セコ

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こんにちは。「いいオフィス」の管理人のセコです。

さて、LIGがプロデュースするコワーキングスペースである「いいオフィス」の運営を開始し、早1ヶ月が過ぎました。

ちなみにコワーキングスペースとは以下のようなものになります。

コワーキングが行われる環境(「コワーキングスペース」と呼ばれることもある)はシェアオフィスやレンタルオフィスとは異なり、実務を行う場所が個室ではなく図書館のようなオープンスペースとなっている。また、すべてのスペースを共有したり、イベントを行ったりといった試みを通して参加者同士のコミュニティ育成を重要視する傾向が強いことも大きな違いのひとつである。

出典:Wikipedia

コワーキングスペースを運営する私たちとしては、当然ながらその魅力を多くの人たちに知ってもらい、業界自体がもっと活性化していけばいいなと考えております。

しかし、世の中ではまだまだ「コワーキングスペース」という存在の認知は低く、名前だけ知っていても「何ができるのか?」「どんなところが魅力なのか?」というあたり部分は十分には伝わっていないように思えます。

そこで本日は、コワーキングスペース活用のメリットとデメリットについて紹介させていただきます。利用を検討されるきっかけや、検討中の方の参考となれば幸いです。

※コワーキングスペースにもさまざまな形態があり、場所によっては当てはまらないものもあります。あらかじめご了承ください。

コワーキングスペースを利用するメリット

まずはコワーキングスペースを利用するメリットについて6つ紹介させていただきます。意外に知られていないメリットなどもあると思うので、ぜひチェックしてください。

1. 低コストで利用が可能

お財布とお金

コワーキングスペースを利用すれば、低コストで自分の仕事スペースを確保することができます。

例えば仕事部屋としてマンションの1室を借りた場合、賃料、共益費、インターネット、光熱費などを合わせれば、毎月10万円ほどかかってしまいます。さらに机、椅子、プリンタといった事務設備の購入を考えると、初期費用としても多くのお金が必要となります。

しかしコワーキングスペースを活用すれば、月々わずか1万円〜3万円ほどのコストで利用が可能となります。設備もすでに取り揃えられているので、初期費用も不要です。

2. 新たなコミュニティをつくることができる

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「いいオフィス」でも特に大事にしたいと思っているのが、コワーカー同士による新たなコミュニティの形成です。

コワーキングの価値は、同じ志向を持つ仲間同士が結び合い、新たな価値を創造することだと考えています。

そのため、多くのコワーキングスペースでは人と人とのつながりを大事にしており、コミュニケーションが取りやすい環境を提供できるよう努めています。

コワーカーの中には「ここに来れば、必ず誰かと仕事ができる」と期待してやってくる人も大勢いると思います。

ただし、コワーキングで本当にビジネス上のコラボが実現するかどうかは、結局そはの人次第です。コワーキングスペースはそのきっかけを提供してくれる場所、ということはお忘れなく。

3. 利用プランを選べる

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コワーキングスペースの多くは、会員として月単位での利用か、ドロップインという1日単位での利用か、いずれかを選ぶことができます。

週の大半をコーワーキングスペースで過ごす人、登記をしたいという人は会員になって月額を支払い、ときどきしか利用しない人はドロップインで1日分の料金を毎回支払います。

さらに、副業としてコワーキングする人たちのために、“夜と週末”での利用限定でお手軽なプランを揃えているコワーキングスペースもあります。

個人事業主、フリーランス、学生、会社員など、それぞれの立場で自身の生活スタイルにあったプランを選択することができます。

4. 会議場所として利用できる

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コワーキングスペースは会議場所としても利用が可能です。

社内で打合せをするスペースがないため、カフェやファミレスを利用しているという人は多いのではないでしょうか。しかし社外秘の話は当然社外では話しづらく、席が確保できないこともあり、打合せ場所として毎回利用するには難しい面もあります。

コワーキングスペースなら、フリースペースを利用しての会議はもちろん、会議専用の個室を用意しているところも多く、急な打合せにも対応が可能です。

5. 電源、Wi-Fiなどのインフラが整っている

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最近は、カフェでも電源やWi-Fiが揃っている場所が増えてきました。
ただ、「電源を使いたいのに既に先客がいて、その人が利用を終えるまで使えない」ということも多いのではないでしょうか。

コワーキングスペースなら、あらかじめ席数分の電源が用意してあるので安心です。

6. イベントに参加できる

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多くのコワーキングスペースで、勉強会やワークショップなどのイベントが多数開催されています。

それにより、会員の方は新たな教養や仕事に必要なスキル、情報などを得ることができます。初めての方は、イベントを楽しみつつ、その場所の雰囲気などを肌で感じることができます。ぜひ参加してみてください。

コワーキングスペースを利用するデメリット

メリットの多いコワーキングスペースの利用ですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、代表的な2つを紹介します。

1. 周囲の会話などが聞こえてくる

頭を抱えるビジネスマン

コワーキングスペースはさまざまな人たちの出入りがあり、周囲の会話の声なども聞こえてきます。音が聞こえてくると集中が途切れてしまう、という方にはおすすめできないかもしれません。

ただし周囲の会話というのは、案外気にならないのではないか、と個人的には思っています。会社であってもカフェであっても、周囲には音楽や会話は存在しています。無音の空間にいるより、程よいざわめきの中で仕事をするほうが集中できるのではないでしょうか。

また、コワーキングスペースの中には“集中用スペース”として、1人きりで集中できる個室を備えているところもあります。

2. 作業スペースが狭い

ビジネスイメージ

作業スペースの広さについては、コワーキングスペース次第です。ノートパソコン一台を置ける程度のスペースしかないところもあります。

ただ、図書館のように広めの机に皆で座りあうという形式が多いため、よほど混んでいる状況でなければ余裕を持って仕事ができるスペースはあると思われます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

コワーキングスペースに対しては、「仕事がしづらいのではないか」「溶け込みにくい雰囲気なのでは」などといった不安が多くあるかと思います。

ただ、先ほど紹介したように、イベントに参加して雰囲気をつかんでみたり、まずは1日利用して様子をみたりするなど、気軽に試すことが可能です。
そして、場所によって雰囲気もサービスも全く変わってきたりするものなので、自分にあった場所を探していくつか回ってみるというのも面白いと思います。

今回の記事を読んでコワーキングスペースに興味を持たれた方は、ぜひ「いいオフィス」にもお立ち寄りください。それでは、また。

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いいオフィス支配人の勢古口です。3年間お世話になったスペインから帰国してWebディレクターに返り咲き、2014年夏からお酒の力を借りつつラテンのノリで楽しませる特技を活かして、いいオフィスの支配人に。あっ、教育事業のSTUDIO上野 by LIGの支配人にもなりました。

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