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「5W1H」をもとに、サイト制作時の背景やインサイトの課題を洗い出そう

「5W1H」をもとに、サイト制作時の背景やインサイトの課題を洗い出そう

こんにちは、LIGのアートディレクターの長岡です。

10月は運動会シーズンで、子供の成長がダイレクトに感じられてとても嬉しいです。万国旗制作を手伝ったのも良い思い出です。

さて、今回の記事では、「5W1H」をもとに背景やインサイトを探り、それによって事前に課題や問題点を洗い出すことで、効果的なWebサイトを制作することができるようになるというお話です。

すごく基本的な話ではありますが、Webディレクターや担当者には必要不可欠なものとなりますので、参考にしていただけたらと思います。

背景やインサイトを知る「サイトの5W1H」

それでは一緒に「5W1H」について考えていきましょう。

1. Who:誰がwebサイトを利用するのか?

いったいどんな人たちが、サイトを利用するのか?

きちんとターゲットを見据え、最適なコンテンツを提供する必要があります。

まずは仮説からペルソナを設計していくことが重要となります。

検索キーワードをもとに、仮説を立ててみるのがいいでしょう。キーワードによっては、性別などの情報をある程度推測し、絞り込んでいくことも可能です。

また、実際のユーザを何人か集め、ヒアリングやユーザビリティテストをおこなうことで、目に見える形で課題や問題点を洗い出していく方法も大変有効です。

2. What:今回のWebサイト制作の目的は何か?

目的はいったい何なのか。ブランディングなのか、売上向上なのか、PV向上なのか。

ファンの熟成、ユーザ登録数の向上、お問い合わせ・資料請求数の向上などなど。サイトを制作するうえでは、それらの目的を把握しておかなければなりません。

目的とはすなわちビジネスゴール(KGI)であり、Webサイトに求められるのはそれに関連した指標(KPI)です。

改善点をあらかじめ把握したうえで制作することができれば、当然結果も生まれやすくなります。

アクセスログの解析結果をもとにサイトを分析し、事前に課題や問題点を洗い出したうえで、マーケティング的な観点から目的達成のためのコンテンツ制作を検討することが重要です。

3. Why:なぜ自社のWebサイトを利用するのか?

そもそも、競合他社のサイトではなく、なぜ自社のサイトを訪問してくれているのか。競合優位性なども踏まえて知っておくことが必要です。

  • オーガニック検索で上位にいる
  • 他社よりもサービスやサポート対応がよい
  • コミュニティがある
  • サイトの機能、ポイント など

他サイトと比べて競合優位性や差別化されている点を理解し、それらを活かしてサイト制作に反映しなければなりません。

「弱み」を改善することはもちろんですが、「強み」を伸ばすことも大切な要素です。

4. When:いつWebサイトを利用するのか?

ユーザがいつサイトを利用しているのかを把握しておくことも重要です。

季節性やトレンドなどはもちろん、何時くらいに利用することが多いのかに関しても把握しておきましょう。

朝の通勤時間の利用が多いのか、お昼休みが多いのか、夜の帰宅した後の時間が多いのか。そして、休日と平日のどちらが利用されているのか。

それらを分析することで、ユーザの利用シーンを想定することができます。

5. Where:どこでWebサイトを利用するのか?

自宅なのか、会社なのか、あるいは通勤中の電車なのか。ユーザはどういったシーンでサイトを利用しているのかを把握し、それに合わせたサイトを制作する必要があります。

たとえば自宅と会社とを比較したとき、どちらかのほうで明らかにアクセスが多い(あるいは想定している)場合、サイトの雰囲気はそちらにあわせるべきでしょう。

また、通勤中の電車(と思われる時間帯のアクセスが多い場合)の利用想定であれば、スマートフォン対応を最優先させなければなりません。

6. How:どのような環境でWebサイトを利用するのか?

PC・スマホ・タブレットなど、どんな環境で利用されているのかはアクセス解析で知ることが可能です。

スマホの普及でユーザとの接点が増えるとともに、アプローチの方法自体が大きく異なってきました。それらを見極め、適切なデザインで対処することが重要です。

サイト制作に入る前に実施しておきたいこと

上記の「サイトの5W1H」をもとに、事前に実施しておきたいことをキーワードとして書き出しました。

下記のうち、どれだけのことをどれぐらいの精度でおこなうことができるかで、目的達成の可能性は大きく変化することでしょう。

  • SEO、SEM対策
  • アクセスログ解析・分析
  • 競合調査
  • マーケティング
  • KGI・KPI設計
  • ペルソナ設定
  • ブランド設計
  • 情報設計(IA)
  • カスタマージャーニーマップ
  • コンテンツプランニング
  • UI/UX/デザイン設計

など、他にもいろいろありますが、代表的なものだけでもこれだけの施策があげられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Webサイト制作といっても、ただ言われたとおりのものを作ればそれでOKというわけではありません。

事前にいろいろな施策に取り組んでおかなければ、成果の出せるサイトを制作することはできません。

大切なのは、しっかりと背景やインサイトを理解し、課題や問題点について分析やマーケティング手法を駆使して仮説を立ててみることです。

そして、それらの仮説をいかにデザインや機能に落とし込み、サイトローンチ後に、検証して改善していくかだと思います。

サイト制作期間よりも、ローンチ後の運用期間の方が長いということはお忘れなく。

それでは、また。

この記事を書いた人

ヒロさん
ヒロさん アートディレクター 2013年入社
マネージャー/グロースハッカー/アートディレクター/デザイナーのヒロさんと申します。茨城県鹿嶋市に鎮座する日本三大神宮の一つである鹿島神宮の近くで育ちました。2児のパパであり、子育てとワイン、旅行を愛するアラフォーです。