今回はつるっとしたオブジェクトを簡単に紙っぽくする方法をご紹介します。
01:境界をざらざらにする
まずは長方形ツールで白い四角形を描きます。
次に長方形の選択範囲を選択して、クイックマスクモード(ショートカット:Q)に切り替えます。
クイックマスクモードの状態で、フィルタ→ピクセレート→水晶を選択します。
クイックマスクを解除すると(もういちどQを押す)と選択範囲がギザギザになっているので、その状態でレイヤーマスクを追加します。
紙がギザギザになりました!ついでにドロップシャドウもやんわりかけちゃいましょう。
02:紙をしわくちゃにする
次は紙のしわくちゃした質感を表現します。
ギザギザ部分を選択して(Ctrl+レイヤーマスクサムネイルクリック)、新規レイヤーを追加したあと、黒→白のグラデーションをランダムにかけます。
補足:グラデーションの描画モードは「差の絶対値」にしてください。その状態でグラデーションを何度もかけるとこんな感じになります。
ランダムにグラデーションがかかったレイヤーに、フィルタ→表現手法→エンボスをかけます。
しわくちゃのレイヤーができました!
エンボスが掛かったレイヤーを、不透明度20%、乗算モードにしてみると・・・
紙っぽくなりました!!
(そのまま乗せると淵が黒すぎる場合は、ギザギザを選択→1ピクセル選択範囲を縮小→Ctrl+shift+iで選択範囲を反転→選択範囲を削除で、黒い部分を消去するといい感じになります。)
完成!
奪い焼きツール、焼きこみツールを使ってしわしわ部分のレイヤーをなぞると、しわの影を濃くしたり、薄くしたりできますよ!
影を工夫して、より本物っぽく仕上げてみてください!
LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。