こんにちは。ディレクターのエリカです。
HTMLは声に出して読めなくても、書ければ良い、と思います。
英単語が読めることと、コーディング能力・プログラミング能力に相関はありません!
しかし作業の中で、当該箇所を口頭で伝える場合もありますよね。
そんな時に初めて、HTMLの読み方の違いに気付くことがあります。
伝わりさえすれば良いと思うのですが、せっかくなので「正しい読み方」と「よくある間違い」をいくつかピックアップしてみました。
HTMLを読むときの参考にしてみてください!
読みづらい系
widthの読み方
widthの読み方はウィズです。(発音記号はwídθ, wítθ/)
よく使うのに高難易度! 「ワイド」と意味だけ伝えることが多いでしょうか?
heightの読み方
heightの読み方はハイトです。(発音記号はhάɪt)
「ヘイト」と間違えやすいです。気持ちは分かります。
alignの読み方
alignの読み方はアラインです。知らないとちょっと読みにくいです。
(発音記号はəlάɪn)
relativeの読み方
relativeの読み方はレラティブ。知っていても微妙に言いづらいです。
(発音記号はréləṭɪv)
linearの読み方
linearはリニアと読みます。「ライナー」と読みたくなりますが、リニアモーターカーと同じです。
(発音記号はlíniɚ)
noneの読み方
noneはナンと読みます。nonは「ノン」ですが、noneは「ナン」なんです。
(発音記号はnˈʌn)
略されちゃってる系
H1、H2……(ヘディング ※Headingの略)
基本は「エイチワン」「エイチツー」と読みますが、実は「ヘッダー」じゃ無いんですね。
div(ディヴィジョン ※divisionの略)
基本は「ディブ」と読みますが、略さない方は意外と知られていないです。
p(パラグラフ ※paragraphの略)
「ピー」と読むことが多いです。
a(アンカー ※anchorの略)
「エー」と読むことが多いです。
href(エイチレフ ※hyper referenceの略)
hrefの読み方はエイチレフ。「エイチ」は略さないのがポイントです。
alt(オルト ※alternativeの略)
パソコンを使う人にとってはお馴染みでしょうか。
src(ソース ※sourceの略)
srcはソースとよみます。エスアールシーではないんですね。知らないとまったく読めないです。
br(ブレーク ※breakの略)
これも意外と知られていない気がします。そのまま「ビーアール」と読むことが多いです。
宗派の違い系
null(ヌル、ナル)
エンジニアが一度は通る道? nullの読み方です。
「ヌル」と読むことが多い印象ですが、英語では「ナル」と読むのが正しいです。しかしこの単語はドイツ語由来。ドイツ語では「ヌル」と読むのが正しいのです。つまりどちらも間違っていません!
※ちなみにドイツ語で007は「ぬるぬるずぃーべん」です。何か頼りない。
いかがでしたか?
読めなくたって綴りを忘れたって、書けるのがパソコンの良いところですけれど、いざというときのために少しだけ意識していただけたら嬉しいです!
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